7歳の娘は、自閉症スペクトラムでディスレクシア(読字障害)と言われています。

 

私が娘が生まれてから今までのこと。

そしてこれからのこと。

色々あったけど、多分この先も色々あると思うけど、娘と一緒に前を向いて、一歩ずつ歩いていきたいと思ってます。

微力ではありますが、もし何かの形で、少しでも私たちの日々が誰かの勇気に変わることができるなら。。。幸いです。

Nina

 

前回までの話は、よろしければこちらから覗いてみてください。第1話第2話第3話第4話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの子、何も悪いことしてないよ。。。

 

 

 

あまりにも早すぎる

息子の死を受け入れられず

生きている子供達を

見ることさえも辛すぎて

精神的にできなくなりました。

 

 

私は、天職だと思っていた

幼稚園での仕事を辞めました。

 

 

 

生まれて初めて

心の底まで空っぽになりました。

 

 

 

ー どうして、私だけが生きているの? ー

 

 

 

でも、時は人の心なんて

待っていてはくれません。

 

 

 

仕事しなきゃ。。。

 

 

 

 

息子がいなくなって1ヶ月半後

必死で

デザイナーになりました。

 

 

 

ー 生きていかなきゃ ー

 

 

 

ただ、それだけでした。

 

 

 

 

だからなのか

最初の半年間は仕事で何をしていたのか、

今でも記憶がありません。

ただ、仕事が終わって家に帰ると

現実を受け止められず、

毎晩、泣いていたことだけを

覚えているんです。

 

 

 

 

でもそれは、ずっと自分の中に閉まって

生きていこうと思っていたのです。

 

 

 

 

ー お願い、もう2度と

そんなこと。。やめて。。ー

 

 

 

その時、寝ている娘が

一瞬微笑んでくれました。

 

 

ハッとして

我に返りました。

 

 

 

ー そうだ!この子、きっと生きてくれる。

息子もきっと、どこかで

彼女を守ってくれているはず。

大丈夫だって、信じよう。ー

 

 

 

上矢印私はカソリックなのですが、クロスを2つ付けています。1つは私の。もう1つは息子の。

もちろん、もう今は悲しみの中にはいませんが、でも私はこの2つのクロスを付けて生涯を終えるんだと思います。親って、きっと、そうですよね。