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Net-P.E.JP近畿支部オフ会
 2年ぶりのオフ会開催でした。
2016年2月6日(土)14:00~17:30
講演|里辰討きたい知的財産権の知識
  2016年電力小売全面自由化について
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ためになる講演と今後のNet-P.E.Jpの運営について話合いをもちました。
エンジニアとしてレベルアップしたい方、技術士を目指す方、よかったら共に研鑽しませんか?
http://www.geocities.jp/neppekinki/Homepage.html
(写真は会合後の食事会の様子です)
私は、パーソンオブインタレストという、アメリカのドラマが好きです。町中の監視カメラの情報を解析し、これから犯罪に関わってしまう人を予測し、被害の発生を未然に防ぐという、正義の味方のドラマです。
犯罪は一度でも発生すると深い傷跡を残してしまいます。犯罪そのものが発生しない方が良い。その点では事故や災害も同様なのかもしれません。

設備や構築物の破損が元で事故や災害が突然起きることがあります。管理をしっかりすれば防げるのかもしれませんが、全国の設備や構築物は無数に存在します。全てを漏れなく、事故が起きないように管理することは難しいでしょう。

ならば「事故が起きる徴候」がわかる装置が開発できないものか。
・サーモグラフィにような装置で事故リスクを可視化する。
・ガイガーカウンターのようにリスクが高くなるとアラームを発信する。
・魚群探知機のようにリスクが存在する方向、距離を検出する。
そんな装置があれば、「パーソンオブインタレスト」のように悲劇が起きる前に対処することができます。

実際の設備や構築物は、脆性的な破壊を起こす前に、延性的な過程を経て破損することが多い。この延性過程の間に対応すれば事故は未然に防げます。しかし、延性量は変化が小さすぎて検出することが難い。なんとかこの小さな変化を手軽に読み取って潜在リスクをあぶりだす装置を開発できないものか。

夢のような装置かもしれませんが、機械技術者として、いつか実現できればと逡巡し続けています。極論ですが、将来、事故そのものがない世の中になれば・・・と感じる次第です。
(mot)
いつもお世話になっております。
初投稿です。

今回は、最近気になっていることを書かせていただきます。

『技術者の役割は、”当たり前でないこと”をブラックボックス化して”当たり前のこと”に変えることで、一般の人が使える状態に変えることである』という話を聴いたことがあります。
 例えば、ライト兄弟は『飛行機というブラックボックス』を作ることで、エジソンは『蓄音機というブラックボックス』を作ることで、”当たり前のでなかったことを当たり前”に変え、一般の方々の生活を豊かにすることができました。またそこで確立したブラックボックスの中身を、過去の先輩技術者の皆様が、全てを理解した上で改良を加えていたため、性能がブラッシュアップされてきたのだと思います。
 しかし、ブラッシュアップにかかる時間が短縮され、早いサイクルでブラックボックスが生み出されていく現代では、過去の技術者のように一人で全てを理解することができない状況に追い込まれています。

 そこで、現代では製品化を『技術者の共同作業』という手段を用いることで、その状況を補っています。では、さらにブラックボックスが増えていく未来にはどうなっていくのでしょうか?きっと、『共同作業』だけではキャパシティを賄えなくなり、コンピュータ(ロボット)が全ての技術を理解し、製品化していく世の中になっていくのではないかと予想しています。
 
 そのようなロボット全盛の時代になっても、きっと技術者に求められる仕事があるはずなのですが、どんな仕事になるのでしょう?間違いないなく、現在とは全く別の技能が求められることになると思うのですが、現在の私には全く想像できていません。しかし、そろそろ”核となる考え方”が出来る時期がきているのではないでしょうか?

