コンビニ。 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

コンビニ。

我々はコンビニという言葉を良く使うようになった。

それはコンビニエンスストアを挿す用語であり、そのコンビニには

我々が日常生活で頻繁に必要とする品物を揃え、24時間営業とすることで

いつでもその品物を購入できる店舗である。

しかしコンビニの激増に比例して成人病や肥満も増えている。

食に関してコンビニで売られるのは「すぐ食べれる物=添加物の多い物」

「美味しい物=カロリーが高く、栄養価の低い物」がほとんどである。

保存料、着色料ゼロという表記がある物もあるが、それは「コーラ、カロリーゼロ」

の表記とさほど変わらない。厳密に言うとそのコーラはカロリーゼロではない。

「100mlあたりのカロリーが5kcal以下であればカロリーゼロと表示してよい」

ためカロリーゼロと表記しているのである。

念のために言うが「カロリーゼロではなくカロリーゼロと表記している」のである。

我々は食の知識を持たなければ、簡単に健康を阻害される時代となった。

もちろんそこには食への欲望を抑制する自制心も必要であろう。

結局、健康や体形を維持するには糖分を抑制し、野菜中心にバランス良く食べ、

できるだけ味付けを控えること、これにつきる。

また昨今はサプリメントの問題もある。

サプリメントは私の友人の医者に言わせれば「飲まないより飲むほうが少々マシ」

くらいのものでしかなく「摂取しすぎるのは危険」だそうだ。

現に私の友人で医者からカルシウムが不足していると言われ、カルシウムの

サプリメントを摂取していたところ、結石になってしまった。

いまでは彼も毎日ジョギングを欠かさず、味の薄い質素な食事に慣れたようで、

人工的なサプリメントは一切摂取していないが、身体はすべて正常値になったそうだ。

また薬については、慢性的な病気に使用される薬は

「症状を抑えるものであって、その病気自体を治すものではない」

と認識すべきである。そしてその薬のほとんどには副作用が懸念される。

結局「根本的に治すものではない」から「服用し続けなければならない」のである。

薬に殺される、というような書籍もあるが、そのような解釈もあるだろう。

薬を多数服用すれば、当然身体の免疫力も下がり、病気になりやすい。

そしてまた薬を服用する。この循環となってしまう。

もちろんストイックになれというわけではない。

ただ現代生活においては、自制心無き生活は健全さを確実に欠いてしまう結果となる。

食に関しては短期間で症状が表れるものではなく、長い時間をかけて成人病などの

症状があわられていくものなので、なかなか自制というものを考慮しにくい

状況であることも確かであろう。しかし私のような30代後半になってくると

何かの形で確実に症状は表れる。私は30前半の時は大手に勤めていて慢性的な

過労状態であり、当時は頻尿気味だった。そのため夜も眠りが浅く、

会社にいても常に眠い状態だった。

まあそういったこともあって健康を重要視しはじめたわけだが...

結局現代生活においては、あやゆる情報が氾濫しており、そのほとんどは誇大広告

もしくは誇張されたものである。だから我々は性格な知識を持ち、

それを取捨選択し、それをライフスタイルとすべきなのである。

現代生活において「健全=引き算」である。

そして「浪費、不健全=足し算」である。

コンビニはその縮図である。

便利になって失う物が多くなったことを我々は知るべきだ。