ルッキズムの時代
日本はルッキズムの国だー、とか今はルッキズムの時代だーとか言われますが、昭和生まれの女子(おばさん)に言わせると、日本はずっとルッキズムの国です。大正生まれの祖母の時代もそうだったし、多分世界中そうだと思う。私だって、普通に美しいものが好きだし、汚れたものよりキレイに洗われたものが好きだし、脂ぎってて角栓が詰まってるようなお肌より、すべすべしたお肌の方が好きだし。赤ちゃんなんて、もっと正直で、美人やイケメンが好き。それはどうも美醜が判断できるというより、あるべき位置に目鼻がついてるから認識しやすいから、みたいと赤子を持ってる友達が言っていた。科学的にどうかは知らないです。問題は、見た目だけのために、貴重な医療ソースを取られたり、大事な収入を注ぎ込んだり、老後どうなるかわからないのに骨格までいじってしまうことではないかと思う。手段が目的になっちゃってるというか。美しくなって、自分が幸せになり自信を持てるなら、それは全然いいことだと思うけど、借金したりローン組んでまですることではないよ、と言いたい。めちゃくちゃ整形して、スマホの画面上で美人になっても、活躍できるのがキャバクラだけ(しかも若い時だけ)、って収支バランスが悪すぎると思う。