タイトル変更のお知らせ ここから
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旧:Youtubeに高音質でアップロードする方法 2017年6月
新:Youtubeに高音質でアップロードする方法 2020年02月
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2020年02月、状況に変化ありました!!
従来は映像サイズが2.5K(2560 x 1440)以上でないと
被登録チャンネル数1000未満のユーザーはOpusが作られなかった
のですが、これが撤廃されたようです!!嬉しい~♪
今後は普通に動画作ってアップしてもOpusが作られまする?。
私が数年前にアップロードした動画も全部Opusが作られて再生可能になっていたことも併せて報告します。当然、この過去のソースから作られたOpusは音が良い訳ではありません。確認してみると16kHz辺りでばっさり切れていまた。
Opus再生も一時はPremiumユーザーのみでしたが、2020年02月10日時点でm、通常ユーザーでも問題ないようです。
と、喜んだのも束の間、
2.5K未満のサイズで私がアップロードした動画のOpusは
有料のYoutube Premiumメンバーしか再生できません!!
一般ユーザーはm4a(AAC)になるようです。
→2019/11/12 Premiumメンバーでログインしても
m4a(AAC)再生になるように変化したようです。
(OpusはYoutubeサーバーにあります。単に再生に使用されないだけ。)
ただし現在でも2.5K以上のサイズでアップロードすれば
一般ユーザーもOpusの再生が可能、これは今まで通り。
つまり一般ユーザーからみた状況は「まだ」変わっていません。
新しい情報が分かりましたらこの追記を編集します
追記ここまで
タイトル変更のお知らせ ここまで
最近はYoutubeに個人でアップして楽しまれている方を多く見かけます。
Youtubeでは音質のよい新音声コーデックOpusが使われ始めました。
20kHzまで再生可能なのが特筆です。
ttp://rdkblog.wp.xdomain.jp/videosite-soundquality
いきなり結論↓
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●非圧縮(PCM)をアップロードする(圧縮音源たとえばAACを使わない。動画編集ソフトから動画を出力するとき、音声の形式がPCMであること。)
2019/06/24追記 serierilさんのブログより 2019/3/30 追記
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その後の調べで、Opusコーデックの仕様上、すべてのオーディオは20kHz以上をハイカットしたのち48kHzに変換されることがわかりました。(44.1kHzのソースも、一旦48kHzに変換されます)これはコーデックを最適化した結果であり、このSR変換が問題になりえるほどクリティカルな用途においては、はじめからFLACなどの可逆圧縮音声を使うべきだというOpus開発陣の考えに基づくものだそうです。
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※2015年05月某日以前 のOpusが存在しなかった時代の動画は、
順次Youtube側が再エンコードでOpusを作成中?そのためOpus=高音質とは限らない。
※ビデオカメラをお持ちでない人はデジカメ写真でもOKです↓
全画面で閲覧下さい → https://youtu.be/x7lcNbmOEVQ
アップロードする映像サイズが1440p以上でなくても
Opusが作られるようになった模様です。
過去のOpusがなかった動画も、今ではOpusが作成されています。
●音量を-0.5dBノーマライズ(正規化)してアップロードする
※再生系のリミッターを回避するためにソースの時点でレベルを抑える。
・WindowsのWASAPI共有は -0.13dB よりも大きな音でリミッター発動
・ブラウザChromeは -0.5dB よりも大きな音でリミッター発動
※詳細は、別記事 → Youtubeに高音質でアップロードする方法 (ピークリミッター)
●再生側は24ビット48000Hzにしておこう アップロードと関係ありません。後述します。
※仮に44100Hzでアップロードしたとしても再生のOpusは48000Hzなので
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結論おわり!!
↑
これで話が終わってはつまらないので。。。。
多くの人のパターンをご紹介。
↓
再生画面を右クリックして「詳細統計情報」というのを見ると、
どういうデータを再生しているか知ることができます。
140が多く見受けられます。
140 は AAC のビットレート 128kbits/s を指します。※画面イメージはChromeです
251 が もっともお手軽で音が良いので 251 を使いましょう。
つまり Opus の 160kbit/s です。
OpusはVBRなので瞬間的には256kbit/s以上の高レートをを叩きだします。
※251のほかの値はWikipediaを参照下さい
※256kbit/sの動画はこちら→ (音量注意) 0dB 16000Hz正弦波
でもね、これが難しかった。自分でアップしてみたけどOpusが作られない。
ネットで調べるとVP9やOpusは後で作られるというけれど・・・・作られない。
Youtubeのサーバーにある音声は m4a の AAC だけ。ひっそりと Voribis もある。
1080pのハイビジョン映像。もちろん非圧縮のLPCMアップロードしたのに。
わけわからーんと嘆いていましたが・・・
↓
4K動画ならアップロードしてから1時間ほどで
Opusの音声が作られる事が分かった!!
