クリティカルマスに達する時期 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

クリティカルマスに達する時期

ベンチャー企業にとって重要なのは、


1.伸びていく市場に位置しているか

2.良い仲間とやっているか

3.社長の能力は高いか


なのかなぁ、というエントリを以前書いた記憶がある


で、

1.伸びていく市場

とは何だろうと考えた。


ネットワーク外部効果が発揮され、

1つのサイトが1人勝ちするようなWeb2.0ビジネスの場合に限定すると、


自社が頑張れば、真っ先にクリティカルマスに達することができる市場


ということなのかなぁと思った。


いったんクリティカルマスに達すると、下記のような好循環ができるので、他社はかなり追いつき・追い越しづらくなる

マスコミに取り上げられる・口コミが出てくる

 ↓

客たくさん集まる

 ↓

もっとマスコミに取り上げられる・口コミが出てくる

 ↓

もっと客たくさん集まる




具体的にいうと・・・


SNSでいえば、クリティカルマスは15万人だそうで、

「伸びていく市場」といえるのは、2003年度中におけるSNS市場のみなのだろう。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/28/news044_2.html


ショッピングモールでいえば、

ここはクリティカルマスが400店舗とか位なのかな?

そうなると、「伸びていく市場」といえるのは、1997年度のショッピングモール市場なのかな?

http://www.waseda.jp/prj-riim/RIIM-CaseNo7_RakutenIchiba.pdf

(9ページの図参照)


んじゃぁ、今ビジネス考えている市場はクリティカルマスがどれくらいなのだろう?
と考え中。