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1月に見た映画雑感・後半

はい~1月に見た映画の後半ですよ。
ネタバレはしないつもりですがヒントとなる記述があるかもしれません!

ダイアリー・オブ・ザ・デッド
プレミアム・エディション

ロメロ監督のゾンビちゃんです!
卒業制作の映画を撮影している最中にゾンビ的な事件がおこり、そのすべてを記録に残そうとした学生達が主人公です。
若者達が主人公ですが、私の一押しは途中の農場みたいなところに出てくるサミュエルじいさんです。
この次の作品になる「サバイバル・オブ・ザ・デッド」とリンクしている部分があるので、どちらかしか見ていない方はぜひ両方見てみてくださいね。

ゴースト・オブ・マーズ
ジョン・カーペンター監督のアクション映画です。
近未来、地球人が移住している火星が舞台になるお話です。
比較的狭い場所でのバトル、見えない憑依する敵、かっこいい台詞、カーペンターザベスト的なアクション映画とも言えるかもしれません。
女性主人公がケガで降板したコートニー・ラブだったらまた違った雰囲気になったんでしょうかねぇ。

シン・シティ
好きな監督作品を見てみようシリーズ、ロバート・ロドリゲス監督の作品です。
アメコミ原作で、監督クレジットも原作者であるフランク・ミラーとロドリゲス監督の連名になっています。
映像特典に入っていたメイキングを見て、かなり原作の雰囲気に忠実に作ってあるんだろうなぁと思いました。
ラストの展開にはちょっとうわあ!となりましたが、イントロと一番最後のエピローグの作り方はなかなか好きですねぇ。
あとミホがかっこよすぎる!

96時間
去年公開された「特攻野郎Aチーム」で新生ハンニバルを演じたリーアム・ニーソンさん主演のアクション映画です。
離婚し妻と娘になかなか会うこともできない元CIA工作員の男が主人公、序盤は思春期の娘をなかなか理解できないパパ感満載で見ててかなり切なかったです…。
娘が旅行先で誘拐されたのを知り切ないパパはCIA工作員としての本領を発揮!
すっごい強いです。
めちゃめちゃ強いです。
愛するセガールが最強の名を張るのが難しくなってきた昨今、今度はリーアムさんでいいんじゃないかしら!と思ったくらい強かったです。
やだもうすてき!

悪霊喰
ヒース・レジャー主演のオカルトサスペンスです。
ヒースの主演作品はそれほど多く見ていないのですが、作品ごとにまったく違う人物に見えるのがすごいですね。
原題が「SIN EATER(罪を喰う者)」と言い、カトリックで罪とされる行為を犯した人は天国へ行けないとされているのですが、死の間際にその人の「罪」を食べることで罪をなかったことにし、天国へ行けるようにしてしまう、そんな存在のお話でした。
作中の「罪」を食べるシーンの「罪」が悪霊っぽいと言えばっぽかったのでそういう邦題がつけられ、悪霊なもんだからホラー映画コーナーに置いてあるのを見かけるのですが、ホラーと言うよりは最初に書いたとおりSIN EATERの謎に迫るオカルティックサスペンスだなぁと思いました。
ヒロイン役の女性が着ていたコートがとってもかわいかったのが印象的でした。

仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブルfeatスカル MOVIE大戦CORE
地元では時期がずれての上映だったのでやっと見て来ました!
フィーチャリングだったスカルと亜樹子のお話という印象でした。
おやっさんかっこよすぎる…キックと共に鳴るシンバル!バシャーン!
なんか時期がずれてしまってたのでアレなんですが、オーズのタジャドル初登場より久々のサイクロンジョーカーゴールドエクストリームより、なによりスカルの印象が強すぎた感じでした。
冒頭の亜樹子で劇場にいたちびっ子たちがキャッキャと笑っていたのがなんだか嬉しかったです。

未来世紀ブラジル
スペシャルエディション

好きな監督(略)シリーズ、テリー・ギリアム監督の作品です。
高校生の頃「12モンキーズ」を見て初めて監督という人を意識したのがこの人でした。
当時インターネットなんか見られなくて映画雑誌で知った過去の作品を見てみたかったものの、なかなかレンタルショップにも置いてなくて、最近映画を見る機会が増えたのでまずはコレから手をつけてみました。
一部でカルト的な人気がある本作、暗くて貧困の差が激しくて書類や役所に縛られまくっているという、近未来を舞台にした作品によくある世界観です。
CGらしいCGを使っていない時代からギリアム監督らしい視覚効果がたくさん見られたのがとてもよかったです。
公開当時エンディングを本来のものと大きく変えた編集版が上映されたらしいです。
そうだったら確かに清々しく終えられたのかもしれませんが、DVDで見た監督オリジナル(ディレクターズカット?)のエンディングの方がギリアム監督らしくて私は好きです、たとえなにかが報われなくても。
劇中全編にわたって「ブラジルの水彩画」(みなさん聞き覚えあると思います)という曲が使われているのですが、明るく爽やかなイメージのこの曲がこうも雰囲気を変えるか!と思うほどアレンジされているのも面白かったです。

