心地の良い住まい力を引き出す
建築士×レジデンシャルオーガナイザー
永瀬絵美です。
うちの棟梁のこだわりは、
仕上がりの綺麗さ。
仕上がりから考えれば、
下地を綺麗に張ること、
もっと言えば下地を支える構造材から
綺麗に建てなければなりません。
つまり、建物の見えない部分を
ビシッと水平垂直に整えておけば、
下地も仕上材もそのまま綺麗に貼れるから。
例えば床に建てる間仕切りの着工場面。
「墨だし」と言って墨の付いた糸を
定められた“間仕切り予定地”の両端に置き、
「ピシッ」と指で弾くとこのように真っ直ぐな線が
床に引けます。
◆墨ツボ(右下)と差し金(左上)。最初はアナログ
次に登場するのはレーザー水平器。
またの名をレーザー墨だし器。
◆床の墨(青)との垂直線を壁まで照らしてくれる(赤)
◆そうは言っても最後はやはり人の目!
こうしてレーザーに沿って
また新たに線を引いて墨出しは終了。
あとはこの線に沿って
忠実に材料を建てていく。
ただ、ただその繰り返しです。
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