リフォームって図面と違う事、多々なり | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

心地の良い住まい力を引き出す

建築士×レジデンシャルオーガナイザー

永瀬絵美です。

 

リフォームは0から創る新築工事と違い、

壁や天井の中がどうなっているのか、

開けてみないと分かりません。

 

「プロの癖に何言ってるの?」

 

と思われるかもしれませんが、

職人のやり方は百人いたら百通り

またそうなるまでの経緯も百通り。

途中で変更や実は忘れて追加とか。

 

例え、図面があっても何のその。

図面と現実が合ってない

なんて日常茶飯事。

 

さて、こちらをご覧ください。

 

やじるし電力会社への申請図面

◆大抵、分電盤の中に納めてある

 

分電盤のそれぞれのスイッチが

「どの回路と繋がっているか」

が分かる図面です。

 

大体近いゾーンのコンセントや照明をまとめて、

おれぞれ分電盤の左上から順に、

1.2.3…と割り振っています。

 

順番に辿ってみると…

 

やじるしこんなに近いのに番号がバラバラ!

◆2(上)と17(下)

 

◆10(左)と16(右)

 

まあ、違う番号になるに至った、

諸事情があるのでしょう。

 

これは仕方のないこと。

 

リフォームはこの実情に合わせて、

もっと言うと、今あるものに合わせて

施工するしか出来ません。

 

良いとか悪いとかじゃなく、

そういうものなのです。

 

だから、リフォームする業者も

ある程度の予測は出来ても、

ホントに開けてみないと分からない事ばかり。

 

・無い筈の構造材があって開口が出来ない

・シロアリなどで土台が腐って消えてる…

・床下がやけに深かった

 

場合によっては設計変更があったり、

補修工事が発生したり、

現状へ追っつける材料を追加したり…etc

 

だからリフォーム工事の資金計画は、

ご予算の1~2割は不測の事態用に

多めに見られた方が万全です。

 

★今後のリフォーム工事について★

私たちの仕事のやり方が合っていて、

全幅の信頼を置いて下さる人限定のみ、

今はリフォーム工事を請ける事もあります。

 

↓先ずは簡単なコンサルから↓

湘南大好き建築家の憧れの湘南ライフ|工務店ナチュラルハウス湘南の社長ブログ

 

音譜いつも応援クリックありがとうございますラブラブ