NHKD_blog02 -18ページ目

6月に見た映画雑感・前編

6月編は結局ギリギリで8月に突入…。

暴走特急
先月見た斬撃にやや傷心気味だったので、セガールで受けた傷はセガールで癒すべく人生においてもっとも繰り返し見ているであろう暴走特急を久々に見ました。
やっぱりいいですね~弾丸は貫通したらケガのうちに入らない!

エイリアン
エイリアンさんのディティールやフェイスハガーとかは大好きなくせに実は元のシリーズをちゃんと見たことがありませんでした。
以前見た遊星からの物体Xもそうでしたが絶対に逃げ切れない場所(今回は宇宙船の中)で未知の存在と対峙するというのは、なかなか実際に経験できることではないですが想像以上に恐ろしいことなんでしょうね。
なかなか存在をあらわにせずエイリアンの全貌が見えてこないあたりが大変ホラーな作りでよかったと思います。
あとネコちゃん!

ショーツ 魔法の石大作戦
特別版

ロバート・ロドリゲス監督のファミリームービーです。
ファミリームービーということで若干タカをくくっていた部分が正直あったのですが、これはやられた!
言葉遊びやくだらないまでに派手な演出、よく見るとけっこうエグく感じる部分もあったりしてしっかりロドリゲス節を感じましたよ。
また1本のストーリーを短く分割し少し時系列をばらして構成されていて、後から謎が解明したり、子どもが見ていても飽きにくい作りになってるんじゃないでしょうか。
短編・ショート(Short)をまとめた映画だから「Shorts(ショーツ)」というタイトルがつけられていますが、これ日本的にはなんかもうちょっと気の利いた邦題をつけてあげたほうが見る人増えると思うんだけどな…どうなんでしょう。
そしてロドリゲス監督の描くヒロインはどうしてこうもかわいく強いのでしょうああヘルベチカ様…。

ドーン・オブ・ザ・デッド
ディレクターズ・カット

ロメロ監督の「ゾンビ」を元にリメイクされた作品です。
逃げ込んだ先はゾンビと同じ大きなショッピングモールで大まかな流れも一緒ですが、主人公の勤務先が病院だったり多少リメイク元と異なる点があります。
映画の中ではモール内での生活よりもややサバイバル的な部分が多く描かれているような印象を受けました。

ビートルジュース
ティム・バートン監督のホラー的なコメディ作品です。
1988年に公開されたのでだいぶ古い映画になってきましたがさすがのティム・バートンといった感じで映像自体にもそんなに古さを感じないで見られるのではないでしょうか。
しかしやはりティム・バートン作品はどこかに悲しさみたいなものを突っ込んでくることが多いですが(バットマンリターンズのペンギンとか切なすぎて見てられないタイプ)ビートルジュースもその辺ははずしておりません。
まず主人公夫婦が開始早々死ぬ!
予備知識も何もなしに見たのでちょっとひっくり返りそうになりましたがまぁ物語はそこから進みます。
ウィノナがとってもとってもかわいかったです。

微妙な本数ですがなんとまぁ後編に続きます…。

5月に見た映画雑感・後編

7月も後半に差し掛かってやっと5月に見た映画後編ですワハハ!

ベイブ:都会へ行く
【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】

前作は見ていて大好きだったのですがここに来てやっと続編を見ました!
動物たくさんのファミリームービーとは仮の姿、監督・脚本があの「マッドマックス」シリーズのジョージ・ミラーなのでかわいい動物たちの奥底に限りなくマッドネスが潜んでおります…!
そういう大人的な楽しみ方もできる楽しい映画でした。

Dr.パルナサスの鏡
劇場にも見に行きましたが久々に見たくなったので借りてきました。
序盤に出てくる鏡の中の森にある奥行きとかやっぱり好きです…それが監督の手法なのか美術さんのアレなのかそういう難しいことはわかりませんが、モダンなデザインが好きな方も見たら楽しいのではないでしょうか。
ためになるようなならないような、言いたいことがあるようなないような、そういうオチも好きです。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
今回も何とか大きいお友達だらけにならずちびっこもいる劇場で鑑賞して参りました!
これはなんというかもうほぼ完全に昭和のちびっこ向け作品…!
オーズや昭和・平成ライダーもたくさん出てきますが1号2号ライダーがヒロインでした…。