 ”未来の技術者が何年後に必要とされるか”が楽しみでもあり不安でもあります。

(AK)
Net-PE.JPから、新しい書籍が明日11/21に発刊されます。
日刊工業新聞社の今日からものづくりシリーズ「トコトンやさしい機械材料の本」です。

機械材料について、機械分野の学生や機械設計の入門者はもちろん、
実際に機械材料を選定したり取り扱っている機械系技術者にも役立てられるように、
その基本を楽しく、丁寧に解説しています。

ぜひ、周囲の方にもご紹介をお願いします。


以上

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Near_Meloです。


1年ぶりの投稿になります。

環境計測機器メーカーで機械設計をしています。

技術士になり約1年半が経過しました。

変わったことと言えば特にありませんが,あったと言えば当然のことですが,技術士に合格したことでやたら強かった社内の風当たりが,最近ようやく落ち着いてきたというところでしょうか。これからが,試されるときだと思います。

本日,11月15日(日)埼玉国際マラソンが開催されており,テレビ中継もされているようです。私は,実力から行ってこのマラソン大会には参加できませんでしたが(参加条件:自己タイム4時間以内)1129()に埼玉県の川越市で開催される川越マラソンのハーフの部に参加します。通勤は,片道5kmを急ぎ足,休日に1015km走り調整しております。最近,休日は,家族サービスと雨の確立が高いため,なかなか思うようにできないのが現状です。

 ちなみに,マラソンは,技術士受験のストレス発散で始めた趣味です。最初は,近所周辺をランニングする程度でしたが,ストレス発散だけでなく目標をたてれば面白くなるのでと思い,4年程前からハーフマラソンに参加しております。今まで,2月に埼玉新都心で開催される埼玉シティマラソン,21kmハーフの部に程参加し,3回程走りました。遅い方ですが1時間40分台が過去の参加タイムです。このマラソン大会は,本日1115()に開催される埼玉国際マラソンに変わり,来年2月のハーフマラソンの開催はなくなります。

 そこで今回は,1129()川越で開催される川越マラソン,21kmハーフの部に参加することにしました。ハーフマラソンでは,1時間30分台のタイムを目標にしていますが,今回も難しい状況です。前回は,埼玉シティマラソンの2週間前に,調整中に歩道で転倒してしまい右手親指を8針縫う大怪我をしました。(このときは,救急車を呼びました。) 医者からは,「自己責任で走るならOK!!」との許しが出ましたので,傷口の糸が取れない状態で走りました。しかしながら,流石にタイムは伸びず,1時間47分と目標の1時間30分台には届きませんでした。いつも調整時のアクシデントに悩まされています。

 何事もそうですし技術士試験もそうでしたが,物事は自分の思うようにはなかなかいかないのが現実です。3回目の技術士試験の時は,6月に長女が出産して妻の入院のアフターケアと親族の対応に追われ,7月には業務が多忙になり,なかなか思うように試験勉強ができませんでした。「自分は何かに呪われているのでは。」と思ったくらいです。それでもなんとか合格することすることができました。

 残り2週間,調整期間としては既に遅いかもしれませんが,1時間30分台を目標にマラソン大会にしたいと思います。とりあえずは,40歳を過ぎていますし,アスリートでもありませんので怪我をしないこと第一優先に・・・。


以上


皆さんが技術士を目指した動機は何でしょうか?
私の場合は、定年後もエンジニアとして生活が送れたら、程度の考えから受験を始めて、NetPeの皆さんのおかげで総合技術監理部門にも合格する事ができました。

昔から企業30年といいますが、実際は事業30年で、変化に対応できないと企業は淘汰されます。今の小学生の60%は現在存在しない職業に就くと言われています。私の仕事は多少世の中の役には立っているつもりですが、勤務先の会社が倒産しても代わりになる企業もあるので、最終的には社員以外は困らないかもしれません。皆さんの仕事はどうでしょうか。

総合技術監理部門の試験は、社会の課題に対して、それらを取り巻く多くの問題を 貴方はどのように解決して社会貢献をしますか?と問いかけられる試験です。今の小学生が大人になった時に就職したくなるような事業化計画ができれば合格です。

秋の夜長、社会の課題とは何?皆が困っている事は何?を切り口に貴方の技術を活かす事業を考えてみませんか?