※休日は2~3時間かかるようです
1080p程度の普通のHD動画は軽視されてるってことか。
ちなみにアップロード直後、サーバーにあるのは AAC 192kbpsです。これは音が良い。
しかしこれは約30分後に削除されて AAC 128kbps に置き換わります。なぜじゃ(汗)
アップロードした人はしばらく放置してから動画の音質を再評価する必要があります。
私がアップした4K動画 (音量注意!)
(1時間後、 251 で再生されるようになった~♪感激!!)
自己アップ「初」の251(Opus)です。半月前にアップしたHD動画はまだ140(AAC)のままなんですけど・・・
↑の動画はOpusの再生帯域の上限を知りたかったので
ホワイトノイズの上に 19~22kHzの正弦波を重畳 させています。
Youtubeにアップロードしたソース(LPCM)のスペクトル
アップロードした動画をChrome(251)で再生中のスペクトル
Opusです。20kHz以上カット。十分ですね。 (パソコンのSPDIF出力を観測)
番外:アップロードした動画を InternetExplorer (18)で再生中のスペクトル
画面解像度 320p の場合は AAC 96kbps/s (18) になります。16kHzくらいでカット。
番外:アップロードした動画を InternetExplorer (22)で再生中のスペクトル
画面解像度 720p の場合は AAC 192kbps (22) になります。これも16kHzくらいでカットか orz
2017/07/05追記(22は AAC192kbps とされていますが、最近実測すると128kbpsに落とされているようです)
22 は AAC の192kbit/s のはずが・・・音質は奮いませんでした。
2017/07/05追記(22は、最近実測すると128kbpsのが多い)
ブラウザはInternetExplorer以外!!
※InternetExplorerでは Opus も 4K も 再生できないみたいです。
では Opus(251) と AAC(140) の違い を
アップロードした動画の再生で比較してみましょう。
設定で Opus or AAC を指定できる Foobar2000 を使います。
==========何それ?知らないという人向けの情報==========
foobar2000 の 夜明け Youtube高音質再生来たる
foobar2000でYoutube(お得情報)再生編
https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12468879490.html
https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12468879490.html
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●AAC 128kbits/s ※Youtube.comからの直接再生 140
●Opus 160kbits/s ※Youtube.comからの直接再生 251
差は歴然です。重畳させた成分がよく分かります。
Opus はVBRなので、音源によっては 256kbps を叩きだします
ご存知のように Youtubeにアップロードした動画(音声)の形式は
低解像度~高解像度、低ビットレート~高ビットレートと何十個?
と時間をかけて作られます。
今 Opus が無くても数か月・数年後?に作られるかも知れません。
しかし、アップしてすぐに人に見て欲しい。
しかも音にも拘りを持ちたいならば、4Kが一つの手段です。
251 を使ってくれる・・・再生側の配慮も必要ですが・・・
自分がアップした動画、
いま現在どんなファイルがサーバーに陳列されているのか?
知るために便利なツールがあります。
youtube-dl
今回の4K動画を調べた場合 (一つの動画でコレです,すごい種類でしょ?)
【使い方は下記URLを参照】
youtube-dl で 乃木坂 あしゅ の YouTube動画 を 好きなだけ DL する 方法
最後に動画作成中の画面をご紹介。
音声は Linear PCM で 録ってそのまま Youtubeへ!!鮮度が大事です。
TMPGEnc Video Mastering Works6
3840 x 2160
【再生側も24ビット48000Hz】
Opusを高音質で再生するにはWindows側の設定も必要です。
44000Hzまたは16ビットになっていると再生時に音質が劣化します。
※YoutubeをASIOやWASAPI排他で再生している人には無縁の話です
※16ビットだとWindowsがディザを付与します。24ビットならサンプリングレートが合っていて
ピークリミッターがかからなければビットパーフェクトです。
再生環境を48000にしておくと再生時のレート変換が無い分だけ音質的に有利。ちなみにYoutubeのAACは44100固定です。逆にAACを高音質に聴きたい場合は44100を選択しないといけません。。。 面倒ですよね。
根本的にはFoobar2000等で「WASAPI排他」や「ASIO」を利用すれば、この設定自体がスルーされて通らなくなるので、煩わしさから開放されます。
AAC-LC ではなく PCM の根拠 AAC-LCは妥協するとき (YoutubeのHPより)
というわけで 251 Opus おすすめという記事でした。
■2022/11/24追記:8月くらいから 5.1ch にも 対応したらしい
おしまい
お役立ちリンク
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*Youtubeフォーマット一覧
開いたら Comparison of YouTube media encoding options [Show] をクリック
*新音声圧縮フォーマット「Opus」 とは?
*Youtubeで簡単に高音質を得る方法 (3) いつから高音質?
*YouTubeの音源は 「音」が悪いといわれているが
*Youtubeで簡単に高音質を得る方法 (1) まとめ
foobar2000でYoutube(お得情報)再生編
foobar2000でYoutube(お得情報)録音編
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