ゲストハウスが注目される理由。
宿泊業界とゲストハウスの話を経済的な視点で記事にしてみました。
安宿としてのゲストハウスから最近では、
交流の場であったり小旅行の中の1つのツールとして立ち位置を変えつつあるように思います。
国内旅行をしても旅行となると旅費が結構かかることがあります。
交通費は、高速バスや在来線の利用でかなり抑えることができるようになりました。
しかし、先日も高速バスの事故で客として利用し学校の先生をしていた方と運転手の方が亡くなってしまいました。
交通費のコストカットというのは、限界を過ぎているものだと思います。
また、タクシー業界も政府は規制緩和の方針から規制強化の方針に転換しているようで運賃値上げを促しているようです。
そこで旅行業界では、交通費以外の分野がコストカットに迫られているのです。
例えば、ホテル業界も必要なコストと人件費とすでにギリギリの状態にあります。
しかも、東京五輪が2020年にありますが部屋数が足りない見通しとなっていて、
ホテル建設や宿泊施設を臨時で増設するのではないかと見られています。
宿泊施設で働く人も不足している状態なので、
宿泊関係者の人件費は値上がりしていく傾向にありそうです。
需要はあるのですが、人件費やコスト増も予想される宿泊業界。
難しい経営の舵取りが要求されています。
そんな中、その需要を取り込もうと新規にゲストハウスを始める一軒家などが増えています。
家族がいれば、家族の支えで家の部屋の一部を貸し出してゲストハウスを経営しだしたり。
そういうお宅は、近年とても増えています。