先日、2日間にわたって、「7つの習慣」なる研修を受けてきました。
スティーブン・R・コヴィー氏の理論を実践的に体験するものです。漫画本にもなっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
簡潔にいうと、自身の使命と役割を見つめなおし、自分の望むゴールに到達するためのステップです。この手のセミナーは方法論や精神論に偏ったものが多いように感じていたのですが、今回は論理的思考に基づいた納得のいく内容でした。

 この研修を受けて、以前Netpeのセミナーで講師の方が、「技術士になれば、世界が違って見える。それは自分が変わるから」と言われていたことを思い出しました。本当にその通りだと思います。

 技術士試験は「技術」という専門分野を通じて、多くの人と関わり、人としての成長を促す機会でもあるように思います。そういう意味では、私もまだまだ本当の「技術士」になれていないなあと感じています。

 現在、受験生の皆さんも単なる資格試験と受け止めず、合格後のビジョンも見据えて、人生修行の一つのつもりで取り組まれてはどうでしょうか。その日から世界が違って見えるかもしれません。
(dai)