7月15日の「ものの道理セミナー」の時間が変更になります。
15日の「ものの道理セミナー」ですが、
申し訳ありません。
時間が変更になります。
18時半からではなく、13時から15時半までになります。
タイトルは、「ものの道理が人生を豊かにする」です!
ご期待ください。
お待たせしました!
先週から、怒濤のような日々でした。
大阪での4日間続けてセミナーと授業。
神戸でのセッション。
そして、東京に帰ってから、
関定子先生が出演されたオペラ、ノルマ。
主役のノルマは、超絶的な役柄ですが、
関先生は、凄過ぎる!!!
そして、穂高養生園。
素晴らしい三日間でした。
この1週間、ネットに向かう時間がほとんどありませんでした。
一つ一つアップしていきますので、お待ちください。
明日、明後日のセミナー
こんにちは。 ものの道理を考えよう」の永松です。
英国出張から戻り、明日からまたしばらく出張生活です。
明日は、午前中はホメオパシーベイシックコースの、
実質上第一回目です。
(前回は番外篇でした!)
http://nihon-homeopathy.net/semi-info/basic1_osaka2011.html
ホメオパシーの根本原理、症状の意味など、
根本からものごとを考えるヒントにもなると思います。
夜は、ホメオパシーおまかせセミナーの第二回目。
http://nihon-homeopathy.net/semi-info/night_osaka2011.html
今回も、女性のレメディーです。
第一回目の続きともいえますが、
トピックは新しいので、初参加の方、どうぞいらっしゃってください。
そして、金曜日の夜は、「ものの道理を考えよう」セミナーです。
http://nihon-homeopathy.net/semi-info/semi-mononodouri.htm
参加されていらっしゃる方に応じて、
さまざまなトピックについてお話します。
とても楽しいセミナーになると思います。
ホメオパシーにご興味があってもなくても、とても役に立つセミナーだと思います。
ぜひいらっしゃってください!
大震災後に対応するホメオパシー (1)
こんにちは。 「ものの道理を考えよう」の永松昌泰です。
いよいよ原発の行方は不透明で、
先行きの見通しは、良くありません。
以前から書いているように、
福島原発の場合、一番問題なのは、
瞬間の放射線量ではなく、
これからの慢性的累積線量です。
これは、なかなか解決が難しい問題で、
そう簡単に打つ手はありません。
今まで、この問題については、
以前に事故発生直後の急性的状態においての
ホメオパシーレメディーをアドバイスさせていただきました。
さて、これからは急性期だけではなく、
次第に慢性的状態に対するアプローチの重要性が高まってきます。
福島近郊だけではなく、
より広い範囲に広がっていることが明らかになってきている現在、
関東地方以北はもちろん、今まであまり関係ないと思っていた中部・関西にも、
次第に影響は大きくなりつつあります。
これからの日本の姿を考えるにおいて、
放射能の影響は、最大級の要素になりつつあります。
また、言うまでもなく、
大震災で家族、家、職場、財産、思い出・・・
全てを失った方々のショックの影響は、
むしろ今からです。
その状況に対応し、
新しい日本の再建をめざし力強く立ち上がっていくため、
今こそホメオパシーの力を、
最大限に活用していただきたいと思います。
これから、私たちは、
力強く日本の復興、私たちの未来を支えていくべく、
全力をあげていきます。
つづく
クスリについて
こんばんは。 「ものの道理を考えよう」の永松です。
クスリについて、少し書きましょう。
コメントを途中で「非公開」としたことで、
「痛いところをつかれたから逃げたんだろう」などと、
びっくりするような見当違いのことを書かれていらっしゃる方もいるようです。
以前のコメントにも書きました。
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http://www.hahnemann-academy.com/blog/2011/04/post_287.html#comments
私は、医師の投薬が常に適切であることを、本当に切望しています。
医師の言うことに従っていさえいれば、
それが患者さんの最大利益になる、
ということが本当に実現するならば、
こんな幸せなことはありません。
それが本来の医療のあるべき姿なのですから。
