クリスマス会には毎年≪手作りのクリスマス料理≫を作るのですが、その中からおすすめや定番のクリスマス料理をまとめてみました。
参考になれば・・・と 8種類ご紹介します。
☆クリスマスポテトサラダ
ポテトサラダをデコレーションクリスマスケーキのように作ってみました~
ホールで作り切り分けてショートケーキのように食べます。
この姿を見るとついつい買ってしまったブロッコリー‘ロマネスコ’
モミの木の森 みたいな雰囲気でクリスマスぽいですよね。
株元の茎と葉を取り除いて下からカットすると、クリスマスツリーのように分解できます。
熱湯でさっと塩茹でして使いました。
ポテトサラダのポテトは圧力鍋で蒸かすと時短に! 7分程度で竹串がすっと通る柔らかさになりました。
熱いうちにジャガイモの皮をむいてマッシャーですりつぶして塩・胡椒をし、粗熱が取れたらハムとマヨネーズを加えてポテトサラダにし、18㎝のケーキ型に詰めます。
この時に隅までしっかりと詰めると型から抜くときに崩れにくいですね。
この上にスライスしたキュウリをこんな感じに並べて・・・残りのポテトを乗せてケーキ風に作ります。
ロマネスコをトッピングして冷蔵庫で2~3時間冷やします。
型から抜くのですが、これが緊張の時間。うまく外れるといいけれど・・・
良かったぁ~ すっと外れました。赤いミニトマトを苺に見立ててトッピング。完成!
ミニトマトだけでも可愛いですよ~
セルクルで形を作り
カップケーキ風に作って盛り合わせてもいいですね。
このケーキ風ポテトサラダは女子やお子様に受けること間違い無しなんですよ~
☆オードブル盛り合わせ
クラッカーに4種類をトッピングしてオードブルを作りました。
生ハム&クリームチーズ ゆで卵&スモークサーモン トマト&玉ねぎ&ゆで卵のマヨネーズ和えです。
クラッカーはこれを。サクッと軽いのでオードブルの時にいつも使います。
オードブル皿の半分は手作りハムソーセージのお店から買ったものを並べます。
手作りばかりだと労力が大変なので購入品もプラスするこのスタイルは定番です。
オードブルは夫が担当しました。彩もきれい!
☆スモークサーモンのクリスマスリース
スモークサーモンをバラの花のように仕込んでカラフルにクリスマスリースのように作ってみました。
「わぁ~ キレイ!」と歓声が上がった一皿です。
スモークサーモンで作るバラの花は焦ると綺麗にできなかった教訓があるので予め作って冷蔵庫に。ミニトマトもトッピングしやすいように半分に切って置いたのでリース風に仕立てるだけで作れました。
まずはお皿にベビーリーフ類をリースのように丸く並べます。
庭で収穫したイタリアンパセリがここでも活躍!
バラの葉に似ているのでバラサーモンの周りに飾りました。
ミニトマトや小さく角切りにしたパブリカをトッピングして完成! 取り皿に盛り、手作りドレッシングをかけていただきます。
野菜も沢山食べられるのでクリスマスにお勧めサラダです。
☆ローストビーフ
毎年クリスマス会で一番楽しみにされている料理なんです。
熱したフライパンに牛脂を炒めその油で牛肉の表面を焼き、アルミフォイルに包んでオーブンで火を通します。180℃で2時間くらいです。
オーブンによっても火の通りが違うので焼き加減を調節してくださいね。
これは毎回夫の仕事でいつの間にかこの状態になってしまって作業の画像が無くてすみません・・・
今年2016年はローストビーフの新たな挑戦をしました。
【低温調理】で焼いたローストビーフです。話題沸騰の60℃調理なんです。
わが家のオーブンは60℃の機能が無いので、65℃で、1.2キロの肉を3時間焼きます。
一度オーブンから取り出して更に加熱が必要な場合は更に焼いて焼き加減を調節してください。
中までじっくり火が入っていてしかもしっとり!!
5mmくらいの厚さに切り分けます。
今までにない出来だと夫が自画自賛^^。 クリスマス会でも大好評だった低温調理のローストビーフでした。
長澤家オリジナルなこのタレは毎年外せないのでわたしが手作りします。
“ローストビーフのタレの作り方のコツ”
《タレの素材》
玉葱 1個
人参 1本
セロリ 1/2本
牛脂 3~4個(精肉売り場から頂きます)
コンソメの素(無添加のもの) 2個
醤油・みりん 各大さじ2
塩・胡椒 適量
水 250cc
コーンスターチ 適量
作り方
①バターを10gくらいのせ、スライスした玉ねぎを電子レンジで加熱します。ルクエでもお皿でふわっとラップを掛けてのどちらでもOK。600Wで4分くらいです。
②セロリは軸の太くて硬いところや葉を使います。人参もラップを掛けて電子レンジで600Wで4分加熱します。タレの素材の下ごしらえが完成。フライパンを熱し、牛脂を溶かします。
③加熱してしんなりとした玉ねぎを加えて茶色くうっすらと焦げ目が付くまで炒めます。しっかり焦げるまで炒めるのが美味しさのコツです。加熱済みの人参も加えて炒めます。更にセロリを加えて炒めます。水とコンソメの素を加えます。
④蓋をして10分ほど煮るとタレの煮込みが終了。塩・胡椒で味付けをし、醤油・みりんを加えます。ひと煮立ちさせたら裏ごしをします。
スライスしたローストビーフをお皿に盛り、クレソンと西洋わさびを添えてローストビーフのタレをかけて完成!