(孫いぼる)
 先日、2日間にわたって、「7つの習慣」なる研修を受けてきました。
スティーブン・R・コヴィー氏の理論を実践的に体験するものです。漫画本にもなっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
簡潔にいうと、自身の使命と役割を見つめなおし、自分の望むゴールに到達するためのステップです。この手のセミナーは方法論や精神論に偏ったものが多いように感じていたのですが、今回は論理的思考に基づいた納得のいく内容でした。

 この研修を受けて、以前Netpeのセミナーで講師の方が、「技術士になれば、世界が違って見える。それは自分が変わるから」と言われていたことを思い出しました。本当にその通りだと思います。

 技術士試験は「技術」という専門分野を通じて、多くの人と関わり、人としての成長を促す機会でもあるように思います。そういう意味では、私もまだまだ本当の「技術士」になれていないなあと感じています。

 現在、受験生の皆さんも単なる資格試験と受け止めず、合格後のビジョンも見据えて、人生修行の一つのつもりで取り組まれてはどうでしょうか。その日から世界が違って見えるかもしれません。
(dai)
「てい」と申します。技術士に登録してから1年たち様々なことがありましたが、社内の扱いはあまり変わったように思えません。ミスに対して外の目が厳しくなったくらいでしょうか?ただ自身の視点は確実に変わりましたのでそれをうまく業務に取り込んでいければと思っております。

先日7年在席していた研究・開発部門から、営業部門に近い部門に異動しました。
研究・開発部門では、技術的なことに関する前提知識を持った人間との会話が主でした。
しかし、現在は一般職の事務員や、顧客の話を聞く営業員へ技術的な説明をする機会が圧倒的に増えました。そのため、説明内容をよりわかりやすくしないと伝わりません。
また、顧客が欲しがっている情報(コスト・納期・サイズ・拡張性など)と研究・開発部門で重要視していたこと(コストダウン幅・入手性・信頼性など)とのギャップに驚いております。
現在の業務は自身が前部署で基本設計した製品について、営業員から聞き取った顧客ニーズに合った仕様に近づけるカスタマイズがメインとなります。上記ギャップもなかなか埋まらずなかなか大変な日々を過ごしています。
ただ、異動したことで、またひとつ視点が広がったんだなぁと思えるようになりました。
これもまたやりがいのある仕事です。


話題を変えて世間を賑わすメーカー不祥事に関して少し書きたいと思います。
 某ゴムメーカーの検査結果不正
 某建設メーカーの報告書改ざん
などが世間を賑わせていますね。
製品を扱う人や建物内で過ごす人は、製品・建物の設計・製作者(技術者)を信頼して命を預けています。
そのため、技術者が不正・改ざんなどを行って、信用を失うことはあってはならないと思います。
(信用失墜行為の禁止ですね)
企業内技術士としてこういう事件があるたびに、自身の業務に関して不正はないか意識します。


さて、私の勤める会社の製品は重量物ですので、防振性を求められることがあり、メーカーの防振製品を都度購入し、お客様に納めております。
そのため、営業員を通して顧客から当社で扱っている防振製品の購入元の問い合わせが増加してきました。
防振製品に関しては対応準備ができていたのですが、当社製品内のゴム部品全てのサプライチェーンを追うよう依頼があり非常に慌ただしくなってきています。
 ガスケットなど防振性にはなんら関係無いと営業員を説得し理解を示してくれているのですが、顧客は納得してくれないことから調査を開始しております。よく考えると、これも顧客が欲しがっている情報に対する私自身の理解不足があったということですね。
このメーカーの場合、一度ならず複数の不正が出てきたため、すべての製品に対して信用を無くしたと解釈しております。

