「法律・税務公開セミナー&無料相談会(第2回)」のご報告
去る9月30日(土)午後に、生活協同組合コープあいち・税理士法人オーティーエー・NPO法人あいちあんきネットとの共催で、本年度第2回の法律・税務公開セミナー&無料相談会を行いました。
上社でのセミナー開催は今年で3回目となりますが、今回も41名という沢山の方にご参加頂きました。ご多用中にも関わらずお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
第一部では弁護士が講師となり「相続入門~相続の基礎から」と題してお話しさせて頂きました。ある家族の相続を例に挙げ、遺言が有る場合と無い場合、相続人間で協議がまとまった場合とまとまらなかった場合、まとまらなかった場合は裁判所でどのような手続が行われ、どのような形で結論が導かれるのか、丁寧に説明されました。時折、経験談を交えてのお話でしたので、注意すべき点が具体的に示されました。
第二部では税理士が講師となり「相続入門と相続税」をテーマにお話しさせて頂きました。平成27年から基礎控除額が下がった事により、相続税の申告対象が増える事から、まずはご自身の資産がどの位あるのかを把握する事が大切なようです。また、相続税の節税対策等を考える際、下手に自分でやってしまうより、きちんと専門家に相談した方が良いというアドバイスも頂きました。
参加者の皆さんがとても勉強熱心でいらっしゃった為、質疑応答の時間は沢山の質問を出してくださり、非常に活発なやり取りができました。
相続の手続を進めるにあたって重要なことは、とにかく「相続」が「争族」とならないことだ、という点は共通しています。今後も、愛知県内各地でセミナーが予定されています。ご興味のある方は是非ご参加下さい。当日は弁護士・税理士ともに無料相談を受け付けておりますので「ちょっと聞いてみたい」事がある方は、ご予約をお待ちしています。
「法律・税務公開セミナー&無料相談会(第2回)」のご案内
当事務所では、2012年よりNPOあいち・あんきネット及びコープあいちとの共催で『法律・福祉公開セミナー&無料相談会』と題したセミナーを開催してきました。
2015年からは、新たに税理士法人オーティーエーも主催団体に加わり、税に関する問題に対応ができる体制を整えました。題して『法律・税務公開セミナー』です。もちろん、セミナー後の無料相談会も引き続き実施致しますので、奮ってご参加ください。
人生において、相続は大なり小なり誰しもが一度は経験します。そして、争いなくスムーズに進めたいと誰もが願うことでしょう。同時に、ご自身にどれだけの相続税が発生するのか気になるところではないでしょうか?
今年度も昨年度に引き続き、「相続」と「相続税」の2テーマで、セミナーを開催します。また、より多くの地域の方々にお越し頂けるよう、豊橋・上社・安城・高蔵寺の各コープのお店をお借りして行うことになり、第一回目の豊橋は、20名の方にご参加いただくことができました。
第2回目のセミナー開催が迫って参りましたので、ご案内致します。
日時:9月30日(土)13時~16時
場所:コープ上社店(名古屋市名東区上社1丁目301番地1)
テーマ:『相続入門と相続税 -他人事でない!?相続税のアレコレ-』
講師:中川匡亮(当事務所所属弁護士)
講師:富田偉津男(税理士法人オーティーエー所属税理士)
相続の基礎を身近な問題として、法律・税の専門家が親切・丁寧に分かりやすくお話しします。
セミナーの終盤には質疑応答も予定していますので、「ちょっと聞いてみたい」こと、日頃疑問に思っていらっしゃることがあれば、どんどんご質問ください。
本セミナーは参加費無料・参加申込不要です。思い立ったら、どなたでもご参加頂けます。お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
また、セミナー終了後(16時過ぎ~)には無料法律相談会を行います。こちらは予約制になっておりますので、ご希望の方は、相談申込票をダウンロードの上、担当者までFAX又は郵送でお申し込みください。申込締切は9月25日(月)です。
多くの方々のご参加・お申し込みをお待ちしています。
2017.11.17「渡辺治(一橋大学名誉教授)公開講座」のご案内
名古屋第一法律事務所は、来年6月に、設立50周年を迎えます。