☆ローストチキン
二日前からじっくりと味をしみ込ませて焼いたので「味がしみ込んでいて美味しい!」と好評でした。
≪ローストチキンの漬け込み≫
骨付きもも肉6本の分量です。日本酒、みりん、しょうゆを各120cc混ぜ合わせ、根生姜1個をすりおろしたしょうが汁を加え冷凍保存袋に入れて冷蔵庫へ。途中袋ごとひっくり返して味をまんべんなくしみ込ませます。
クリスマスチキンは毎年作る外せないクリスマスメニューなんです。
☆シーフードグラタン
材料 4人分
スルメイカ 1杯
ホタテ貝柱 8個
海老 8本
グラタン用マカロニ 1袋
溶けるタイプのチーズ 適量
パン粉、パセリ 適量
☆ホワイトソース
小麦粉 30g
バター(食塩不使用) 30g (クリスマス会の時は有塩のバターを使いました。有塩でも大丈夫です)
牛乳 400㏄
生クリーム 100㏄
☆シーフードソテー用
バター 10g
白ワイン 100cc
≪ホワイトソース作り≫
①弱火で焦がさないように鍋にバターを溶かします。鍋は底がなるべく厚く、焦げにくいものが適しています。
②小麦粉を入れて弱火で焼き色がつかないように数分間いためます。
③滑らかになるまで炒めます。
④粉のにおいがなくなったところで牛乳を少しずつ加え、ホイッパーで滑らかになるように混ぜ合わせます。
⑤鍋を火にかけ弱火で約10分煮込みますが、ダマにならないように気をつけます。
生クリームを加えて、塩・こしょうをして味を整えてホワイトソースを仕上げます。
≪シーフードのソテー≫
①海老は殻をむき、背ワタを取り片栗粉をまぶして軽くもみ込みます。
②水で洗いキッチンペーパーで水分を拭き取っておきます。
③イカは斜めに包丁を入れ、加熱した時に丸くならないようにしておきます。一口大に切ります。
④フライパンにバターを溶かし、中火よりやや弱火でイカ、ホタテ、海老を炒めます。
⑤白ワインを加えて1~2分炒めます。
⑤のホワイトソースとシーフードを混ぜ合わせますが、ソテーした時の汁が美味しさをぐ~んとアップするので一緒に加えます。ここが美味しさのポイントです。
⑥茹でたマカロニを加えて混ぜ合わせます。
⑦溶けるタイプのチーズをたっぷり乗せます。パン粉も乗せます。
⑧180度に熱したオーブンでこんがりと焼き色が付けば完成!♪
クリスマス会は冬なので暖かいものも食べたくなるので、毎年何か作るようにしています。
今回はパーティー料理なのでど~んと焼きました。一人用のグラタン皿を使ってももちろんOKです。
あらかじめ準備をしておいてオーブンで焼くだけにしておくと当日楽ですし、熱々が食べられます。ぜひお試しくださいね♪
☆オードブル盛り合わせ
☆きのことシーフードのつぼ焼き風
今年(2016年)の新作です。
使ったのはこのパイシート。
①1袋の中に18㎝×18㎝の正方形のパイシートが2枚入っています。常温に10分ほど置いて解凍します。
②ココットに被せるつぼ焼き用のパイシートを円形を切り抜きます。ココットの直径よりも3㎝大きいお皿をこのように伏せて周りをぐるっと線を付けて切り取ります。
③余白はオードブル用に使います。クリスマスらしいクッキー型を置いて切り抜きます
ココットに被せるパイ生地とオードブルに使う生地が抜き取れました。
今回のクリスマス会は6人分だったので同じような手順で6枚から抜きました。
④天板にクッキー型で抜いたパイシートを並べます。照りをだすためにハケで卵黄を塗ります
⑤全部塗り終わったので220℃に温めておいたオーブンに入れ膨らむまで8分ほど焼きます。オーブンによって温度も時間も違うので、焼け具合を覗いてみてくださいね。
⑥焼き上がりました~ 部屋中いい香り♪
クッキー型で抜いたのに形が「なんじゃ?」というものも有ったのですが・・・
このままの形だと膨らみ過ぎて安定が悪いので厚みの半分でカット。手で切れます。
⑦盛り付け用のお皿にこのように並べます。
ハート型にはスモークサーモンを小さくくるくると巻いてフェンネルを乗せました。
ツナや生ハムなど家にあるものを乗せてもいいですね。
楕円にくり抜いたものにはクリームチーズと小さく切ってソテーしたパブリカを彩よく乗せました。
星形にくり抜いたものは、桃のコンフィチュールを乗せました。桃の季節の時に作って冷凍保存してあります。
甘い系も有ると子供や女子にウケるので、家にあるジャムなどを乗せるといいですね。
モミの木にくり抜いたのはそのままの形で飾りました。
お皿の余白にミニトマトやイタリアンパセリを彩よく乗せて完成!
