7歳の娘は、自閉症スペクトラムでディスレクシア(読字障害)と言われています。
私が娘が生まれてから今までのこと。
そしてこれからのこと。
色々あったけど、多分この先も色々あると思うけど、娘と一緒に前を向いて、一歩ずつ歩いていきたいと思ってます。
微力ではありますが、もし何かの形で、少しでも私たちの日々が誰かの勇気に変わることができるなら。。。幸いです。
Nina
前回までの話は、よろしければこちらから覗いてみてください。第1話:第2話
とある英語のポスターに書いてあったアルファベットを
突然、娘は読み始めました。
『H (エイチ)、E(イー)、L(エル)、L(エル)、O(オー)!』
ーえ?この前1歳の誕生日だったのに。。。もう?ー
だけど、まだ、娘は歩くか
あるかないかの時期。
子どもの発達は、運動能力、言語、感情の発達が連動します。
まして文字が読めるステージに行くのは
おおよその学術的な側面からの目安としては
4歳半以降の話。
だから、歩くか歩かないかの娘が
アルファベットを読んでいること自体が
私の中では疑問になっていました。
ー どういうこと?ー
そしてやっぱり全然寝ない子でした。
毎日5回は夜中に娘に泣かれて
起こされる日々。
そしてちょっとした物音が異常なまでに気になってしまうと、そのまま泣き続ける娘。
想像以上に体力も
精神力も消耗していました。
ほとんど寝られない状態で
職場に向かう毎日。。。
どこかで
『いつまでこれが続くんだろう。。。』と
途方に暮れ始めていました。
そんな時、娘は風邪で体調を壊した際
突然ひきつけを起こし
救急車で運ばれました。
そのまま入院。
そして彼女は、あっという間に
意識不明になり、生死を彷徨いました。
入院する前の日の娘。まさかこのあと、意識不明になるとは思ってもいませんでした。