7歳の娘は、自閉症スペクトラムでディスレクシア(読字障害)と言われています。
私が娘が生まれてから今までのこと。
そしてこれからのこと。
色々あったけど、多分この先も色々あると思うけど、娘と一緒に前を向いて、一歩ずつ歩いていきたいと思ってます。
微力ではありますが、もし何かの形で、少しでも私たちの日々が誰かの勇気に変わることができるなら。。。幸いです。
Nina
前回までの話は、よろしければこちらから覗いてみてください。第1話:第2話:第3話
娘が、病室でパッと目を開けました。
一瞬、目覚めたのかと思って
娘に声をかけると、それは、
目が覚めたんじゃなくて痙攣。心拍数がどんどん下がる中
お医者さんたちが必死で娘に呼びかけて
対応をしてくれていました。
そんな中、担当の先生に言われました。
『ごめんなさい、正直、お子さんがもう一度目が覚めるのか。。。
我々にもわからないんです。。。でも、全力を尽くします。』
幾度となく
娘は痙攣を繰り返しました。
その光景を見て
亡くした息子のことが
重なりました。
当時、27歳だった私。
あの日、私のいつもの日常は
全く違う光景に変わりました。
目の前の現実を全て嘘だと思いたかった日。
アメリカの星条旗が
初めて冷たく見えました。
なんで。。。
どうして。。。
今はもう、もちろん、息子の事も大丈夫ですが、今でも昨日の事のように思い出す、息子が旅立った次の日の夕日の光景。どこまでも綺麗で、澄んでいました。