サクッと焼き上がってカナッペの土台にピッタリ!冷凍パイシートの良さを実感しました。
作り方も簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。
【きのことシーフードのつぼ焼き風】の作り方
①バター、小麦粉、牛乳、塩・胡椒でホワイトソースを作ります。わが家ではお鍋で作るのですが、電子レンジで作る方法もあるので作りやすい方で作ってください。
②フライパンにバターを入れ、塩・胡椒を軽くふって海老、帆立貝柱、サーモンを焦がさないように炒めます。
③海老がほんのり赤くなってきたら白ワインを入れて、少し煮つめるとシーフードの美味しいエキスができるのでエキスごとお皿に移します。
④エリンギ、シメジも同じ手順で炒め白ワインを加えてきのこのうまみのエキスを使います。
⑤具材が均等になるようにココットに入れていきます。
このココットは「お値段以上のニトリで購入。直径が9cmで少し大きめなのでいろいろと使えそうです。6個買っても怖くない(笑)お値段なのでおすすめです。
⑥ホワイトソースにシーフードときのことエキスを加え、シチューの濃度にして温めます。
⑦ココットの中にそそぎ、丸くくり抜いたパイシートを剥がれないようにしっかりと被せます。
(忙し過ぎて途中の画像が無くてすみません・・・)
⑧190℃で15分くらい、パイシートがこんがりと膨らむと完成です。

≪コメントありがとうございます≫
さんへ 「写真をみていただけでもごっくんです。セルクルで作るポテトサラダは数年前にまねさせて頂き、ネットでセルクルを購入、わくわくしたのを覚えています。お料理はもとより、すてきな雰囲気の中でのクリスマス会、参加された方々はしあわせ!ですね。」のコメントありがとうございます。セルクルで作るポテトサラダはしばらく作っていないので、懐かしいです。
スタッフには見た目も喜んでもらえる工夫をしています^^。
カップケーキタイプは切る手間も無いので、いいと思います。最初からカップに詰めて冷蔵庫に保管すると当日慌てないで済みそうですね。「リースサラダとポテトサラダケーキ風は作るつもりでしたが、でポテトサラダはホールタイプのつもりでしたが、この記事みてカップケーキタイプにすることにしました。グラタンもいいですね・・・なんといっても今年はパイシートのおつまみですね。パイシートもうかっちゃいました。次はお正月・・・昨年までのキヨミ様の記事をみなおして計画することにします。」のコメントありがとうございます。パーシートスタンバイ済みなんですね!(笑)
ソースがとっても参考に・・・美味しそう!!」のコメントありがとうございます。まずはお詫びです。
ローストビーフの焼き時間は3時間に訂正しました。オーブンにもよるのですが、3時間で一度焼き加減を見てまだレアぽい時は更に加熱すると良いと思います。パセリが入るソースなのですが、このパセリがいい仕事してくれるんです。ぜひ♪
クリスマスのレシピ、もうどれもこれも美味しそうでヨダレが止まりません(。・ρ・)ジュル そして盛り付けの美しさにウットリ♡サーモンのバラでリースを表現するなんてホント、いいアイデアですね❀.(*´◡`*)❀.今年のクリスマス、挑戦してみます(๑˃̵ᴗ˂̵)و ̑̑」のコメントありがとうございます。
このブログだけでクリスマス料理の冊子ができそうですね。というか欲しいです(^^;) とても丁寧できれいな写真もたくさんでわかりやすいです。ありがとうございました」のコメントありがとうございます。出版して買ってもらおうかしら~笑 「これ作ってみたい」
と思うレシピがあればお役に立てて嬉しいです。
お料理もおうちも素敵すぎますー!」のコメントありがとうございます(^O^) 本当のクリスマスは夫婦二人で毎年質素な食事なんです。
このお料理を食べられたスタッフさんが羨ましいでーすこれを一度に作られるんですね( ・_・;)すごーい!!」のコメントありがとうございます。終わると燃え尽き症候群なんですよ。