とあるインテリア・家具デザイナーのブログ -45ページ目

非効率な効率。

企業の「効率化」は呪文のように唱えられている。

しかし人間は生き物である、ロボットではない。

人間に一定以上の負荷を与えるとそこからは非効率化が始まる。

そこに待っているのは画一化でしかない。

良い意味での効率はいわずもがな大事である。

しかしそこは経営者及び幹部の管理能力となってくるであろう。

そこで重要なのは「気づき」「関知」の能力だと思う。

「気づき」「関知」ができれば事前の予測、起こりうるであろう問題の

回避が可能となる。起こってしまった問題は現代の競争社会において

低粗利で企業を運営しなければいけない我々にとって利益を大きく損なう

重要な事象である。そこに投入する人的資源、経費は小さく無い。

企業活動も連携、連鎖のうえに成り立っている。

つねに状況を正確に把握し、適切な対処がとれるかは幹部の重要な仕事である。

中国で仕事をしていると日本の企業は間違った合理化ばかりが解釈されている。

中国もまた大きな別の問題が多いが、ノルマだったり社員にプレッシャーを

与えるだけの企業があまりにも多く、これでは鬱病などを発症してしまう

社員が多いのもうなづける。経営者、幹部はそのノルマの達成の仕方を指南

しなければならない。市場に適合しない商品はそれこそ24時間寝ないで営業

したって売れるわけがないんだから。

中国はいうと末端の従業員の意識が低いので、タスクの設定、

業務の振分けもまた重要な問題である。また1元でも高ければ他の会社に

すぐにいってしまうのが普通の中国社会では、賃金、イベントも含め魅力ある

雇用も考慮すべき点の1つであろう。

厳しい時代では通説通りにやっていてはうまくいかないということか。





香港。

昨日は香港へ。

打合せが終わって、落馬洲に行き以前同じマンションで知り合いに

なった韓国人のパクさんと再会。

そしてスターバックスでコーヒーを飲んで、元気寿司へ。

元気寿司はほぼ満席。我々は2人だったんでほどなくして入店。

寿司は中国のレベルからすれば悪く無い。

日本では100円寿司だが...

久しぶりの寿司だからか美味しく感じた。

そして夕方戻って、ベンに誘われ家族と一緒にご飯。

私がお土産で買って来た食べるラー油、ラーメン、味噌汁などが

1週間ですべて無くなっていた。

みんな日本食が好きなんだよね...

今日も休みなく仕事です。

土曜日。

今日も仕事、そして残業。

工場内はモノだらけ。

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そして、私が手掛けたこのヴィンテージレザー使用木フレームソファも