事務所設立50周年のプレ企画として、きたる11月17日(金)に 渡辺治(一橋大学名誉教授)をお招きして、「公開講座」を開催します。
「安倍改憲の新局面と日本の進路」
日時:11月17日(金)
(開場)18:30
(講演)19:00~20:30
会場:ウインクあいち 901号室
お申込み定員は、先着120名とさせていただきますので、お早めにお申し込みください。 (入場無料です)
詳細につきましては、こちらをご覧ください。
「法律・税務公開セミナー&無料相談会(第1回)」のご報告
去る9月2日(土)午後に、生活協同組合コープあいち・税理士法人オーティーエー・NPO法人あいちあんきネットとの共催で、本年度第1回の法律・税務公開セミナー&無料相談会を行いました。
東三河地区で初めての開催であったことや、とてもすばらしい秋晴れの外出日和であったことから、会場がガランとしてしまわないかと気をもみましたが、20名の方にご参加頂きました。ご多用中にも関わらずお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
第一部では弁護士が講師となり「相続入門~相続の基礎から」と題してお話しさせて頂きました。ある家族の相続を例に挙げ、遺言が有る場合と無い場合、相続人間で協議がまとまった場合とまとまらなかった場合、まとまらなかった場合は裁判所でそのような手続が行われ、どのような形で結論が導かれるのかが、丁寧に説明されました。
第二部では税理士が講師となり「相続入門と相続税」をテーマにお話しさせて頂きました。導入部分で相続税申告書の見方が説明されました。また、「相続税の評価額は実際の価値とは違う」という話は、大変興味深いものでした。平成27年から基礎控除額が下がり、注目されるようになった相続税ですが、申告して控除や軽減措置を受けることで納税に至らないケースもあるとのことでした。
相続の手続を進めるにあたって重要なことは、とにかく「もめないこと」だという点は共通しています。重くなりがちなテーマではありましたが、講師の先生方が時に具体的なエピソードやユーモアを交えながらお話しされた事もあり、終始なごやかな雰囲気で行われたセミナーでした。
今後も、愛知県内各地でセミナーが予定されています。ご興味のある方は是非ご参加下さい。当日は弁護士・税理士ともに無料相談を受け付けておりますので「ちょっと聞いてみたい」事がある方は、ご予約をお待ちしています。
「法律・税務公開セミナー&無料相談会(第1回)」のご案内
当事務所では、2012年よりNPOあいち・あんきネット及びコープあいちとの共催で『法律・福祉公開セミナー&無料相談会』と題したセミナーを開催してきました。
2015年からは、新たに税理士法人オーティーエーも主催団体に加わり、税に関する問題に対応ができる体制を整えました。題して『法律・税務公開セミナー』です。もちろん、セミナー後の無料相談会も引き続き実施致しますので、奮ってご参加ください。
人生において、相続は大なり小なり誰しもが一度は経験します。そして、争いなくスムーズに進めたいと誰もが願うことでしょう。同時に、ご自身にどれだけの相続税が発生するのか気になるところではないでしょうか?
今年度も昨年度に引き続き、「相続」と「相続税」の2テーマで、セミナーを開催します。また、より多くの地域の方々にお越し頂けるよう、豊橋・上社・安城・高蔵寺の各コープのお店をお借りして行うことになりました。
第1回目のセミナー開催が迫って参りましたので、ご案内致します。
日時:9月2日(土)13時~16時
場所:コープあいち・豊橋生協会館(豊橋市牟呂町松崎15 ※駐車場あり)
テーマ:『相続入門と相続税 -他人事でない!?相続税のアレコレ-』
講師:森田 茂(当事務所所属弁護士)
講師:川崎隆也(税理士法人オーティーエー所属税理士)
相続の基礎を身近な問題として、法律・税の専門家が親切・丁寧に分かりやすくお話しします。
セミナーの終盤には質疑応答も予定していますので、「ちょっと聞いてみたい」こと、日頃疑問に思っていらっしゃることがあれば、どんどんご質問ください。
本セミナーは参加費無料・参加申込不要です。思い立ったら、どなたでもご参加頂けます。お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
