フォロワー数9万人、凄いですよね〜。
清助(セイスケ)刃物は、1丁ずつ心を込めて手作りする職人さんの包丁を販売しています。
手作りの包丁は、外国人にとても人気があります。
日本刀に繋がるものがあるのかな…
包丁に細工された龍や桜の彫り物などは特に人気が高くて、何十万円もしていても即座に売れてしまうとか。
こんにちは。ラムチョップが好き過ぎて上野でバルを経営している前川弘美です。今回は、上野から車で10分の浅草合羽橋にお店をオープンした「清助刃物」さんのご紹介をしますね。
伝統工芸の継続の難しさ
ふだんの生活の中で物が溢れて、あらゆるものが安く手軽に手に入れる事ができます。
そんな時代に逆らうかの如く、時間をかけた丁寧なものづくり伝統工芸は、廃れてしまうものがあると聞きます。
成り手になる職人さんがいないという深刻な後継者不足の問題をニュースで見聞きして、寂しいな、技を継承できないなんて勿体ないな、と、思います。
「丁寧な物づくりをしても、高価で売れない」…というのも、続けられない、廃れてしまう原因にあるのではないでしょうか。
日本が誇る伝統工芸は数多くあり、現在は1,300種類ほど。1984年が生産のピークで、現在は5分の1、約1,000億円程の生産額です。
しかし、最近、追い風が吹いてます。
果敢にチャレンジし、手作り包丁の啓蒙に一役かっているのが、若手経営者の中村充宏さんです。
精魂込めた日本の職人が造る包丁を海外に広める「清助刃物」
海外の人が日本の職人技に惚れ込んで購入することによって、伝統工芸の継続が成り立っていく。
外国人から注目されることによって、日本人も最注目する。
いわば、逆輸入。
南部鉄器もフランスに輸出した事により最注目されてますよね。
売れることによって需要が高まり、職人さんも喜び、なりたい人が増えてきて次世代へと繋がっていく。
そんな素晴らしい経済の循環を包丁で表現しているのが、中村充宏社長が経営する清助刃物さん。
彼のインスタのフォロワー数は9万人。
1投稿すれば、沢山の賛辞が送られて、瞬く間に売れてしまう影響力は、手作り包丁業界の革命的存在なのではないでしょうか?!
ポートランドに店を構えていて、本社は金沢。この度、2軒目の店を合羽橋の中ほどにオープンしました。
清助のイメージキャラクターがドン!と看板に掲げてます。
店内は、黒と白木が基調。
和モダンで洗練された店内。
丁寧に飾られた包丁たち。
包丁の上には、職人さんの写真。
職人さんと包丁愛が伝わるディスプレイ。
スタッフさんは、黒いヨットパーカーに、ロゴ入り。
このカジュアル感が逆輸入している感じ。
合羽橋で一際目立つ異色な存在を放ってます。
また、スタッフさんは全て英語堪能。
次世代対応、全てにおいてカッコ良いんです。
店内の様子はコチラから、ご覧くださいね。
合羽橋にお寄りのときは、覗いてみてください。
包丁ミュージアムのような店内
眺めるだけでも目の肥やしになりますよ♫
清助刃物
111-0036
台東区松が谷2-1-11
東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩5分
清助包丁は、山下さんの経営する山下洋食器さんの4軒隣。2人ともエクスペリエンス・マーケティングの塾生なので、共通の友人である私がご紹介させていただきました。ご縁ですね〜(^^)
山下食器さんには、ステキなグラスがいっぱい!
食器が好きなら、昔から合羽橋ですよね!
通りの両側にひしめくお店を1軒1軒廻っていると、時間を経つのを忘れちゃう。
あ、高橋総本店さんも良いですよ〜♫
合羽橋のお店、また、ご紹介させていただきます。
ではでは、
今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。