1月に見た映画雑感・前編

世間一般ではお正月休みや冬休みとなる1月、調子こいてまたたくさん映画を観てしまいました。ほとんど家でですが!
最近映画を観るのがどうにもこうにも楽しくて、見たことがないのから何度も見てるやつまでいろいろ見ています。
というわけで今回も前後編でお届けします…。
いつものようにネタバレはしないつもりですがヒントとなる記述があるかもしれません。

アイデンティティー
コレクターズ・エディション

テレビで放映していたものを見ました。
元日の深夜(2日)に放送していたので今年初の映画もコレということになりました。
大雨が原因で幹線道路も絶たれ電話も通じないモーテルに閉じ込められた11人、そんな状況の中ひとりまたひとりと殺されていく、サイコサスペンスという感じです。
ありがちなサイコサスペンスのように進んでいきますが最後の最後になかなかなオチが。

デス・プルーフ
プレミアム・エディション

先月見たプラネット・テラーと同時上映されていたタランティーノ監督の作品です。
かつてカースタントを生業としていた男が自分の運転席だけ不死身仕様(デス・プルーフ)にしては助手席に女の子を乗せて危険運転をしたり、わざと車に正面衝突したり、でも彼は死なないのです。
これレンタルショップで探した時、サスペンス、ホラー、アクション、バイオレンスのコーナーを探してもなくてなくて、タランティーノなのに置いてないのか…と諦めかけた時「ハイスピードアクション(カーアクション)」コーナーで見つけました。
うん、間違ってないけど…。

相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
2回目は友人と一緒に行ってきました!
2回目でも面白い…ほんとにいい出来なんだと思います。
ロングラン上映が決定したそうなのでご覧になってない方はぜひどうぞ。

ニューヨーク1997
記念すべき私の初スネーク、そして最近見ているジョン・カーペンター監督の作品です。
私の好きな映画ヒーローと言えば「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のセックスマシン様が不動の第1位だったんですが、スネーク・プリスケンを見てそのランキングが大きく揺らぎました。
なんということでしょう、第1位にスネークが一気に躍り出たのです…!
近未来的なアクション映画ですがとにかくスネークがかっこよすぎて困ります、いや困らない(反語)。

エスケープ・フロム・L.A.
スネーク・イズ・バック!
カーペンター監督自身による「ニューヨーク1997」のリメイクであり続編です。
帰ってきたスネークは相変わらずプリスケンと声をかけると「スネークと呼べ」と返し、なんかやらかして逮捕され、恩赦を与える代わりにどえらいことを要求され、倒れた椅子を直して座り、死んだと思ってたと言われ、右足を負傷し、そしてラストにかっこいい視線をくれるのだ。

刑事ニコ~法の死角~
初期のセガール映画をあまり観たことがなかったので見てみようシリーズの第1弾です。
これしょっちゅう日曜洋画劇場とかでやってた気がしますが最近はさすがにご無沙汰ですね。
セガールの若さにも目が行きますが、やっぱり死にそうになくなかなか怪我をしないところはこの頃からだったようです。すてき!
見所は同僚達がガッチリ撃たれる銃撃戦で完全に無傷のセガールと、黒いタンクトップにスリムジーンズという出で立ちで悪いやつを全速力で追いかけるセガールです。
あんなのに追いかけられたら途中で気を失いそうです。
もはやちょっとしたホラーです。

死の標的
[Blu-ray]

初期のセガールを見てみよう第2弾です。
セガールアクションVS黒魔術という変わり種でした。
個人的な見所は序盤にチョイ役でダニー・トレホが出ていたとこでしょうか。


というわけで前半はここまで!
後半の更新はまたそのうち!

