こんにちは。
今日は、フレイル予防サポーター講座を受講している皆さま方に、私たちの活動を紹介するためにやってきました。よろしくお願いいたします。
「光の木馬」は2020年に行われた認知症予防推進員の養成講座で結成し、その後第1回のフレイル予防サポーターの講座で仲間を増やし、現在6名で活動しています。
フレイル予防の要は「栄養」「運動」「社会参加」プラス「口腔ケア」ですが、私たち光の木馬では「運動」の部分を中心にしようと活動を始めました。
今は色々なメディアで、様々な健康法が紹介されていますが、いざやるとなると、お手上げな感じになってしまうのが正直なところではないでしょうか。
「心と身体を健やかに」
健康であるためには、まず心に注目して欲しいのです。
ご自身の気持ち、思い、考えなどを意識し、言葉にすることで、おのずとご自身にあった健康法や身体の動かし方を見つけることができると考えています。
その為、参加者の方々に1回は発言の機会を持ってもらい、ご自身の気持ちや思いなどを表現しお話してもらっています。
あ、話が前後いたしました。
今年の4月1日から、光の木馬では、はつらつセンター光が丘で「食のほっとサロン」という事業をしています。
ここにも書いてあるように、「楽しい会食を中心に、お口の体操、ミニ講座や体操など、健康を保つための活動を行います」
まずは、ここに至るまでの道のりを、かいつまんでお話いたします。
私たちが結成した2020年は、コロナ禍真っただ中だったので、高齢者の方々をお招きしての活動が始められず、グループ内での自主活動に終始しておりました。
その中で、シノプソロジー(脳トレ体操)普及員の資格をとったり、フリフリグッパー体操をや練馬ゆるらく体操を学んだりしました。
特に、「ソーラン節」にオリジナルの踊りを付けて、
(あ、ソーラン節と聞くと、高校生が体育祭で踊る激しいパフォーマンスを思い浮かべる方もいらっしやると思いますが、
私たちのソーラン節はご高齢の方も一緒に踊れるようなものです)
認知症予防オリジナルダンス「ソーラン節」として、機会があるごとにメインイベントとして踊らせて頂いています。
昨年の今頃行われた高齢者支え合いサポーター育成研修を受講し、活動相談会の時に練馬包括支援センターの方とお話をしたところ、
※ 上記の街かどケアカフェの募集は終了しています。
11月21日に「街かどケアカフェ・練馬2丁目第4アパート【体操・防災講座】」の講師として、1時間の活動時間を頂き、光の木馬として初めて、高齢者の方々をお招きしての活動を致しました。
そして翌年の練馬包括支援センター通信には、光の木馬を紹介して頂きました。
これらを事前に把握し、見学に来てくださった介護予防係の柳下さんに、「来年度つまり2024年4月から、介護予防の事業が終了するので、ご高齢の方々を招いての活動をしてみませんか?」というお話を下さったのです。
それは当時の参加者の方々も引き継げるのではないか、という願ってもない好条件なお話でした。
見学させて頂くと、参加者の方々はお食事を召し上がることを楽しみにしている様子が伺われ、食のほっとサロンと言う事業に則れば、助成金も発生するので活動もしやすくなると言われ、とても不安な気持ちではあったのですが、ほっとサロンを始めようと、大きく舵を切りました。
実は、
先日のほっとサロンでお食事していた時、スタッフの一人が世話話で、「さあにぎやかにいただく」と言うのがあって、と話し出したところ、「そのお話、みんなに聞こえるように、もっと大きな声で話して!」とリクエストがあり、「さは魚、あは油、には肉、ぎは牛乳、、、」と説明に入る、という場面がありました。
私もフレイルのこの研修で習ったし、夕飯作りの時頭によぎることはあっても、ちゃんと意識していなかったのですが、そのスタッフは毎食意識して1週間で網羅できるよう努力している、と言っていました。
「それでも、かの海藻がなかなか取れないんですよね」と呟いたら、参加者のお一人が「海藻は海苔でいいのよ。だから、ご飯と共に海苔をを用意したら?」という会話がされて、皆で「おお!」とどよめきました。
4月から始めてまだ6回ですが、みんなで盛り上げていける雰囲気作りが出来上がってきたことを、とても感激しています。
参加者の方々の心を大切に、気持ちや思い、考えに耳を傾けてきた賜物かな、と自負しております。
ボランティアグループとして心掛けている事もあります。
現在6人なのですが、役割が1人の人に集中しないように心掛け、様々な役割を持ち回りとして、誰もが出来るようにしています。
SDGS持続可能なボランティアを目指しています。
長く細く続けていきたい、次世代の方に引き継いでもらいたいと考えた時、頑張りすぎないこと、無理をしないことが求められると思えるのです。
誰でもが楽しく、気負うことなく出来る活動を目指しています。
月曜日に行っている食のほっとサロンは、参加者が13名スタッフ6名なので、スタッフとしての参加や見学には、人数的な制限がかかってしまうのですが、興味のある方にぜひ一緒に参加して頂きたいと思っています。
よろしくお願いいたします。