とあるインテリア・家具デザイナーのブログ -12ページ目

コンビニ。

我々はコンビニという言葉を良く使うようになった。

それはコンビニエンスストアを挿す用語であり、そのコンビニには

我々が日常生活で頻繁に必要とする品物を揃え、24時間営業とすることで

いつでもその品物を購入できる店舗である。

しかしコンビニの激増に比例して成人病や肥満も増えている。

食に関してコンビニで売られるのは「すぐ食べれる物=添加物の多い物」

「美味しい物=カロリーが高く、栄養価の低い物」がほとんどである。

保存料、着色料ゼロという表記がある物もあるが、それは「コーラ、カロリーゼロ」

の表記とさほど変わらない。厳密に言うとそのコーラはカロリーゼロではない。

「100mlあたりのカロリーが5kcal以下であればカロリーゼロと表示してよい」

ためカロリーゼロと表記しているのである。

念のために言うが「カロリーゼロではなくカロリーゼロと表記している」のである。

我々は食の知識を持たなければ、簡単に健康を阻害される時代となった。

もちろんそこには食への欲望を抑制する自制心も必要であろう。

結局、健康や体形を維持するには糖分を抑制し、野菜中心にバランス良く食べ、

できるだけ味付けを控えること、これにつきる。

また昨今はサプリメントの問題もある。

サプリメントは私の友人の医者に言わせれば「飲まないより飲むほうが少々マシ」

くらいのものでしかなく「摂取しすぎるのは危険」だそうだ。

現に私の友人で医者からカルシウムが不足していると言われ、カルシウムの

サプリメントを摂取していたところ、結石になってしまった。

いまでは彼も毎日ジョギングを欠かさず、味の薄い質素な食事に慣れたようで、

人工的なサプリメントは一切摂取していないが、身体はすべて正常値になったそうだ。

また薬については、慢性的な病気に使用される薬は

「症状を抑えるものであって、その病気自体を治すものではない」

と認識すべきである。そしてその薬のほとんどには副作用が懸念される。

結局「根本的に治すものではない」から「服用し続けなければならない」のである。

薬に殺される、というような書籍もあるが、そのような解釈もあるだろう。

薬を多数服用すれば、当然身体の免疫力も下がり、病気になりやすい。

そしてまた薬を服用する。この循環となってしまう。

もちろんストイックになれというわけではない。

ただ現代生活においては、自制心無き生活は健全さを確実に欠いてしまう結果となる。

食に関しては短期間で症状が表れるものではなく、長い時間をかけて成人病などの

症状があわられていくものなので、なかなか自制というものを考慮しにくい

状況であることも確かであろう。しかし私のような30代後半になってくると

何かの形で確実に症状は表れる。私は30前半の時は大手に勤めていて慢性的な

過労状態であり、当時は頻尿気味だった。そのため夜も眠りが浅く、

会社にいても常に眠い状態だった。

まあそういったこともあって健康を重要視しはじめたわけだが...

結局現代生活においては、あやゆる情報が氾濫しており、そのほとんどは誇大広告

もしくは誇張されたものである。だから我々は性格な知識を持ち、

それを取捨選択し、それをライフスタイルとすべきなのである。

現代生活において「健全=引き算」である。

そして「浪費、不健全=足し算」である。

コンビニはその縮図である。

便利になって失う物が多くなったことを我々は知るべきだ。



元旦。

元旦からぼちぼち仕事。













やはり元旦は中国で過ごすより日本の方が落ち着く。

合間にアメリカドラマを。

最近はまだちょっとしか見ていないが「HUNTED」が面白いかも。

最後までストーリーがぶれなければの話だが。

「LOST」と「PRISON BRAKE」の中盤からは見れたものではなかった。

そいうった意味では最近は「DAMAGE」と「PERSON OF INTEREST」くらいかな。

私はクライムサスペンスしか見ないので...