斬撃 -ZANGEKI-
セガール&ゾンビという大変私得な設定の映画だったのですが、ですが…!
わりとドタバタしたうちに終わってしまった印象で、セガールアクションもだいぶ活かされてないというか肩上がらなくなったなー…とか思ってしまいました。
敵側にもすごくキャラ立ちしそうな登場人物がいたのに全然いかされず終わってしまったのが残念。

ゾンビキング
ゾンビとプロレスラーというまた私得的なお話です。
B級映画好きがB級映画を作るべくして作ったというのが画面から通して感じ取られたんですが、実際はどうなのかな~。
何をどうプレゼンツしたのかわかりませんが「ジョージ・A・ロメロ PRESENTS」というクレジットが入っているのでロメロ監督が制作に関わっていると思って借りたら何じゃこれ!だったという感想もちらほら見かけます。
私はそのB級愛みたいなものが逆に好感持てまして、楽しく見てしまいました…。
突然始まる公園(?)プロレス、そして延々と繰り広げられる海岸プロレス、ラストは楽しくパーティー!
頭を柔らかくしてみる映画だと思います。

死霊のえじき 完全版
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド、ゾンビに続くロメロゾンビ3部作の3作目です。
リビングデッドとゾンビ同様ゾンビが蔓延した世界で、舞台は地下シェルターという前作2作以上に閉鎖された世界です。
かつ前作2作よりも登場人物はゾンビに慣れていて、ゾンビ狩りのようなシーンがあったりある程度知能を持ったゾンビであるバブを飼い慣らそうとするシーンが出てきます。
ゾンビたちのワラワラしたシーンやグチャグチャしがちなアクションシーンよりも人間ドラマ的なシーンの方が長く、それでも怖いところはちゃんと怖く見せるあたりはさすがなのかしら~と思いました。
みんなでバブのマネをすればいいと思うよ!

侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦
同時公開があったとはいえ30分もない短い映画!
映画なので演出は豪華ですが長さ的に本編のようにサッと見られるというのもいいのかもしれません。
べっ、別にハイパーシンケンレッドになった殿にキョウリュウマルでしばかれたいとか思ってないからねっ!
3Dでも見てみたかったな~。

失踪
勉強してみようかしらと思っていたジェフ・ブリッジスの映画がテレビでやっていたので見てみました。
監督自身がハリウッドでリメイクした映画だそうで、ジャンル的にはサイコサスペンスあたりになるんでしょうか。
ドライブデート中にパーキングエリアで突如失踪してしまった恋人を、表面上は普通通りの生活をしながら3年以上ずっと手がかりを探しているというのが主人公です。
主人公と犯人の心理がわりとさらっと描かれているので怖い…!と思うようなこともそれほどなく…。
いざとなると女ってやっぱり強いのかしらと勝手に思わされた映画でした。

5月に見た映画雑感・前編

あれぇもう7月なのに感想は5月分のしかも前編ですっておかしいわねぇ。

デッド・フォール
典型的アメリカン刑事のカート・ラッセルとメガネインテリ刑事(でもガッチリ)のシルベスター・スタローンというちょっと珍しい組み合わせの刑事物アクションです。
これ私も知らなくて日本だとあまり知名度のない映画かもしれませんが、アクションもちょっとしたコメディもふんだんに取り入れられてて大変に楽しめましたです。
特にいろんな方面にはっちゃけているラッセルが大変ラッセルなのでラッセラーにはおすすめです。

