
「声」
水溜まりに溺れる砂は、
消えゆく月の光に添って、一粒ずつが眠らされゆく、
真夜中3時に地表を濡らす雫はボトルで何本くらいになるだろう?
充てがわれた時間に依って、日々に削り取られゆく僕ら、
四百字詰の原稿用紙に行き先忘れた言葉を落とす、
散らかり続ける感情を、冷えゆくばかりの体はスープ、
ラジオからは砂の鳴き声、僕は確かにそれを聴く、
咲かない花の種を蒔いた、昨日も今日もそんな気分だ、
灰だらけの砂の上、樹々にもたれて眠りにつきたい鳥は羽根を捨てたがってた、
儚い時間を流れる水は、溺れるだけの砂のよう、
告白続ける私たちの絡まる声もやはり砂、
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