7歳の娘は、自閉症スペクトラムでディスレクシア(読字障害)と言われています。

 

私が娘が生まれてから今までのこと。

そしてこれからのこと。

色々あったけど、多分この先も色々あると思うけど、娘と一緒に前を向いて、一歩ずつ歩いていきたいと思ってます。

微力ではありますが、もし何かの形で、少しでも私たちの日々が誰かの勇気に変わることができるなら。。。幸いです。

Nina

 

前回までの話は、よろしければこちらから覗いてみてください。

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でも、家族や周囲からは

『え、そんなの気のせいだよ。

考えすぎだよ。』

と。

 

言語の疑問に関しては

『だって英語と日本語で過ごしているのだから

みんなよりも出来なくて当たり前だし、そんな小さい時から、むしろ何か文字を読めるだなんてすごいよ。』と。

 

 

 

彼女はコミュニケーションには

ある種、長けているように見えました。


普通に笑って冗談を言うし

受け答えもする。

年齢よりも、むしろ大人びたことを言うから

スクールでは、みんなの人気者でした。

 

 


だから、周囲からしたら

むしろ私が言っていることがおかしい

って感じでした。

 

 

 

でも、私の中では

この娘の一連のやりとりが

すごく不自然に見えていました。

 

 

みんなとお喋りをしている娘の姿が

時より、まるでAIのロボットが受け答えを

しているように感じることがありました。

 

 


ーうちの娘、本当に会話してるの? ー

 

 


言語という概念を理解していないままに

彼女が喋っていると言うことを

なんとなく分かっていた私は

 

 

『すごいね、この歳で英語も日本語もベラベラなんだねー。おねがい

『発言が大人だよね、話通じていいなー。

 

 


そう周囲の人たちに言われる度に



家に帰って悶々と考えては

一人で落ち込んでいました。




ー 本当は…

そうじゃないんだよ…ね。ー




どこでもかき混ぜるのが好きで、こんな時期が半年くらい続いていました。上矢印