今日の授業は

いわゆるフランス装と呼ばれる製本の仕方でした🇫🇷

 

今日は東京で製本の授業に参加するために上京する予定でしたが、のど風邪をこじらせてしまい、オンラインでの参加となりました。

現地で実際に手を動かす時間とは比べ物にならないものの、講師の先生の授業の段取りや言葉のかけ方をライブで見せていただけるのは本当にありがたいことです。

随分前から製本に興味はあったのですが(できるかなあ、どうかなあ)と
考えすぎて踏み出せすにいた過去のことを思い出すと、今、本格的に手製本を学んでいることが不思議でなりません。

いつか旅をしながら世界各国で開催されている製本ワークショップにも参加してみたいなあ。夢はどんどんふくらんでいます。

一歩踏み出したことで、私の出会う人、考え方、そして未来が完全に変わりました。これからもどんどん変化していきそうです。

英語はどうでしょう?

会社員生活を辞めて、
フリーランスの英語講師になろうと思ったのは自分が習いたい方法で英語を教えたい、学び合いたいと思ったからです。

学校で学んできた英文法や発音、それももちろん大事ですが、日本人以外の人たちと英語を介してコミュニケーションを取りたい!できれば楽しく!という理由の方も多いように思います。

さまざまな経験を積んできて大人になった私たちは、今、十分に海外の人たちと楽しく会話できる何か(私で言えば、製本、刺繍、旅など)を持っているはずです。

一方で、暗記は苦手、文法学習は嫌だ、と思う方も多くおられるのでは?

わかります。私もそうでしたから。

そんなに辛い思いをしなくても、
自分自身の人生を楽しみ、豊かにする英語の世界はあります。

同時に、英語で誰かと話をするということは自分自身が日々考えていることを誰かに伝え、共有する本来とてもシンプルで楽しいことです。

できるできないを誰とも比べる必要はないし、始めたいと思った時が学び時。

それが大人の英語の学び方だと、私は思っています。

 

 

現在 東京都現代美術館で開催されている展覧会

翻訳できない わたしの言葉 (〜7.7まで)

 

他言語を学ぶことでその言語を生み出した人々の文化や歴史に触れるように、誰かのことを知ることは、その人の「わたしの言葉」を、別の言葉に置き換えることなくそのまま受けとろうとすることから始まるのではないでしょうか。

 

- 東京都現代美術館 翻訳できない わたしの言葉 展覧会特設 HPより-

 

私が訪れた時は、

一人で展覧会を見ている人が多くいらっしゃいました。

 

静かな会場。誰も言葉を発していないのに

言葉が見えるようでした。

 

翻訳できない展覧会。心地よい時間でした。おすすめです!