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド
スペシャル・エディション

リビングデッド(ゾンビ)を世に広めたと言ってもいい作品です。
トム・サヴィーニが監督したリメイク版の方を先に見たんですが、確かにリメイク版はこの元作品を上手になぞってかつ時代に合わせた作りにしたんだなぁと思いました。
で、本作なんですがロメロ監督のゾンビパニックを通して人間の人間くささとダメさ加減みたいなものを描くのはやっぱりいいなぁと、そしてえげつねぇなーと思いましたよ。

フィッシャー・キング
勉強中のテリー・ギリアム監督のヒューマン・コメディ的な作品です。
以前見た同じくギリアム監督の「ローズ・イン・タイドランド」にも出演していたジェフ・ブリッジスが主演でタイドランドの枯れ果てたオヤジ役と対照的に垢抜けたかっこいいおっさん(でも若い!)で、気になる俳優さんがまた一人増えてしまいました。
もう一人の主演はロビン・ウィリアムズ、大変に突き抜けた演技をしてらっしゃいます。
Wikipediaなんかを見ると脚本にほぼ忠実に制作したそうですが、それでもギリアム監督らしい視覚的な演出がところどころに出てきてお気に入りの映画です。
2回ほど泣いてしまいました…。

フォーン・ブース
テレビ放送を録画で。
なるほどこれは吹き替えで見るとオチで「オウフwwwwwww」となるのを理解。

バロン
ギリアム監督作品の、実際にいたとされるホラ吹き男爵をモチーフにしたおとぎ話のような映画です。
女性に恋をするとどんどん若返るバロンが面白かった…。
キレイでちょっと暗くて人間のキレイなところも汚いところもちゃんと描いてくれているのが何とも好きです。
ラストはつい微笑んでしまうような、なんだか元気が出ましたよ。

ピアニストを撃て
〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選5〕

人生初フランス映画です!
今は場末のパブでピアノを弾いている一人の男性ピアニストを中心に物語は進みます。
モノクロだけどだれることなく見られました。
時々挿入されてくるコミカルなシーンが楽しかったです、お母さん卒倒とか。

マチェーテ
劇場で見ることができなくて(地元上演がありませんでした)悔しかったマチェーテをやっと見ました!
R18作品ですがそこまでだったかな…?と思う程度には何かがマヒしているのかもしれません…まあ腸とかそれなりのエロシーンとかなのかな。
シナリオは比較的単純、とにかくバカな演出を真剣にかっこよく作ってみたらこうなったよ!というような映画だと思います。
しかしロドリゲス監督の女性ヒロインはどうしてこうもかっこいいのか。

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
これも劇場に見に行こうかと画策したもののタイミングが合わずに見に行けませんでした。
ゲームのアクションに近づけようとして作っているのがよくわかりましたが、映画序盤のダスタン王子の子ども時代が一番ゲーム中のヌルヌルした動きに似てるなぁと思いました。
DVDによっては入ってないかもしれませんが映像特典のメイキングもなかなか興味深く、楽しく見ましたよ。
ディズニー映画だけあってラストはハッピーエンドなので安心して見られるかと思います。
それにしてもダスタン王子役のジェイク・ジレンホールさんはなんともディズニー顔ですねぇ…。

実はまだ後編に続くんですがそちらはまた後日…えへへ。

4月に見た映画雑感

なんとか5月中に…!
というわけで4月に見た映画のまとめです~。いつものようにネタバレはしないつもりですがヒントとなる記述などあるかもしれません。

マッドマックス2
北斗の拳など後世の「世紀末感」に大きな影響を与えたという作品で、北斗の拳的世紀末と言われて想像できる未来そのまんまの世界観です!
水とガソリンを奪い合うようになったらそれは太陽暦を無視して世紀末なのです…。
3作品の中では一番好きでした!

