
「陽の下の私たち」
凪ぎつつある風を背に、東の地へと一歩ずつ、
爪先には安らかなる砂の音、
まばらに点々、伸びゆく緑は繊細でも紛れもない、
見上げた夜に鳥の使い座、目を閉じ、鳴らさる指笛を聴く、
朝の光の瞬き柔和な光線の、直線のなか、踊る埃も乱反射、
花であればいつか枯れゆく、いま咲く其れの一輪ずつに願いを話す、
遥かかの地へ届きますよう、想いを託す、例え其れが重なり合らずとも、
草原に舟を浮かべた、鮮やかなる色、満たされゆく季節を想う、
ゆく途中か帰ってきたか、渡る鳥の嘴には淡紅一輪、
小さく啼いた、そこに歓喜を聞き出そうと、
澄み渡る青、流れゆく白、揺らぎ続ける陽の光、
君は僕は祈りの子供、歩み続ける旅の祈り子、
凪いで鎮まる幸福なる大地であれと、
暴るることなくいずれは仔たちが戻れますよう、
調和のなかで呼吸する、草原にて口笛を吹く、
祈りと願いは時にて果てることはない、
調和の季節に君を思う、
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