とあるインテリア・家具デザイナーのブログ -16ページ目

取材。

取材を受けた。

中国国内の中堅インテリア関係の雑誌だそう。

老板が勝手に決めてきて私に事後報告してきたので受けるよりしょうがない。

インタビューは型にはまった質問ばかりで面白くなかった。

一応中国人の通訳を横においていたが、

なんとか通訳無しで受け答えできた。

私より会社優先、商品優先で記事をつくってくれと要望。

我々はOEM製造もしているが、オリジナルブランドも持ったメーカーなので、

個人が前面に出るのはあまり良く無いわけで。

個人が前面に出ると、メディアそのもののトレンドに消費されてしまう。

そういったメディアを受け取る人間は商品そのものの価値を各々の見識に

基づいて独自に精査し享受するという感覚を持たない。

彼らは「あのタレントがこの家具を持っているから私も欲しい」

といった感覚をそう大差ない表面的なところしか享受できない人達である。

現代の高度化した広告戦略は思考を退化させる。

その中での露出はあまりしたくないというのが正直なところ。

ま、どんな雑誌になっているのか良くも悪くも楽しみではある。

週末。

いつもの展開に。

土曜日はPROの社長と供应商の雷总と食事、农家菜餐厅にて。

そこで53度の酒をのまされる、私はなんとかグラス1/3を飲みきる。

1人はグラス2杯飲んで、普通に車を運転してKTVへ。

中国には水割りなんていう言葉は無いので、彼らはここで

グラス1杯分のアルコールを摂取していることになる。

KTVはいつもの南华国际俱乐部。

そこでも私はウイスキーをジュースで割ったものを飲まされる。

20杯くらいは一気したと思う。

みんな泥酔し、夜中2時にPROの社長のマンションまで歩いて行き、

さらに飲み直し、私はそこでそのまま寝てしまった。

ホテルに戻ったのは朝7時。

それから10時に起きて余炜と広州へ。

昨日はずっと頭が痛かった。

今週末もこんな展開になりそうな気がしてならない...

萨莉亚。

「萨莉亚」。

この名前を知っている人はどれだけいるだろうか。

「萨莉亚」はサイザリヤの中国名なんです。

最近は中国の大都市にかなり展開しています。

うちの工場から10キロのところの長安の万达广场というところにオープンした

というので、老板の長男、そして彼の家族と一緒に行って来た。

万达广场の地下にAEONがあり、その中に入店している。

メニューは日本のメニューを簡素化して中国っぽいメニューも揃える。

ドリンクバーは7元(約110円)。コーヒーも含めてすべてのドリンクが

滅茶苦茶甘いので私は飲まない。毎日ここのドリンクバーで何倍も

飲んでいたら簡単に糖尿病になれるだろう。

味は当然ながら日本のサイゼリヤより美味しく無い。

まあ日本で出て来たらお金は払えないレベル。

昔ガストがとてつもなくまずかった頃のレベルに近いか...

しかし、価格は安い。

そして食べれなくはない、ここは中国なので食に関して贅沢は言えない。

そして油につかった中華料理に飽きた私には重宝すべきお店。

食べれない味ではないし、何より「洋食」なので食べれる。

毎回中国に来て1週間くらい経つと、美味しくても中華料理は箸が進まなくなる。

そのほとんどが炒め物で、油のプールに食材がつかっているような料理もある。

日本企業が中国に進出してくれることで、私も生活において助かることが多いです。

猪肚鸡。

昨日の夜は工場の経営陣と工場長、その家族と食事へ。

工場近くの猪肚鸡を食べに。

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鶏を煮込んで胡椒をきかせたスープと豚のホルモンを入れた鍋。

スープが美味しいのでたまに行きます。

これは広東料理だということ。

飲めない私だが、乾杯をしに来られたら飲まないわけにはいかない。

それが中国。

ビールグラス5杯を一気してフラフラに...

まあ白酒じゃないだけマシだが...

今日は日系のクライアント2社が工場に、そして打合せ。

決まるといいのだが...

今日は。

うちのグループの別工場にて。

工場のラインチェックと新商品の打合せ。

この工場は今はオーダーが多く毎日残業です。

そしてデザインの凝った商品はここで作ります。

今日は暑い。ここは中国なんで上半身裸でPC仕事してます。

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今日から。

今日から工場仕事。

昨日は工場一帯の地域が停電だったため、休み。

うちの経営者たちが車を買いたいようで車を見に。

キャデラックのディーラーに。

大型セダンを考えているようだ。

夜は焼鳥屋に行く、日本人がオーナーらしく味はまあまあ。

ただ日本より高い、物価が安いにも関わらず。

今日はまず工場のラインのチェックと品質の確認。

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午後は新商品の打合せと、クライアントのオーダー状況の確認などなど。

3工場回らないといけないので結構大変です...