そんな2014年の正月、ゆっくり過ごしましょうかね。

大晦日。

今日は大晦日、今年も色々な事がありました。

仕事も成果が生まれつつあり、来年さらに良い方向に持っていけるのかと。

さて私が書きたかったのは首相の靖国参拝について、個人的な意見を書きたいと思う。

まず参拝の是非が議論されているが、これを外野がどうこう言うべきではないと思う。

中国と韓国に配慮して、という見方もされるが、これと参拝とは別問題である。

これは「他人の意見すら聞かず、自分達の利益しか考えず、自分の主張を他人に

押し付ける」両国であるからこそ、穏便な日本人から上記のように感じる

日本人がでてくるのも無理はないが、これは別問題である。

そもそも日中関係、日韓関係は相手の歴史認識や人種のメンタリティーを

理解していないと彼らと渡り合える外交はできない。

もちろん参拝時期やそれに対する根回しなどは議論されることもあるだろう...

だからこれは「あくまで日本国内の問題であって、外国には理解をしていただきたい」

という事なのである。

今回の靖国参拝において、中国は強烈な不満を表明しているが、だからといって

今回は中国国内で日本排斥運動は起きないと私は考える。

そしてその内情は「中国は安倍首相の考え方を理解した」のではなく、

「国内状勢でそれどころでななく、大気汚染等のいくつかの深刻な国内の問題に

おいて、日本の助けを必要としているから、実際にはそれができない」状況

なのではないかと。中国人にはメンツがある。そしてそのメンツとは

「体裁を保つ」ことに集約される。そのメンツは現代社会においては

「都合の良い保身のいい訳」にも解釈される。だから外国人にとってはやっかいな

物でしかない。これは私が中国で生活、仕事をしている時にさんざん経験した

ことである。そして本音と建前のある外交では、結果的に「強烈な不満」という

表明になる。今回さらに過激な言葉で抗議してきたのは「国内の問題で余力がなく

日本の対応にまで手が及ばないから外交表明だけでも」という風に私は感じる。

国内の問題は深刻である。各地で起こる暴動、大気や河川、土壌の汚染等国民の生活に

関わる事象、

一派に代表される汚職、そして汚職の摘発に関わる派閥、権力

争いなどである。暴動はアイデンティティーや社会不満に基づく。そして社会主義国家

では国民は政府を信用しなくなる。そのため自己の利益、保身しか考えず、

国土や自然を保護するという意識が希薄となってしまう。またそいうったインフラを

保護する国家官僚自体が汚職にまみれているため、社会自体が悪循環に陥ってしまう。

中国では「何が汚職で何が汚職でないか」は法が決めるのではなく、北京の

アンタッチャブルな人間達によって解釈が決定されるため、結果的にこれが

派閥争いとなり、社会混乱を引き起こし、国民の不満の原因となる。

周永康ほどの地位の人間が今まで逮捕されたことはなく、今後この現象が共産党内に

おいて、大きな派閥争いに発展していく可能性は高い。そして今後どういう流れに

なろうと(誰が結果として勝利をおさめようと)国民にとって有益になるような事は

何もないだろう。これは社会主義国家の宿命だといえる。

そしてもちろん彼らも勉強している。こいうった派閥争いや国内に山積した

大きな問題がゆくゆくは共産党自体と破滅させる結果になる恐れもいだいている。

「为人民服务」という言葉は皮肉な事に役人の養分になるはずだったのだが、

結果として表面的には「为人民服务」を断行しないと自分達の存在自体が否定される

恐れをも持つことになってしまったということである。

中国は世界の工場として経済発展してきた。だから民主主義国家とコネクトして

貿易経済が発展し、経済の自由化を行った時点でそうなることは必然であり、

それに気づくべきだったろだろうが。中国国内の問題はこれから確実にもっと

深刻になる。いくつかの大きな問題は解決の糸口すら見えない。

