おはようございます。

予備校講師の西です。


実は私の友人のお子さん(中2 私学)の悩みです。

皆さんは、どう思いますか?


​・自分は英語が苦手
・クラスの中にはすでに英検準1級を持っている生徒が数人いる
・クラスの中には帰国生がいて、英語がネイティブのような発音で会話する

⇒そのため、ペアワークやグループワークで準1級ホルダーや帰国生と一緒になると、何も言えなくなる
⇒自分の英語の発音が下手で、指名されて英語を言わなければならないときも、発音をバカにされるのではないかと思い、恥ずかしくて何も言えなくなる

学校にせよ、世の中にせよ、あまりにも「流暢な英語」を話すことを求め過ぎていませんか?


私たちは、日本語がたどたどしい外国人であっても、その日本語は理解できることのほうが多いですよね。決して発音がきれいな日本語でなくても、少なくとも私は受け入れています。


「英語の発音が下手だから、英語を話したくない」と感じている方は子供に限らず、大人でも多いですよね。


私はかつて。tomatoを「トマト」と発音して笑われ「トメィトゥやで」と指摘されている場面を見たことがあります。いやいや、イギリスやニュージーランドでは「トマトオウ」のように聞こえるんですが・・・


英語の発音に限らず、「こうしなければならない」という考え方が強すぎるのではないかと感じられ、その枠から外れると、まるで異端者のように見られる空気があります。


少なくとも私は、英語圏への留学はなく(留学は中国のみ)、自力で英会話や発音を頑張って習得している最中です。こういう仕事をしているから、発音はマシなほうかもしれませんが、でもJapanese Englishで、関西弁のイントネーションが混ざる英語だと思います。世界には、いろんな英語(Emglishes)があって、非ネイティブのほうが圧倒的に多いので、「ペラペラでなくてめいいんとちゃう?」と感じています。


しかし、中2くらいの子供には上記の説明をしても通じないでしょう。


「理屈ではわかるけど、でも友達から仲間はずれにされたくないし」


皆さんは、どう思いますか?