天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕
特別限定版

ゴリゴリと戦隊熱が大復活してる中、春になって地元でやっと上映してくれたのでもうソフトもリリースされてるけど劇場で見てきました!
1時間半もない上映時間の中でわりとしっかりとお話をまとめてくれたし、その分展開も早いけどそれぞれの戦隊の持ち味が出ていたように見えてよかったですね~(そして何よりバトルシーンがいっぱい)。
劇場で見て上がったテンションをそのままに家に帰ってすぐにDVDを注文しましたさ…。
ちなみに劇場ではあやうく私のためだけの上映会になりそうでしたが、始まるちょっと前に親子連れが滑り込んである意味セーフでした。

マッドマックス~サンダードーム~
マッドマックスシリーズ3作目、続編のようなそうでないようなお話です。
ここへ来てやっと表題通りマックスがマッドな雰囲気で始まったような気がしますね!
あちこちで言われているようにティナ・ターナーのための映画だったという雰囲気は否めないと思いました。
ところで4と5はいつ公開されるんでしょうね(真顔で)。

サロゲート
ブルース・ウィリス主演の社会派?サスペンス的なお話です。
ユートピアの裏に隠れたディストピア的な、よくあるといえばよくある設定でした。
ウォルト作品じゃなかったらどういう表現になっていたかな~と思います。

ゼイリブ
なんどめだゼイリブ。
最近ステキなゼイリブTシャツを買いました。

ブラザーズ・グリム
お勉強中のテリー・ギリアム監督作品です。
12モンキーズで監督が好きになり未来世紀ブラジルも大好きな私的には本作は「やさしいギリアム」といった印象、初めてのギリアムにもおすすめと言えると思います。
グリム兄弟の弟役のヒース・レジャーが大変にかわゆいのでヒース好きさんは必見ですが、一部若干虫です。

フットルース
テレビ放送で初めて見ました!…コレ…コレは…!
クセになりますね…!
見てから半月くらいずっと頭の中がフットルースでことあるごとにナッガナガッ!ルース!してました。
内容的には「80年代アメリカの片田舎で繰り広げられる若者の音楽と青春」なので軽~く見られるのもいいですね。

ローズ・イン・タイドランド
ライトなギリアムから一転、怪しくてダークで美しい、私が思う「いつものギリアム」な作品です。
登場人物はみんな個性的でひとクセもふたクセもあるようなタイプだったりして、そして序盤から主人公である女の子の母親がオーバードーズで死んだりしますが、なぜか日本での煽り文句は「テリー・ギリアム版不思議の国のアリス」みたいなことを言っていたようです…。
幼い少女が不可解な状況と人物に遭遇するという点では似てるかもしれませんが、アリスのようなお話ではないということだけは書いておきますw
少女の父親役であるジェフ・ブリッジスが最高にクレイジーでイカしてて、またひとり好きでチェックしていきたい俳優さんが増えてしまいました。

ローズ・イン・タイドランド

$NHKD_blog02 $NHKD_blog02
最近テリー・ギリアム監督作品を続けて見ていまして、そのひとつ「ローズ・イン・タイドランド」も先日DVDで初めて見ました。
感想を一言で表わしますと、なんという狂ったギリアム!という感じでしょうか、美しさの中にある静かな狂気と幻想的な世界のすぐ裏側にある現実。
ちょっと怖さすら感じる作品だったのですが、それでもなんとなくまた見たいと思ってしまうのはなんでなんでしょうかねぇ。
同時期に見たフィッシャー・キングの方が惹かれるものが強かったように感じたんですが、それでもこうしてアイコンまで作ってしまうということは何か引っかかるものがあったのでしょう。

はい!長い前置きが終わりまして久々にまともなアイコンを作ったんですよ!
その「ローズ・イン・タイドランド」の主人公ジェライザ=ローズです。
映画の中で印象的だったのが広く澄んだ青空と麦のような枯れ草のコントラストだったので、それを背景にしたものと、私好みに背景を透過させたものです。
最近Twitter用に作ったアイコンは実はどれも小さいサイズで作ったアイコンを拡大させたものが多くて、48×48の大きさで100%のドットを打ったのは久々でした。
そうです正直サボってました。
久し振りにこのサイズでやると細かいところまで作れてやっぱり楽しいですね、ちょっと時間はかかってしまいましたが。