フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記 -89ページ目

007 無事成功!

007活動、 無事成功!


警備員に呼び止められたり、ターゲットが想定していた位置になかったりしたものの、

機転利かせて切り抜け、無事ターゲットを発見し、

情報収集に成功!


007の才能あるかも。


わかったことは次の通り。


・怪しまれて尋問されたら、バカのふりをして最初から要領の悪い回答を繰り返していれば、相手はあきらめる

・目的突っ込まれたらやばいけれどここは聞いておかなきゃ、という場合は、語学ができないふりして、こちらの聞きたいことのみをひたすら連呼する。そうすれば相手は、目的追求をあきらめてこちらの質問に答えざるを得ない

・仲間がおびえていたら、まず飯を食わせる。しかもこっちがおごる。そうするとたいがいは元気が出て、こちらに恩義を感じるから、こちらの取って欲しい行動をとってもらえる

・世の中、やってみればなんとかなる


具体的に何やったかは秘密。

興味があったら、僕に直接聞いてください。

話せるときが来たら、話せる範囲で話します。

007 ミッション中

予期せぬ困難に遭遇中。

明日朝の活動が成否を分ける。。。

007

コンサルの一環で、007みたいなことをやることになった。


<007との共通点>

・とある外国に行く

・偵察してくる

・捕まっても身分は明かせない、当局も恐らく関知してくれない


<007と違う点>

・法律は犯さない

・人も殺さない

・ボンドガールが待っているわけでもない


いい記念になるし、アドレナリンは出ると思うので、ちょっと行ってきます!

嬉しかったこと その2

今日はチームの人と色々議論した。

サービスの輪郭がだんだん固まってきた。


議論している中、嬉しかったのは、

チームの1人が意見を全然譲らなかったこと。


僕は人よりも深く考えるタチなだし、

あきらめずにしつこく食らいついていく性格だから、

議論で相手に屈服されるってことがあんまり無い。


たとえ僕が間違っているときでも、議論を押し通してしまうときがあるくらい。


でも、今日の彼は、全然譲ってこなかった。

僕も負けじと反論したけれど、20分位話して、

結局彼が正しいとわかった。


議論をするときに「ここは譲れない」と感じられるというのは、

自分のやった箇所・考えた箇所について

オーナーシップ意識、というか誇りを持っているという証拠だよね。


というわけで、それが嬉しかったデス

同業他社のサービス

同業他社のサービスを利用してみて、

いいところを抽出して、参考にさせてもらう・・・


この作業はとても楽しい。

「よくここにこのフローを入れるって思いついたなぁ」

ととても勉強になる。


ありがたい。

日本の受験英語教育も捨てたもんじゃない

僕は、英語は学校で勉強した。

だから、基本、文字から入って学習している。

だから、「音では覚えているけれど、読めない・書けない」という単語は英語にはほとんどない


けど、中国語は学校でよりも、耳で聞いて覚えた時間の方が長い

だから、「音では覚えているけれど、読めない・書けない」という単語が結構多い。


これ、中国人の友達とチャットしているときに問題になる。


友人のコメント欄に「表揚」と書いてあって、

あれ・・・なんだっけ?

あわてて辞書を引くと、

「ビャオヤン: ほめる」

そうだよー いつも口では言えてるのに、漢字だと読めてないし。。。


また、「今度一緒にご飯を食べよう」と打とうとして、

「今度」は「シャーイーツー」と言うんだけど、

何て漢字だっけかって悩む。。。

シャーイーは「下一」だけど、その後なんだっけ???