ホテル到着。

たった今ホテル到着。

皇岗口岸を出るとすぐタクシーの客引きがいつものように寄ってくる。

最初に来たおじさんと交渉すると60元というので交渉成立。

大体は100元と最初に吹っ掛けてくるのだが、

闇タクシーの客引きのくせに良心的?

タクシーの中では運転手と談笑。

「日本人は昔中国人を何人殺した?」と笑いながら聞いてくる。

この手の問題で日本人が中国の教育の嘘などを説明しだすと、

向こうも熱くなってくるので、最近は

「国家間の問題で我々には関係ないでしょ、我々は現代人だし」と答える。

そうすると相手も「そうだよね」と答える場合が多い。

「日本人は秩序とマナーがあるから乗せても安心する」と以外な答えも。

シャワーを浴びて早めに寝よう。

明日も朝から工場まで移動です。

中国。

現在成田空港の搭乗口。もうすぐ離陸。

今回は香港空港着、そして香港空港からリムジンバスで中国深圳の通関を

通って深圳のいつものホテル「罗湖火车站酒店」に宿泊し、

明日の朝、高速バスに乗って东莞东站まで行き、

そこからタクシーで工場へ。

なんだか今は関東地方より緯度の低いトンガンのほうがちょっと涼しい模様。

世界陸上の影響かは分からないが、昨日は腹筋を300回といつもの2倍やったため、

若干筋肉痛。中国ではジョギングできないため、

たまに水泳してホテルで地味に筋トレするしかない。

まあいつもの仕事なんで。

満たされる物。

満たされる物。

各々の存在の理由となる、根本的には宗教だったり、

生活環境ではファッションや食生活、それぞれの趣味趣向だったり。

現代の多様化した価値観の中においては、

その対象が曖昧になる場合が多い。

さらに言うと、それが人間の本質で無いこともある。

安易に流行にのるだけでは、その対象は短期間のスパンで入れ替わっていく。

過剰な形態ほど中身の無いものが多い。

そして他者に依存するほど、その深度は浅い。

現代の日本は「価値観の浅さ」であふれかえっている。

「価値観の浅さ」は「安易な画一化」で見て取れる。

同じような服装、同じようなメイク、過剰こそ個性、のような。

そして結果それは外見だけの没個性となってしまう。

内面からにじみ出るような個性、魅力がなくなってしまった。

「満たされる物」の価値観が変容し、本質が低下してしまった現代。

情報の精度をきちんと把握し、適正に取捨選択しないと、本質を逸脱してしまう。

「受け取る時代」から「考える時代」へと変わった。

これに気づいている人間はどれくらいいるのだろうか...



温暖化。

温暖化。近年良く聞く言葉である。

数千年のスパンで考慮すると氷河期などがあったわけで、

そういった意味では数十年の気象は参考にならないという学者もいるが、

文明の発達に伴って起こる特殊な気象現象との連動を考えると、

温暖化は確実に起こっているように思う。

私が小学校、中学校の時代にはエアコンなどなかった。

20~25年前の話である。確かに暑かったがそれで勉強ができないという

ことなどなかった。だが今は状況が異なる。

こうなると2,300年後はどうなってしまうのだろうか?

人間はその頭脳でエコを兼ねたエネルギー消費の少ない冷房を開発はするであろう。

最悪のシナリオは温暖化が人間の頭脳を超えた場合、

人間が住めなくなった地域から人間の大移動が始まる。

そして移民が増え、収拾がつかなくなった状況で国家意識の破錠が始まる。

状況が深刻化し国家間で問題が起こった場合には戦争に発展する場合もあるだろう。

人間は賢いがゆえに生活を便利にし、合理化する。

それが可能になったゆえに、住む場所を無くしていくのかもしれない。

気候の温暖化、そして海面の上昇もそれに付随する。

2,300年後には今までとは違った概念で争いが起こるであろう。

今までは考えもしなかった事が生死に関わる時代となるであろう。

食資源、エネルギー資源の枯渇。そしてそれに代わる

代替資源は人間にとって有害となるであろう。

現代の人間は食で生命を短くし、健康を著しく阻害する。

現代で大多数の人間が美味しいと思う物はカロリーが高く栄養価が低い物。

ここ2日間温泉に行って来て、温泉に入っている間、行き交う人間を観察

していたが、30代以上と思われる人の7割がすでに肥満、もしくは肥満予備軍だ。

著しく文明化した合理的な生活は、自分で見識を身に付け、

自分で考えた生活をしないと、健全とはほど遠いところに行ってしまう。

難しい時代になったものである。