インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース -75ページ目

中印国境付近で小規模な交戦か、国防省は否定―インドメディア

2009年8月28日、複数のインドメディアはインド国防省高官の話として、中印国境のナトゥラ峠で25日晩から両国軍による小規模な交戦が始まったと報じた。中国紙・環球時報が伝えた。

インド紙ヒンドスタン・タイムズとCNN―IBNによれば、この高官は交戦地点をシッキム州の州都ガントックから東に54kmのナトゥラ峠としている。 25日晩から始まり、翌26日未明にはさらに激化したが、死者や重傷者は出ていない模様。インド軍の追加派兵はまだ行われていないが、現地の道路は封鎖さ れ、民間人の通行は禁止されたという。

だが、インド国防省は27日、これらの報道に対し、「交戦の事実はない。道路の封鎖は山崩れによるもので部隊を移動させるためではない」と全面的に否定す る声明を発表。インド海軍参謀総長スレーシュ・メータ大将も「中国軍がインド北東部の国境から侵攻したとは聞いていない」と話している。

ナトゥラ峠は中国・チベット自治区とインド・シッキム州をヒマラヤを越えて結ぶ交易ルート。国境紛争による62年の中印軍事衝突で閉鎖されたが、関係改善に伴い06年から再開されている。

パキスタン自爆テロ、食事中の警官ら18人死亡

数年前までは、観光地としても有名で峠の麓から蒸気機関車に乗ってのツアーもあったカイバル峠も最近の治安では観光も出来ません。

パキスタン北西部の部族地域カイバル地区の検問所で27日、自爆テロがあり、AP通信によると、少なくとも警官ら18人が死亡した。死者はさらに増える恐れがある。現場は、隣国アフガニスタンの駐留外国軍への主要補給ルートとなっているカイバル峠。同通信などによると、水差しのようなものを持って近付いてきた若い男が、いきなり自爆した。死者の大半は警官で、食事中だったという。

カイバル峠入り口
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カイバル峠道中 向こうに見えるのがアフガニスタン
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アフガニスタン国境 奥に見えるゲートで爆発があったと思われる
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グアンタナモ元収容者、国家賠償求め米国を提訴へ

パキスタン友好国閣僚級会合、トルコで開催

日米中など20カ国と国連、世界銀行などは25日、パキスタン友好国閣僚級会合をトルコのイスタンブールで開いた。アフガニスタンから流入したイスラム原理主義の反政府武装勢力タリバンとパキスタン軍の戦闘で難民が発生したマラカンド地域の復興支援を進めることなどで合意。9月の国連総会の際に米国で首脳級会合を開くことも決めた。


パキスタン、トルコ、カナダ各外相と米国のホルブルック特別代表(アフガニスタン・パキスタン担当)が参加。日本からは吉川元偉アフガニスタン・パキスタン支援担当大使が参加した。


日経新聞 より

パキスタン投資庁、日本経済特区構想を提案

投資庁(BOI)は8月19日、在カラチ日本総領事公邸で開かれたジェトロ主催の説明会で、日本経済特区構想を公表した。在カラチ日本総領事、在カラチ日本商工会企業、日本・パキスタンビジネスフォーラム理事ら総勢32人が出席し、熱心な質疑応答が行われた。この説明会の内容は6月にパキスタンタン大使館が東京商工会議所で実施したのとほぼ同一だが、在パキスタンの日本企業関係者には初めてだった。


JETRO より

イスラム教徒の女性の水着「ブルキニ」

カラチでテロ計画を阻止

パキスタン治安当局は23日、週末に南部カラチ市内で、イスラム強硬派タリバーンや国際テロ組織アルカイダとつながりがある過激派のメンバー7人を逮捕するとともに、爆弾や麻薬を押収し、テロ計画を阻止したと発表した。

警察関係者によると、逮捕された7人の所属先は、ムシャラフ前政権が2001年に非合法化したイスラム教スンニ派武装組織「ラシュカレジャンビ」で、カラチ市内でのテロ攻撃を計画していた。

米国務省のウェブサイトによると、ラシュカレジャンビは1999年1月、シャリフ首相(当時)の暗殺を計画した。約2年前のブット元首相暗殺事件や、今年3月に東部ラホールで起きたクリケットのスリランカ代表襲撃事件に関与していた可能性も指摘されている。

カラチではこの日、「パキスタン・タリバーン運動」のメンバーとみられる5人も逮捕され、警察が自爆テロ用ベストや大量の弾薬を押収した。

ワニの養殖で高級品市場へ、バングラディシュ

バングラデシュの企業家が、革や肉を輸出するために数年前からワニの養殖を始め、高級品市場への進出を目指している。

 Mushtaq Ahmed氏が2005年に事業をスタートしたダッカ北方にある養殖場では、飼育するワニが400匹以上まで増え、バングラデシュにいる野生のワニを上回 る数となった。大きくなったワニの革やワニの子どもの輸出をことし中に開始する予定で、すでにヨーロッパのバイヤーらが興味を示しているという。

 革がハンドバッグやベルトに使われるほか、歯はネックレスや装飾品に、骨は香水に利用することができ、ワニ肉もいくつかの国で食べられている。 Ahmed氏は毎年、ワニの様々な部位を計5000点輸出する計画で、2015年までに500万ドル(約4億7000万円)の収益を目指している。

 Ahmed氏は、「このビジネスは本当に裕福な人をターゲットにしているので、世界的な不況の影響を受けることはない」と自信を見せた。また、ワ ニの養殖はオーストラリアやタイ、マレーシアなどでも行われているが、欧州連合(EU)とバングラデシュは特別な関税協定を結んでいるので、有利だと話し た。

チョコ250kgでできた聖典コーラン

ラマダーン