欧米、そして中国国内からもオーダーが増えている。

これは目黒通りの某お店さんや大阪の某お店さんなど

日本各地にも卸をしています。

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最近色々と悩むころがある。

企業経営というのは結局のところ「入口と出口」だと思う。

簡単にいえばね。

有形無形の商材を製造または調達し、顧客に販売する。

要するに商材と金銭の交換である。

そして我々は売れる商材を創造する。

そのメリットは価格だったり、品質だったり、独創性だったり。

そして販売するマーケットを絞り込んで、販路を構築していく。

最近クライアントの担当者と話をしていても、こういった話に

鈍感な方が極めて多いように感じる。

とにかくどこでもいいから営業してオーダーを取って来いと。

これは時間とお金の無駄以外の何物でもない。

営業の質は営業人員の時間当たりの利益に関わる重要な問題である。

そして商材の品質はブランドイメージの構築に関わる。

現代の画一化した思考の中ではマニュアル的というか定量的にしか

思考できな人間が多いのも事実。

定量=総体なので、そこで圧倒的な優勢は持てない。

そこを打破できる部分がないと難しいのだろう。

また海外に製造拠点をかまえていれば、為替リスクやカントリーリスクも

ふまえていないといけない。正直言って中国に製造拠点を構える

メリットは無くなりつつある。人件費、物価の高騰、そして材料の

品質の不安定さ。中国人は日本人とは違う。材料の高騰に伴い、

以前と価格を据え置きにしている業者はほぼ間違いなく品質を下げている。

色移りする生地、フシが多い材木、錆びるステンレス、などなどあげれば

きりがない。実際我々もこの検品だけでかなりの手間が必要になってしまった。

以前は有る程度の高い粗利を維持できていたため、不具合による修正等も

利益の中から償却できたが、今そんなことが起これば利益の大半が

吹き飛んでしまう。華南地区でももうすでにかなりの家具工場(各種製造工場も)

倒産し、過当競争になってきている。

海外に来て仕事をしてみると、知識よりも気づきのほうがよりビジネスに

重要だと感じる。気づきは参入余地のあるマーケットだったり、新しい市場の

開拓だったり、また人脈づくりだったりする。

つまり机に座っているだけじゃなくて、色々な事柄に実際に触れ、

そこから何かを感じ取り、ビジネスを創出していくということである。

今現在、どの分野も競争が非常に激しく、高い粗利をとれる商材はそうない。

そして世界的な不況から企業は身の丈に合った経営に転化している。

根本的な消費者のニーズやマインドは極解されがちである。

結局のところ「成熟」しきった物質社会には衰退が待っている。

貨幣をすべての物質を交換できるとした貨幣経済、

頭の良い人達が考え出した金融システム、

人類がつくりあげた資本主義システムのいびつさが今実際に問題に

なっていることに根本的に気づいている人は少ない。

不況だから?経済が悪いから?

ではその原因って根本的に何?

ここまで掘り下げないと。

今あるルールに盲目的になってはいけない。

なぜそれが生み出され、利用されているか、そしてその背景を理解しないと。

私個人的にはグローバル化を断続的に遮断し、地域的に段階的に

スモールパッケージ化しないと、すべての人類が本質的な幸福に

向かうことはないだろうと思う。それはカルチャーに重きを置き、

ある種の物質的価値観を一部排除し、地域的な理念の中で生活していく

ことになるのだろうと思う。

現代の貨幣主義、資本主義経済においてのマクロでの景気減退は

構造的に富を持つ者のさらなる寡占を許すだけである。

ストックシステムがそれをより加速させる。

歴史的に見ると、アメリカという国家が誕生し、そのアメリカが世界の

資本主義という巧妙につくられた有形無形の覇権を目指すその中に

取り込まれてしまったということである。

なんだか思うがままに下記つらねてしまったが...

無能な人間が1人いて、その組織の衰退を間近で見るのは辛い。

そろそろ、動いていかないとね。

新商品。

工場は今日もバタバタと動いています。

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私が手掛けた新商品が出来上がって来た。

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上海の展示会に出す予定。

最近はとある問題で悩みが...

気にしてもしょうがないんだが...

まあ自分ではどうにもならない問題なので、とある事柄が続くようなら

きっぱりと決断するしかない。

義務は守ってほしいよね...


打合せ。

昨日の夕方、取引先様の担当者様、常務様が来社。

打合せもほどほどに食事。

そしてスナックに行きカラオケ。

私は中国の歌を少々。

今日は大手小売店の担当者様が来社して新商品の進捗状況打合せと検品。

今日も終日バタバタです...

考える。

正確な知識を得ることは非常に大事である。

例えば...

サプリメントというのは実際のところ、摂取しないよりする方がマシ、

といった程度の物である。

しかし誇大広告に騙され、サプリメントを摂取することで

健康になった気になっている人が多いのも事実。

栄養は食物から摂取しないといけないという知識が無いゆえにこういった

行動に出る。また偏食の人はこういった物に頼りがち。

深夜にテレビ放送されているダイエット商品なんていうものこれの類い。

外に出て10キロでも走ればそんな機械を購入せずとも健康になれるのだが...

