チャールズ3世のホロスコープ
占星術&フラワーエッセンス相談 虹の花りえこ です。
幼い頃の親(特に母親)との関係が性格形成に影響があると
書いた。
一般的に、子どもは父親よりも母親と絆が強いために母親との関係性が性格形成に影響が強く、
父親が母親の次に影響を与える、
と言われている。
ということで、今回はチャールズ国王の性格形成に父親との関係が、どのように影響したか?占星術で考えていく。
チャールズ国王の父は、政変で国を追われたギリシャの王族でイギリスの元海軍軍人だったフィリップ殿下。
エリザベス女王が一目惚れしたほど、背が高くハンサムだった。
亡命生活で苦労したためか根性があったが、短気で失言も多いことで知られていた。
フィリップ殿下のウィキペディアには
父親として厳格な躾を施し、とりわけ長男のチャールズ王太子には将来の国王となるべく関与し、不幸な影響を与えた
フィリップは内気なチャールズ王太子より、活発で自身に似た性格のアン王女を可愛がった
エリザベス2世もフィリップも、子供たちに「フォーマルに」接した
フィリップは息子を戸外で遊ばせるよう命じ、幼児に恐怖心を与えるやり方で無理強いすることもあった
フィリップは自身の母校であるチーム校へチャールズを入学させたが、チャールズは団体競技や団体生活に馴染むことができなかった
フィリップ殿下がスポーツ好き&根性のある性格の為か、息子を根性で育てようとした怖いオヤジ的な様子が感じられる。
チャールズ国王は、幼年時代、内気で父親とは真反対の性格、
なので、父親は性格が似ている妹を可愛がったという。
つまり、忙しい母親と、妹を可愛がる怖い父親を持ち、屈折した幼年期を送ったのだろう。
さて、それらを裏付ける為にリーディングをする。
まずは、父親を読み解く為に太陽を見る。
チャールズ国王の太陽は冥王星とスクエア、
これは父親が原因で、自己表現が抑圧される、
もしくはコントロールをしてくる父親により自分らしさの表現に深い抑圧がかかる、
とも読める配置。
このアスペクトは、下記に書いたようにも読み解ける。
さて、父親に関しては、I Cからも読み解ける。
(MC説もあるが)
ICは天秤座でバランスが取れているようにも見え一見良さげに見える、
でも、海王星と金星がコンジャンクションで、
そのコンジャンクションと冥王星、火星が小三角を形成していて、
父親起因の、心の奥に、愛情に関しての不安感(IC に海王星と金星がコンジャンクション)、強い怒り(冥王星、火星)がある、と読める。
フィリップ殿下のチャールズ国王に対してのエピソードを読むと、いかにもあり得るチャールズ国王の父親(フィリップ殿下)への心もちのありよう、
そして、それによる性格形成がネガティブに出てしまったとも考えられる。
これは私の推測だが、こういった事から、チャールズ国王は幼い頃から両親の愛情に関しての不安感を抱え愛情を求めていた、
それが、どこか母親(エリザベス女王)に似ているカミラ妃(ダイアナ妃は全然似ていない)を、ずっと忘れられず執着したのではないか?
それは、執着心がとても強く(太陽蠍座と冥王星獅子座)、理想の恋人獲得の為に膨大ねエネルギーを注ぐ(海王星と金星コンジャンクション、冥王星、火星の小三角)と読める事からも感じるのだけど。
チャールズ国王のダイアナ妃への酷い仕打ちを見ていると許せない気分もあった、
けど、チャールズ国王が育った環境を調べると、どうしてそこまで愛の無い態度が持てるか?カミラ妃に執着したか?が、わかる気もしたリーディング。
人はその生育環境、母親と父親によって、性格が形成される、という見本のようなチャールズ国王のホロスコープでした。
★そのほかの記事
★虹の花のできる事(他はメニューに)