また、セミナー終了後(16時過ぎ~)には無料法律相談会を行います。こちらは予約制になっておりますので、ご希望の方は、相談申込票をダウンロードの上、担当者までFAX又は郵送でお申し込みください。申込締切は8月28日(月)です。
多くの方々のご参加・お申し込みをお待ちしています。
「青年法律家協会 北村全国議長を励ますつどい」を開催しました
本年6月、当事務所の北村栄弁護士が「青年法律家協会」(弁護士学者合同部会)の全国議長に就任しました。
青年法律家協会 http://www.seihokyo.jp/html/about-seihoukyou.html
愛知から全国議長就任というのは初めてのことです。これから重責を担われる北村弁護士を激励しようと、青法協あいち支部との共催で「青年法律家協会 北村全国議長を励ますつどい」を8月1日に開催しました。北村弁護士にゆかりのある多くの方々、遠くは北海道や大阪からもかけつけていただき、およそ50名が参加する盛会となりました。
つどいは、北村弁護士の恩師である名古屋大学名誉教授の森英樹先生のビデオメッセージに始まり、青法協と一緒にさまざまな課題に取り組む自由法曹団からの激励、そして北村弁護士が当事務所に入所してから取り組んできた数々の事件、「日立争議」「あおぞら裁判-名古屋南部大気汚染公害訴訟」「中国残留孤児国賠訴訟」「老朽原発40年廃炉訴訟-高浜1,2号機・美浜3号機の運転期間延長認可取消訴訟」の弁護団員などから、当時の映像も交えつつ、弁護団での思い出と共に北村弁護士の今後の活躍を期待する激励のメッセージが続きました。
名古屋北法律事務所の矢崎暁子弁護士から北村議長に花束が贈られ、北村弁護士から全国議長就任に至った経緯や東京の会議に頻繁に参加しなければならない多忙な現状の報告、そして全国議長としての今後の決意が語られました。
私たちは、北村議長を支え、地元愛知で「憲法を守り、平和と民主主義、そして人権をまもる」取り組みを一層発展させると共に全国でのこうした活動にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
追伸:当事務所の堀江哲史弁護士が青法協あいち支部の事務局長に就任しました。そこで、つどいの最後に堀江弁護士を激励して花束を贈呈するサプライズ企画を行いました。
全国議長とあいち支部事務局長、この両名を積極的に支えていきます。
裁判員裁判で無罪判決!
弁護士 水谷 実
本年6月22日、当事務所の中山弦弁護士と一緒に取り組んだ刑事事件の裁判員裁判(名古屋地方裁判所刑事第3部係属)で、無罪判決を勝ち取りましたので、取り急ぎご報告します。
問題となった事案は、覚せい剤密輸事件です。
被告人男性は、渡航先の中国・上海で他人からスーツケースを受け取り帰国しましたが、そのスーツケースに入っていたリュックサックの背当て部分に覚せい剤が仕込まれていたため、覚せい剤を密輸したとして逮捕起訴されてしまったのです。
争点となったのは、①男性がスーツケースの中に覚せい剤が入っているかもしれないとわかっていたかどうか(故意)と、②責任能力の有無。
裁判所は「男性がスーツケースの中に覚せい剤が入っているかもしれないとの認識を有していたと認めることはできない」として、男性に無罪を言い渡しました。
この事件の特徴は、男性が長年にわたって統合失調症を患っていたという点でした。病気の影響もあり、本件が発生するまで長年にわたって複雑な事実経緯がありました。
そのため、弁護活動では、長年にわたる男性の行動と統合失調症との関係、そして、病気が男性の認識にどう影響を与えたのかを明らかにすることに力を注ぎました。
また、男性は捜査段階で自白をしていたため、弁護活動では、この自白が虚偽の自白であることを明らかにすることも大きなポイントになりました。この点についても、判決は、「捜査段階の自白は信用できない」と結論づけました。
検察官から控訴される可能性もありますので予断は許さない状況ですが、私も中山も無罪を確信する事件でしたので、無事、無罪判決をいただくことができて本当にほっとしています。
取り急ぎのご報告でした。
この無罪判決は、多くの報道機関で取り上げていただきました。
中日新聞6月23 日朝刊の記事をご紹介します(この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています。)。