一製品の不正が、グループ会社全体の信用を無くすこと、この怖さを実感した次第です。

当社の扱う防振製品は、このメーカーと関連無さそうです。しかし、ゴム部品全般の調査はしばらく続きそうです。

また、当社内で万が一不正が行われるようなことがあれば、この感じた恐ろしさを伝えて不正を止めるよう説得したいと思いました。

簡単ですが、企業内技術士として思ったことをつらつら書いてみました。
以上
見学会の件、追記しました。
ご参加いただける方は11月7日(土)までにご連絡よろしくお願いします。

―――Net-P.E.JP全国大会のお知らせ―――
日時:2015年11月21日(土) 14:30~17:30(受付14:15から)
場所:アーバネックス備後町ビル3F大ホール
   大阪市中央区備後町3丁目6-14
内容:(見学会)ダイハツ工業様公開施設
   「ヒューモビリティワールド」訪問(11:00から。希望者のみ)
   (14:30から)講演2件、ディスカッション1件
   18時から懇親会あり
参加費:2000円~3000円の予定(参加者には確定後連絡します)
参加いただける方は下記連絡先に
・氏名
・連絡可能なアドレス
・電話番号
・見学会参加可否
・懇親会参加可否
をメールしてください。
事務局 岡本:motuzou.com*kki.biglobe.ne.jp
事務局 五十公野:bluebirdlevin180sx*yahoo.co.jp
    古賀:kogasnsk*yahoo.co.jp
    (*を@に変更してください)


よろしくお願いします。
約一年ぶりの投稿になります。この間、子どもが歩けるようになったり、意味不明な言葉を喋るようになったり、大人の言うことを理解できるようになったりと、いろいろなことができるようになっています。子どもは何を言っているのかよくわかりませんが、自分が好きなキャラクターの名前を言っていることだけは何となくわかります。そんな子どもを見ていて気づいたのですが、言い間違えることがありません。大人はよく間違えるのに、不思議なものです。


話は変わりますが、私は解析技術者として、設計の方向性や改善案等を提案する業務をしています。まだチームとして若く、入社1年目~6年目までのメンバーが中心です。当然、知識も経験も十分ではありません。そのため、必然と、年長者の私が後輩の仕事をチェックすることがよくありますが、高い確率で、何かしらのミスをしているのを見つけます。よくあるのが、材料特性の入力ミスです。弾性率を一桁間違えていたり、SI単位と工学単位が混ざっていたり。たまに、材料を間違って選択しまうこともあります。次によくある間違いは、不適切なモデリングです。メッシュが粗かったり、解法の選択ミスであったりです。


こうしたミスが計算段階で見つかればすぐに修正できますが、設計者に報告後であったり、設計が完了した後に見つかると、その損失は大きなものになります。実際、モデリングが不適切であったため、本来、設計案Aとすべきところが設計案Bのほうが良いという結果を出てしまい、そのまま設計が進んでしまった、ということがありました。


このような状況に危機感を抱き、何とか改善すべく、まずは現状を明らかにするため、計算ミスの件数をカウントしてみました。堂々の1位はやっぱり材料特性のミスで、カウントしたミスの内、27%でした。2位は不適切なモデリングで、24%でした。3位は知識不足による不適切なモデル化、計算結果に対する判断ミス等であり、22%でした。これらミスの内、ポカミスの類が約半数でした。ミスの内容をよく見ていくと、大体、みんな似たようなミスをしていることに気づきました。また、経験が浅い人ほど、材料特性の入力ミスのような単純なミスをしていました。


こうしたミスを減らしたいと思い、チェックリストの作成や計算条件をチェックするツールを自作しました。しかし、これらは活用しなければ意味がありませんし、またこれらがカバーしている内容しかミスを減らせません。そこで、ちょっぴり恥ずかしいけれど、自分のミスをお互いに披露し合う場を設けたり、自分がやってしまったミスを問題にしてメンバーに出題したりするようにして、情報共有と意識の向上を促しました。まだ効果の程は見えていませんが、少しでも効果があるのではないかと期待しています。もし、劇的な効果が見られたら、また報告したいと思います。


(たっつん)