2010年12月に見た映画雑感・後編

去年12月に見た映画の雑感後編です~。
ネタバレはしないつもりですがヒントとなる記述かあるかもしれません。

プラネット・テラー
プレミアム・エディション

大好きなロバート・ロドリゲス監督の作品です。
仲良しのクエンティン・タランティーノ監督と一緒に「グラインド・ハウス」という2本立て映画の上映を企画、その1本として作られたものです。
80年代によくあったという全国の映画館を回り回って劣化しまくったフィルムで上映される雰囲気を再現するため、劇中のモバイル環境は現代に近いのですが服装や雰囲気、カメラワーク、撮影手法なんかは80年代のB級映画っぽく作られ、さらにフィルムの劣化までしっかり再現されてます。
内容はゾンビアクション(化学兵器ものなので私的にはゾンビじゃない感じですが)といった感じ。
私も大好きなグロくてエロくてダサかっこいいロドリゲス節全開の映画です。
今までロドリゲス監督作品ではフロム・ダスク・ティル・ドーンが一番好きだったのですが、プラネット・テラーを見てこれが1、2を争うくらい好きになってしまいました。
ウソ予告編を作ったら話題になっちゃって正式に映画化された「マチェーテ」のウソ予告編も見られますよ。

ラヂオの時間
スタンダード・エディション

テレビで放送されていたのを録画していてなかなか見られなかったのをやっと見ました。
平凡な主婦がラジオドラマのシナリオ一般公募でグランプリを獲得し、有名俳優によって実際にラジオドラマとして放送されることになったのに、俳優のワガママや放送作家によって次々とシナリオが書き換えられてしまうお話。
内容が変わってしまうため用意していた効果音が使えなくなったり、逆に必要な効果音が用意できてなかったり、シナリオにあわせて登場人物の名前や肩書きを変更しなくてはならなかったり、ラジオの放送ブースを中心に巻き起こるドタバタコメディといった感じです。
狭い場所だけで魅せるので舞台でのお芝居に似た雰囲気もあると思います。
そして途中途中で登場していたトラック運転手があんなことになるとは…!

相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
CMもバンバンやってますね~相棒劇場版2行ってまいりました。
上映中ということもありあんまり詳しくは書きませんが、なんとも相棒らしい内容だなぁと思いましたよ。
1月に入ってからもう1度見に行きましたが何度も見たくなる映画に仕上がっていましたよ。
DVDになったりテレビ放映を待つのも良いですけど、ドラマの相棒が好きな方ならぜひ劇場で見てみてください。

遊星からの物体X
【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】

最近いろいろ見ているジョン・カーペンター監督の傑作SFと言われる映画です。
南極キャンプが舞台で簡単に逃げ出せたり救助が来ない雰囲気が冒頭からバンバン伝わって来ます。
なんだかよくわからない宇宙から来たのかもしれない寄生生物っぽいものが見つかって、しかも人間に変身できるっぽくて、誰が変な生物かわからない!という状況に陥るため、SFでありサスペンスのような要素も楽しめるかと思います。
誰が寄生生物かわからない、場所は南極で無線も通じない、燃料も残り少ない、こういう状況になった時の心理描写もかなりおもしろかったです。
特に最後の台詞のやりとりはかっこよかったですねぇ。

ドグマ
ケヴィン・スミス監督のコメディです。
神を裏切ったとされ、作中では「地獄よりひどいところ」のニュージャージーに堕とされた堕天使ロキとバートルビーがメインのお話。
それほどマニアックな内容は出てきませんが、聖書やキリスト教についてある程度知識があった方が楽しめる内容だと思います。
ただ敬虔なクリスチャンだと見ていられない映画だと思います…(まず大前提としてコメディですしメインは堕天使ですし)。
あのジェイ&サイレント・ボブも大きな役割を果たしてますし、おしゃべり上手なクリス・ロックも良い味出してますので、言葉遊びのコメディが好きでお下品が大丈夫ならイケると思います。
セレンディピティちゃんがかわいいの。

フォー・ルームス
気になる監督の作品を観てみよう月間的な感じになっていましたので、ロドリゲス作品でまだ見ていなくてかつ以前から気になっていたこれを。
ホテルを舞台に、ひとりのベル・ボーイを主人公にした4人の監督による4つのストーリーのオムニバス映画です。
正直な感想を書きますと第1話はちょっとそれ自体の意味がわかりにくく、第2話は少し展開が遅く感じるイメージがありましたが、ロドリゲス監督の第3話からお話はペースアップしたように思え、タランティーノ監督の第4話ラストでガツン!と締めた感じです。
第4話もタランティーノが自ら演じたハリウッドスターの無駄話が長いので(笑)退屈に感じる人もいるかもしれませんがラストのラストで全部ひっくり返すような作りはさすがなのかしらと思いましたよ。
第2話と第3話は劇中でストーリーが少し繋がっています。