弁護士のひとり言(90) 「物置の再塗装」
弁護士 田原裕之
前回の「中庭のテーブル」に続いて、DIYです。
先日、庭に置いてある「物置」の再塗装をしました。 「物置」というより、高さ1mくらいの「物入れ」で、数年前にホームセンターで買ってきた既製品です。
買ってきたとき、防腐剤入りの塗料で塗装しておいたのですが、直射日光に当たりますので、塗料が劣化し、剥げてきました。木材もいいものを使っているわけではないので、表面がぼろぼろ。みっともないこと甚だしい。
そこで、再塗装することに。 以前の塗装を剥がし、表面をならすために、「電動サンダー」で表面を研磨。やすりは100番で十分でした。その上に、再度防腐剤入り塗料で塗装。
表面がきれいになったため、見かけも良くなりました(と思っています)。
写真は「アフター」の写真です。これを見ると、それほどきれいじゃないですが、元がぼろぼろでひどかったので、これでも相当マシになった方です。 (「ビフォー」の写真を撮っておけば良かった。)
今回は、日曜日の午後の半日仕事。
これで、あと5年は持ちそうです。何事も、手入れが大事ですね。
宣伝活動を行いました
現在、国会で審議が進められている「テロ等準備罪」(組織犯罪処罰法改正案)は、「テロ対策」の名の下に国民の内心の自由を侵害し、国民全体を監視下におく危険性をもつ法案であり、これまで三度廃案となった「共謀罪」とその本質において何ら変わりません。
私たち名古屋第一法律事務所は、この法案に反対し、その廃案を求めています。
5月10日8時30分からこの「共謀罪」の成立に反対する宣伝活動を行いました。
「自由法曹団」が作成したリーフレット「これが共謀罪です!」1000枚をティッシュに折り込み、地下鉄出口などで配りました。勤務先などへ急ぐ多くのみなさんに受け取っていただき、用意したリーフレットはまたたく間になくなりました。
自由法曹団(リーフ作成の速報)
http://www.jlaf.jp/html/menu2/2017/20170420131218.html
「共謀罪」に関する政府の国会答弁は迷走を極め、充実した審議は全く進んでいません。また、こうした国会審議の影響もありこの法案の理解もまだ充分とは言えないなか、今国会での成立に向けて強引な国会運営が続いています。
この法案に対しては、日本弁護士連合会や愛知県弁護士会をはじめとする多くの法律家団体が反対の意見表明をしており、私たちも引き続きこの法案の危険性を伝え、「共謀罪」の廃案をめざす活動に取り組んでいきます。
ご希望があれば「共謀罪」に関する学習会の講師派遣も可能です。当事務所まで直接ご連絡ください(担当事務局 田中)。
弁護士のひとり言(89) 「中庭のテーブル」を作りました
弁護士 田原裕之
わが家は、東西に狭く、南北に長い造り。南北の真ん中付近に3畳ほどのテラスがあります。そこは、「中庭」として使用する予定が、半ば物置状態。テーブルといすを置いてくつろげるようにしたのですが、テーブルが「80㎝×80㎝」で、置くと狭くなる。ホームセンターで買ってきたプラスチック製なので、少しヘタってきた。これを機会に、妻から、「70㎝×90㎝のテーブルに替えたい」、つまり、奥行きを10㎝縮め、横幅を10㎝広げるというリクエスト。そんな都合のいい既製品があるはずもないので、DIYで作ることにした。
構想を練り、ホームセンターでそれに見合う部材を物色。適当な部材を見つけると、それを使った具体的図面つくり。ここまでが第1段階。 ホームセンターで、部材を購入し、ミリ単位で指定した長さにカットしてもらう。このサービスは本当に助かる。
この部材を持ち帰って組み立て。テーブルの場合、足がガタつかない、グラグラしないが重要。写真を見るとわかるが、廻りの枠をまず作り、そこに足をおいてビス止め。 出来上がったら、カンナで角を落として整形し、紙やすり(240番)で磨いて、塗装。1回目を塗った後もう一度紙やすりをかけて、2回目の仕上げ塗装。
構想・下見・図面書きに2日、組立塗装作業2日、合計4日の作業でした。 幸い、ガタつき、グラつきもなく、一発で完成しました。途中、いろんなことはあったけれどすべて省略。
このブログを読み返してみると、2014年9月の「ミニチュアのいす」が最後。久しぶりのDIYでした。