フィレンツェについてホテルに荷物を置いた後、タクシーでウフィツィ美術館へ。
私は物心つく前、大学の卒業旅行(ツアー)、今回の3回目です。
閑散期、平日の夕方、雨。
前日に公式HP(ツアーガイドだったかも)を見ると直前なのに16:00からが空いてたので、混んでないのかな?と予測。
とりあえず15:55くらいに当日券売り場着、10分待ちくらいでチケット買えて、10分待ちくらいで入場できました。
雨の多い11月ですが、美術館が空いてるのは非常にいい!
チケットはフィリッポ・リッピ 聖母子と二天使でした。
16:00-16:15の時間枠の当日券
これを買って入場に並んでるのは16:20過ぎていましたが、問題なかったですね。
当日券12€です。予約は16€。予約の方が値段が高いこの現象、イタリアでは常識。
見学もしやすくてよい。
3階(イタリアの2階)がメイン。コの字状の建物で1-45室の部屋に順番に巡ればよいのです。
車椅子、ベビーカーにも優しく、エレベーターあり。
10段程度の階段があったのですが、そこもエレベーターがあるバリアフリーぶりです。安心。
第2室
ギンギラギン!ゴージャスな第2室。
【荘厳の聖母】
処女受胎ですからね、怪訝そうな顔をしてる!珍しい。
第7室
【サン・マローノの戦い】
【ボッティチェッリのプリマヴェーラ】
あー素敵!!
ウフィツィ美術館といえばこれよ〜〜!
500以上の植物と200以上のお花が描かれているらしい。
第35室
【受胎告知】
ダヴィンチのデビュー作。
油絵の具が最先端。
空気遠近法を使って奥行きを出しているのがオリジナル!
ガブリエルの羽が、鳥の羽になっているのがオリジナル!
宗教画には決まりごと(アトリビュート)があります。マリアの純潔を暗に示す描写として、囲まれた塀と雄しべの無い百合がありますが、、、
塀が一部無い!
あとね、マリアの右腕が長い。これは絵が上部に飾られ、右下から見ることを想定している為らしい。
右下から見るとたしかにちょうどいい!
続いて
【東方三博士の礼拝】
ダヴィンチの未完の作品。油絵の具が買えなかったんだって。
【ラファエッロのひわの聖母子】
その貴重な完成品。
第41室の全体像。空いてる様もよくわかる。
レオナルドの生涯描いた13作品はあっちゃんのYouTubeでよくわかります。オススメ!
第41室
この部屋は見応えあり!
【ミケランジェロの聖家族】
ミケランジェロの現存するパネル絵は3枚のみ(完成品はわずか1点のみ)だそう。ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の絵は壁画なのでパネルとは呼ばず。
なんてお金持ちなんだ、、!
その夫妻の間に入る真顔の夫w
以上、3階にある45室を足早に見ました。
見たいものは全て見れた
カフェも雰囲気良いな〜。
リュートを弾く天使
3歳半の子連れでしたが、ベビーカーがありゆっくり見れました。
サクッと見たければ3階の第2,8,10-14,35,41室を見る→カフェでひと息→2階をさささと見る。
2時間くらいで見終わる感じ。
子連れオススメ度
★★★★☆
6/3からウフィツィ美術館は開館しているそうです。
フィレンツェの観光ガイドさんのインスタを見ると、11月のように空いていて、予約なしで入れますと。
11月、やはり空いてるのですね!
マスク必須、手袋不要とのことでした。
コロナが終息し、どこにでも安心して出かけられる世の中になりますように。