あわてて辞書を引くと、

「下一次: 今度」

そうだよー 「次」じゃんかよー 漢字忘れてるし。

英語と中国語、僕はスピーキングだけで言えば同じくらいの話せるけど、

英語は中高大での基礎があるぶん、

まだこれからもずいぶん伸びていく余地がある。

一方、中国語はここ数年全然伸びていない。

おそらく一生インチキ中国語止まりだろうと思う。


そういえば、友人の母親が興味深いことを言っていた。

「アメリカに赴任した家族がいて、

 奥さんは中高あまり英語勉強していなかったけれど、

 現地に慣れてすぐ英語覚えた」

「けれど、ある程度まで上達したらすぐ止まってしまった」

「旦那さんは、中高大としっかり英語を勉強していた」

「旦那さんは、最初なかなかうまくならなかったけれど、

 奥さんをじきに抜かして、ずっと高いレベルの英語力になって

 日本に帰って来た」


これは、旦那さんと奥さんの英語使用機会に差があるって話だけじゃなくて、

日本の受験英語教育も捨てたもんじゃないぜって話だと思う。


日本の受験英語勉強だけでは英語が話せるようになれないけれど、

そこで基礎を築いた人は、

あとちょっとの訓練で絶対に話せるようになれると僕は信じている

神が降ってきた

神が降ってきた


と思うことがまれにある。


クライアントから無理難題が落ちてきて、


「そんな情報、みつけられっこないですよ」

「そのイシュー、解けるわけがないっすよ」

「そんな人と、アポとれる訳ないっすよ」


とかそういうときに、

あきらめずに色んな方法で資料探したり試行錯誤していると、


ふっ


と神が降って来て、


「この情報、ありました!」 とか

「このイシューの解き方、みつかりました!」 とか、

「アポとれました!」 とか

そういうことがある


今日はそんな感じ。


それは当事者か産業スパイしか知らないだろ、

ということを調べさせられた。

「A社とB社の提携は、どちらがより強い交渉力を握っていて、

 それは何に起因するものか」

「A社以外にB社はどこを検討していたか」

「C社はそこにどう絡んでいたか」


頑張った結果、ファクトとロジック、両方みつかった。


今日は仕事をしていてとても楽しい。

ひょっとして、僕、コンサルとしてすごいかもと思う。


ま、決めることは決めたんでもう今さら遅いんですが。

またもや・・・

またもや、今日は皆さんに感謝! の日でした。
詳細はまだ書けないのでまた今度。

後輩に指導しようと思っていたこと

「裁量与えてやらせてみせて、

 できなかったところを丁寧に指導する」


という先輩に倣おうと思ってるが、

なかなか真似できない。


今日も後輩に言おう言おうと思って、

結局いえずじまいだったことをここにかく。



コールドコールの電話かける先のリストアップを任された後輩。

コールドコールに半日かかっていた。


なので、下記の手順を指導しようと思った。


1.まず、モレのないリストはどうやったら作れるかを考える

2.考え付いたら、速攻で機械的に何も考えずにリストをつくる

3.意味のある相手だけにリストを絞り込む最速の方法を考え、実行する

4.電話をかける先を選定できたら、あとは何も考えずひたすらかける



以下、詳しく説明する。



1.まず、モレのないリストはどうやったら作れるかを考える


まず、コールドコールの相手の種類をモレなくリストアップする


○○業界の研究者

○○関係の政府の役人さん

○○業界担当の証券アナリスト

XXX業界の研究者

XXX業界担当の証券アナリスト


すると、今回まだアポがとれていない対象は、

「xxx業界担当の証券アナリスト」

だとわかる。


つぎに、この

「xxx業界担当の証券アナリスト」

をモレなくリストアップするにはどうしたらいいか考える


すると、アナリストレポートデータベースを使うのが手っ取り早いと考え付く。



2.考え付いたら、速攻で機械的に何も考えずにリストをつくる


「業種:XXX」で検索をかけて、

出てきたレポートの題名・著者名リストを過去1年分全てプリントアウトする。

これで、ダブりはあるものの、モレのないリストが完成。



3.意味のある相手だけにリストを絞り込む最速の方法を考え、実行する


これだけだと同じ人が何回もリストに出てきたり、

過去電話かけた人も出てくるから、

電話かける意味のある人だけを赤ペンで○つけていく。

その後、チームの他の人に、赤ペンの○の人で電話をかけた人がいるかどうかを聞いて回る。



4.電話をかける先を選定できたら、あとは何も考えずひたすらかける


休んだり考えたりすると、コールドコールの場合はブルーモードに入るから、

何も考えない。休まない。

当たり前口調を維持してかけ続ける

リストを全てこなせば完了。

やることやった充実感をもって、休憩しよう。



彼の場合、4は大丈夫なのだけれど、

1~3のところで時間をロスしていると思った。

つまり、モレない・ダブりない・意味あるリストを最速で作る能力がまだ弱い。


いや、より正確に言うと、

仕事をやる上で、リストをつくろうという意識がないから、

だらだら考える時間=効率が低い時間が多く発生してしまっているのだろう。


大量に情報をインプットする時間は大事だし、

ひとつの問題をつきつめて考えていく時間も大事。


だけど、「今自分はだらだら考えてしまっているな」と感じたら、

「一番てっぺんのところから、どういうふうに情報を整理していけば、

 行動にすぐ結びつくリストが最速でつくれるだろう」

というふうに頭を切り替えることが大事。


これは、コールドコールに限らず、

資料を収集するときとか、エクセルでモデルをつくるときとか、

基本的に何にでも応用できる。




<コールドコールについてのエントリ>

コールドコール その1
コールドコール その2
コールドコール その3
コールドコール 後輩に指導しようと思ったこと


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クリティカルマスに達する時期

ベンチャー企業にとって重要なのは、


1.伸びていく市場に位置しているか

2.良い仲間とやっているか

3.社長の能力は高いか


なのかなぁ、というエントリを以前書いた記憶がある


で、

1.伸びていく市場

とは何だろうと考えた。


ネットワーク外部効果が発揮され、

1つのサイトが1人勝ちするようなWeb2.0ビジネスの場合に限定すると、


自社が頑張れば、真っ先にクリティカルマスに達することができる市場


ということなのかなぁと思った。


いったんクリティカルマスに達すると、下記のような好循環ができるので、他社はかなり追いつき・追い越しづらくなる

マスコミに取り上げられる・口コミが出てくる

 ↓

客たくさん集まる

 ↓

もっとマスコミに取り上げられる・口コミが出てくる

 ↓

もっと客たくさん集まる




具体的にいうと・・・


SNSでいえば、クリティカルマスは15万人だそうで、

「伸びていく市場」といえるのは、2003年度中におけるSNS市場のみなのだろう。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/28/news044_2.html


ショッピングモールでいえば、

ここはクリティカルマスが400店舗とか位なのかな?

そうなると、「伸びていく市場」といえるのは、1997年度のショッピングモール市場なのかな?

http://www.waseda.jp/prj-riim/RIIM-CaseNo7_RakutenIchiba.pdf

(9ページの図参照)


んじゃぁ、今ビジネス考えている市場はクリティカルマスがどれくらいなのだろう?
と考え中。