我慢、努力無くして正当な結果はえられないということか...

そして知識、見識無き主張もこれと同様。

原発、消費税増税の議論にしても、お互いの議論そのものが

論点が合っていないからこうなる。

実際議員さんにしても、知識や事実を事前に調べて、

そこから議論を展開している人まほとんどいない。

これは本当に怖いこと...

増税なんて誰も望んでない、しかし反対派が消費税以外の経費削減で

国の借金を減らせる正当な根拠を示せる人がいないからこうなる。

そういう根拠をもっていたとしても、相手にそれだけの物を納得させられる

ディベート能力が欠如しているのである。

また仕事での場面でもそうだが、自分の言いたいことを相手に100%

伝えることができる人間があまりにも少ない。

10言いたいことがあるのに、3,4しか相手は理解できない。

相手の立場にたって、物事を言うことができる人間があまりにも少ない。

メールを転送だけしてくる人間はその典型かな。

技術革新における効率化、合理化というのは人間の大切な部分を奪っている

ように感じる。我々はここでも取捨選択をしなければならない。

グローバル化とローカル化、この境目も慎重に議論されないと、

伝統や文化は廃れることとなる。

大量生産・定量消費の時代が到来し、それはいくつかの重要な事象を

破壊したのは明白である。そしてこれ以上のデフレは自らの生活自体をも

破壊しかねないと感じる。ポスト資本主義という概念が人間の本質にとって

有益な方向に進まないと破壊はより拡張されるであろう。

今後は「文化」が鍵になってくると思う。

そしてそれは独自の感性と結びつくべきものだと思う。

そこでももちろんギャップはある。

マス化する資本主義経済と逆行はできない。

そこでもバランス感覚が重要になってくる。

だから知識をつけるということなのである。

我々が今普通に行っていることも、知識を身につけてみるとなんら有意義な

ことは無い、むしろ企業の広告戦略の中に組み込まれてしまっているものが

多くあることに気づくだろう。

主体は自分自身なのである。

それゆえに自分に自信を持てる「価値観」を蓄積する必要があるのである。

UFC148。

今日は休み。

午前中テレビでUFC148を観戦。

メインのアンデウソンVSソネンの試合中に番組がなぜか終わった。

日本じゃこんなことはまずありえないが...

ネットで結果を見るとアンデウソンが勝ったようで。

アンデウソン、JJ含めリーチが長く身体能力もある選手の隆盛は

まだまだ続きそう。

そして午後からマッサージ。

足1時間、全身1時間。

そしておとなしく帰宅。

浪費しない生活を心がけないとね...

打合せ。

今日はとある広東人の老板のレストランで大事な打合せ。

付帯条件はほぼ問題ないのだが、私がまだ迷ってる感じかな。

どちらにせよ早く決めないといけませんね...

中国。

昨日は夜7:20の飛行機に乗り、香港国際空港着、

そしてリムジンバスに乗り、深圳の皇岗に入る、

そこまでうちの運転手が迎えにきてくれ、

マンションに着いたのが朝3時。

中国工場に戻った初日はやることがたくさんあるので、

9時に工場着、そして仕事。

んーー、眠い...

今夜はベンと食事。

ベンのお父さん用の血圧計とベンが大好きな日本のラーメン、

そして子供たちのポッキーも買って来た。

いつも晩ご飯を家に呼んでくれてお世話になってますからね。

ベンのお父さんは中国大手のキャンディメーカーの創業者なんだが

ベンは来年そこに戻らないといけないようで...

今の自分の会社(スーパーの開発コンサル)を残すために、

私のサポートが欲しいようだが、仕事の内容と条件しだいかな。

台湾中国系にずっぽり浸かって人脈をつくるのも悪くないかも...

じっくり考えないといけません...

明日から。

明日から25日までまた中国出張。

色々と重要な話もある。

転機となるかもしれない。