現在の日本は中国人特有のマインドに我慢を重ねている状態である。

ただ最終的には中国国内の問題に日本政府もしくは日本企業が助けを貸すことを

余儀なくされ、結果的に中国政府も日本を理解しようとするようになると思う。

大気汚染や水質汚染などは日本企業が積極的に参入してすこしでも改善を計るべきであり、

中国政府も今後それをやむなく受け入れざるを得ない状況となるであろう。

今は中国人特有の「メンツ」に翻弄されているだけである。

私も中国で彼らの「メンツ」にいかに面倒な思いをさせられたか。

外国人が中国人とビジネスをする際は一般的なチャイナリスクの中に

メンツに対するリスクも含んで考慮したほうが良いと思う。それほどやっかいである。

ただ面白い現象もある。私も仕事柄、中国で地方の共産党系列企業の人間と

食事することがあるが、彼らはほとんどが親日である。食事の席で私は日本人として

非難されたことなど一度もない。私は中国語を話せるのでより親近感を持ってくれる

こともあるのだろうが、中国人対日本人という構図で非難されたことなど一度も無い。

つまり「反日」は政策であり国家の意思を反映するものであり、それが国民の意思

ではないということである。テレビの反日ドラマなんか誰も見てないですからね。

さて、韓国に対してはなんとも言い様が無い。

まずは大統領の人格形成、思考に大きな原因がある。

そこには国益、国民感情を超越した執念を感じる。

韓国国内でも日本バッシングに異論がでてきている。

日本にとって韓国と付き合うメリットはマクロ規模で見るとそんなにないが、

韓国にとっては日本をバッシングすることのデメリットは大きい。

こちらは大統領が変わるまで日韓関係の改善は難しいのであろう。

そして彼女自体も「根に持ち続ける」性格であることは言うまでもない。

歴史問題と経済、政治をセットでしか考えることができない政治家は結果を残せるか?

というのは今後の試金石となるであろう。ただ韓国経済の現状がすでにウォン高や

その独特な生い立ちからなる財閥中心の経済構造の悪化で経済後退が顕著に

なってきている。完全に疲弊しつつあることは確かである。

現状だとそれを打開するのに中国と距離を縮めているが、それが吉とでるか凶とでるか。

私のような1国民としては、お互いを理解し関係を改善し、共存し共生していく

ことが望ましい。まあ皆さんがこう思っているのだろうが。

そんなわけで明日2014年を迎えます。

より一層の努力で良い年としたい...









年末。

年末ですね。

みなさんは忘年会などで楽しんでいることでしょう。

私はといえば日本では会社組織に所属しているわけではないので、忘年会などは無い。

現在は3月末の広州展示会の企画作業、

それとデザイン顧問をしている数件のクライアントの企画作業。

そして日本にいるときは毎日10キロのジョギング、1時間のジム、

玄米と野菜中心、調味料を出来るだけ使わない食事、

というライフスタイルはかかせない。

それ以外のラーメン、豚カツ、焼肉等の外食は週に2回ほど。

動物性タンパク質も確かに必要ではあるが、タンパク質は大豆でも摂取できるし、

何より肉系の料理は揚げたり、塩分過多だったりするものが多いので。

このような生活をすると、まず便の質が変わる。

そして深い睡眠が取れるようになり、朝の目覚めも快適になる。

要するに身体に摂取する物で人間が形成されるということ。

最近思うのは「自制無き健全は無い」ということである。

現代の日本はほぼ物質的な生活を享受する社会である。

そしてその本質は欲望と消費の拡大である。

逆に精神社会はそれと相反する概念である。

だから現代生活においては「いかに自制するか」が重要であると私は考える。

まあ、そんなわけで。

今年の年末も慌ただしく動いています。

新商品。

最近の新商品。

主に欧米の顧客向けかな。














本日も仕事。

年末まで休みは無さそうです...

