「私って変だよね?おかしくない?」
そんな質問に、
「変じゃないよ、おかしくないよ、大丈夫だよ」
なんて答えた場合、
相手は否定されたと感じる場合があります。
こんな症状がある方は、とくに。
変だと言った本人は、変だと思う正当な理由があるのです。
それは思い込みかもしれないし
気にしすぎかもしれない
勘違いかもしれない
だけど、
私は変だ!と感じた理由があるんです。
なので、「大丈夫だよ」と言われると
「そんなことない!」
と主張したくなります。
否定されたと感じているから。
ちゃんと、私の話を聞いて!
変だって言ってるのに!
私をわかってよ!
変だって言ってる私を認めて!!
そんな承認欲求が出てくるのです。
ネガティブを認めてほしいなんて
ちょっと変な気がしますか?
でも実は、ネガティブを認めてほしいのではなく
”そう言っている私” を認めてほしいのです。
ではどうすればいいのか。
「私って変だよね?おかしくない?」
そんな風に聞かれたときは、
「大丈夫だよ、変じゃないよ」
と言う(否定する)前に、
「どうしてそう思うの?」
と聞いてあげると、相手は楽になるかもしれません。
相手が自分を変だと感じている場合、
そう感じる気持ちを尊重するのです。
変かどうかではなく、そう感じている気持ちを、です。
例えば、こんな風に会話を進めていきます。
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寄り添った後、理由を聞く
「そんな風に感じるんだね」と寄り添ったあとは、相手がなぜ自分を変だと感じるのか、その理由を尋ねます。「どうしてそう思うの?」と聞くことで、相手の背後にある思考や感情を理解する手助けになります。聞かれた相手は、自分の感情や思考に向き合う機会を得ることにもつながります。
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傾聴する
相手の話しには、注意深く耳を傾けます。相手がどのような思考でどんな価値観を持っているのかを理解するつもりで聴きます。
↑このスキルの第一歩はこちらを受けて見てくださいね。カウンセリングの基本のき!
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共感を示す
相手の気持ちを受け止めて共感を示します。例えば、「だからそう感じているんだね」「それは気にしちゃうよね」「あなたの気持ちはよくわかるし、理解できるよ」などです。
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ポジティブな側面を強調
最後は、ポジティブな側面を一緒に考えてみましょう。「私はね、その特徴はあなたの個性だし、他の人にはない魅力だと思うよ」といった言葉で、相手の自己肯定感に触れていきます。
尊重と共感の気持ちを持ちながら
相手の感情や思いに向き合うと
より良いコミュニケーションができます。
↑このコミュニケーションは、アサーティブコミュニケーションで学ぶことが出来ます。
ぜひ、学んでください!
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