わー!やっと終わりました12月分!
1月はもうちょっと減る…かな…たぶん減ります減ると思います。
メジャーどころじゃない映画がやっぱり多めなのかと思いますので映画を観る参考にでもなれば嬉しいです。

Web拍手的なもののお返事

>11/01/03 01:13:04のお客様

うわー!おわー!あけましておめでとうございました!
お久しぶりです!!!
劇場版2は少なくともあと1回は見に行きます。アホです。
元日スペシャルはTwitter実況陣みんなで「おい今日元日だよな」と言っていたくらいの浮かれ気分をブチのめす相棒っぷりでした!劇場版はアレなのでぜひご覧になって欲しい…。
見守られて頑張ります!

2010年12月に見た映画雑感・前編

なぜか12月はいっぱい見ちゃった映画。長くなりそうなので何とムダに前後編でお届けします。
いつものようにネタバレしない方向ですがヒントとなる記述はあるかもしれません。

フロム・ダスク・ティル・ドーン

高校生くらいの時に見てからずっと好きな映画で、地元に戻ってレンタル会員証を作ってからずーっと見たかった映画。
なのにいつも行くとこに置いてない!OH!
というわけでとうとう始めました宅配レンタル。スポットですけど。
何年かぶりに見ても面白かったなー。
悪党兄弟のクライムアクションかと思いきやまさかのスプラッターホラーアクション。
最近ホラー的なものが好きでたくさん見ても大丈夫になったのは、おそらくこの映画を見て楽しかったのがきっかけかと。
この映画に出てくるセックスマシン様が好きすぎてたまりません。

フェティッシュ

これもフロム・ダスク・ティル・ドーンと同じ時期に見てその後の映画人生(大げさ)に影響を与えた作品だと思ってます。
幼い頃人が死ぬのを目撃したのをきっかけに殺人事件フェチになってしまった女性が主人公、パン屋で働いていた彼女はある日テレビで殺人現場清掃会社のCMを見てそこに就職しようと思い立ったのです。
内容が内容だけに血とかは出てきますがグロ度で言えばそれほどでもないです。
が、ブラックユーモアなアレなので苦手な方は苦手でしょう上の作品同様!
全編にわたって流れるラテンなサントラが心地よいです。

シックス・ストリング・サムライ

荒廃したアメリカを舞台にした近未来風作品。
キングと呼ばれるエルヴィスが亡くなり、次のキングを決めるべくたくさんのミュージシャンが命がけでロスト・ベガスを目指す物語です。
主人公のバディがかっこよすぎる。
上記2作品とこの作品が高校時代に見て特に印象深く、今見ても大好きな作品です。間違いなくその後見る映画の好みに影響してると思ってます。勝手に俺三部作。

ゼイリブ

ジョン・カーペンター監督の作品。ちゃんと見た作品としては初カーペンターです。
いやー面白かった。プロレスラーのロディ・パイパーが主演を務めています。
窓ガラスから豪快に飛び出るパイパー、トンネルっぽいところで夜風に震えるパイパー、壮絶なサングラスの取り合いをするパイパー、そしてパイパーのラストカットがめちゃくちゃかっこいい。

ザ・シンプソンズ MOVIE

世界一有名なシンプソンズ一家の劇場版。ずっと見てなかったのを思い出して借りてみました。
いつもテレビでは吹き替えで見ていたのでこれもTVバージョンの吹き替えで鑑賞、わーみんな変わってない!
なんでもそうですけどテレビシリーズの劇場版は人物紹介っぽいシーンが多かったりしますけど、これはそういうの一切ないのでw本当にテレビシリーズファンのための映画なんだなーと思いました。
劇場版だからと言って張り切ってる人もいなく、みんなほんといつも通り!

グレムリン 特別版

子どもの頃大好きだった映画で、今でもギズモがかわいすぎて困る、そうアレです。
みなさんストーリーはだいたいご存じと思うので割愛が入りまして、やっぱりギズモがかわいかったです。
しかし大人になってよくよく見てみるとグレムリンはわりと怖いし、ママによるグレムリン退治はそれなりにグチャリとしてるし、ヒロインのお父さんは結構な死に方をしてるし、子どもの頃はあんまりそういう細かいこと気にせず見てたんでしょうね…。
特別版は出演者や監督なんかのコメンタリーつきで未公開シーンも見られたりして、結構しっかり楽しめましたよ。

というわけで前編を終わります!前編で6本!後編も6本!更新予定は未定!