色々。










明後日。

明後日は45日振りの日本帰国。

毎度のことながら、中国の田舎の一泊約1200円のビジネスホテルに泊まり

(工場の近くにはこのホテルしかないため)、ローカル中国飯を食べながらの仕事。

今回の滞在では、日本のインテリア小売最大手の顧客からソファ1点、ベッド1点の

採用をいただいた。そして数点提案していた商品の採用とならなかった商品は

他の顧客が欲しいとのことで、私が手掛けた商品はほぼすべて

いくつかの顧客に採用となった。

今回は来客も多く、工場での打合せから食事、ホテルまでの送迎や

中国に慣れてない顧客には広州や深圳まで同行、通訳代わりをしたりと

かなり忙しく、睡眠不足になってしまったが、結果が出たため満足している。

そして明後日は日本帰国。

ひとまず美味しい米と日本食が食べたい。

そして来週からも地方出張、打合せ等年末まで忙しい。

そして中国の旧正月が終われば、3月の広州の展示会。

今現在オーダーがとても多く、この調子でいけば来年工場をもう1つ設立しないと

いけない状況のため、私もそれを実現できるよう企画開発設計顧問として

尽力しなければならない。

これからだんだんと不況に陥る中国経済。

華南地区では家具も含め製造業の工場が次々に倒産していく中、

我々は企画開発力、品質に重きを置いて企業価値を高めていこうとしている。

おかげさまで今年から入り込んで私が手掛けた商品は日本を含め、

世界16カ国からオーダーをいただいている。

来年は非常に楽しみである。

商品の価値。

「商品の価値」これはビジネスを行う上で永遠のテーマである。

商品の価値とは双方の共通認識によって決まる。

その共通認識は双方がこれまでに蓄えた見識や経験、相手の挙動によって

判断されることがほとんどである。

そしてそこにはさまざまな心理的戦略がある。

心理的戦略とは消費者への啓蒙だが、そこに嘘があってはいけない。

だからこそ消費者はその商品を購入した後も、その商品を手放さない。

例えば我々の業界、家具でみてみよう。

日本のデフレが長期化してから、小売店のレベルは著しく下がった。

とにかく価格重視、他店の人気商品の模倣。

小売店のレベルが下がったというよりもバイヤーのレベルが下がったというべきか。

そして小売店のスタッフも商品の知識をほとんど得ないまま、

現場に出されるため、適切な接客ができない。

そのため消費者もレベルも下がる。そして通常商品自体の品質に関係無い

クレーム等もお店が対応してしまう。まさに負の循環である。

ただ最近は付加価値を備えた商品を自分達で出来る限りの勉強をして、

売り場、サイトを工夫し販売しようとするお客様もでてきた。

彼らは私がデザインした商品で他のお客様から見れば

「カッコいいけど、うちではちょっとね...」と尻込みする商品をオーダーする。

そしてそれを売るために、とにかく戦略を練って売り場を作り込む。

ただ安易に売り場に置かれただけの商品とは訳が違う。

そしてそこで商品1台単位で15000円の粗利の差が生まれる。

私はそういうお客様の対応に最近時間を割いている。

そしてそのお客様に出した商品は別のお客様には出さないし、

彼らには無償でデザインも提供する。

少し前からそれらの商品は売り場に並んでいるが、なかなか好評のようで。

ビジネスとは「規模の拡大」や「消耗戦」ではなく本来は「価値の創出」であるべきだ。

そして我々が属する家具業界はアイデアしだいで大を打ち砕くことができる。

考えていることはまだ色々ある。

そればどんな結果を生み出すかを期待しつつ...

工員達と。

日曜日もほとんどの部門で仕事。

今月は出荷が50コンテナいくかもしれない。

夜は会長と工員のみんなで食事。

工場近くの湖南料理。

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みんなとにかく良く食べて良く酒を飲む。

そして私は顧問職にあたるので、1人1人が会長と私のところに乾杯にくる。

ここではもちろん一気しなければならない。

私はビールをグラス15杯くらいは一気したと思う。

普段全くお酒を飲まない私は気持ちが悪くなり、ホテルへ逃亡。

私が帰る時点でビール5ダース、53度の白酒が3本は空になっていたと思う。

だからみんな20代なのにお腹が出てる。

みなさんの頑張りに期待してます。

週末。

今週は1日香港へ打合せに。

免税店でPROの社長に頼まれて購入したCHIVAS、229RMB。

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昨日のお昼は忙しかったため、昼食は工場近くのウイグル料理へ。

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鶏肉と野菜の煮込み、2人では当然食べることができず、

打包(パックに包んで持ち帰る)してもらい、従業員へあげる。

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このようなお店では私は大抵「葱油伴面」を頼む。

葱油を使用した炒め物であえた面です。

価格は90円ほどかな。

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こちらがメニュー。

イスラム文化圏の特色のある料理ばかりですね。

当然お酒、タバコ、豚肉の持ち込みは禁止。

毎日が中国の田舎の生活です。