ただ、本来の医療のあり方と、
現実に起こってしまっていることとの乖離は、
残念ながら非常に大きいものがあると思っています。
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非常に残念なことに、
専門家が首をかしげるような処方は、ちっとも珍しくありません。
それは、言うまでもなく、
たくさんの素晴らしい医師もいれば、
たくさんの素晴らしくない医師もいらっしゃるからです。
当たり前のことですが・・・
ちゃんと緊張感をもって、適切な処方をされる人もいれば、
緊張感を持たず、考えることもせず、
勉強せずに製薬会社のMR任せの処方に堕したり、
患者の状態を無視した単なるルーティン処方にずぶずぶと狎れきった人もいる。
素晴らしくない医師の処方を受けてしまい、
無用の苦しみを受けてしまう確率は、
遺憾ながら、相当のものがあると思っています。
これについては、コメントを入れてこられた医師の方も、
その方の専門の分野については、
素晴らしくない医師に対して非常に憤っておられます。
「医師免許返上しろっ!」 とまで。
http://ameblo.jp/aestheticsurgeon/entry-10915805394.html
これは、もちろん美容外科だけに限ったことではありません。
この方の場合には、最初からきちんと名乗られ、
ご自身のHPのリンクも貼られて登場されてこられました。
ご意見の相違はいろいろとありますし、
いろいろと申し上げたいことは山ほどありますが、
匿名の中に隠れていらっしゃるのではないことは、
大いに評価しています。
匿名性の中に隠れて批判をされる方が多い中、
そこは立派だと思っています。
(もちろん、匿名にも、ピンからキリまであります。
匿名の中にも素晴らしい方もいらっしゃいます。)
ただ、一つ言えることは、
自分の顔を晒す、ということは、
それなりの勇気を必要とすることは確かです。
近々、予防接種についても、少し書きましょう。
久しぶりの福岡セミナー
お早うございます。 「ものの道理を考えよう」の永松昌泰です。
9月24日(土)(変更済です)に、久しぶりに福岡でセミナーを行います。
福岡という場所は、私にとって非常に思い出深い場所です。
私は山口県出身で、
以前に鉄鋼の仕事をしていた時には、
毎月のように福岡に出張していました。
福岡という場所は、とても気持ちの良い、
「きっぷの良い」ところです。
その時にたいへんお世話になった方とお会いしたのも
この福岡です。
今まで定期的にセミナーや講座を行なってきたのは、
東京、大阪、名古屋、鹿児島、札幌です。
福岡でも、単発のセミナーだけではなく、
シリーズで講座をしていきたいと思います。
会場と日時の詳細は、またお知らせします。
お楽しみに!
再び原発の行方 (1)
こんばんは。 「ものの道理を考えよう」の永松昌泰です。
今日の授業の時に、最近はブログのトピックで、
原発についての話が取り上げられていない、
というコメントがいただきました。
確かにそうですね。
今の状態は、一言で言えば、
「ますます深刻な状況が、ますます慢性化している」、
ということだと思います。
以前に書きましたように、
少なくとも数年以内に好転する可能性は、
ほぼゼロだと思います。
理由はシンプル。
意味のある効果的な作業をできるほど、
近づくことはできない。
また持続的にすることはできない、ということです。
残念ながら・・・
今回の問題は、
短期的急性的な問題ではありません。
慢性的な状況としては、チェルノブイリを上回る、
前代未聞の危機的状況になることは、
おそらく間違いないと思います。
これからどうするべきか、
それをじっくりと考えていきたいと思います。
つづく
現代医療 (5)
私は昔からいろいろなことに興味を持ち、
20歳代までに、さまざまなことをやってきました。
哲学、物理学、数学、統計学、科学哲学、社会学、文学、心理学、音楽、武道、テニス、ゴルフ・・・
ただ、医学は専門的にやったことがありませんでした。
では、医学や医師に対してどのような印象を持っていたか、というと、
「圧倒的な尊敬」です。
それは、アメリカ留学中に、何度となく繰り返し読んだ本の影響です。
柳田邦男さんの「ガン回廊の朝」という本です。
この本は、ガンと戦ってきた医師たちの英雄的な物語でした。
ガンという最大級の難敵と戦い、
ある時には「勝利」し、
またある時には「敗北」を重ねながら、
何とかしてこの難敵を克服しようと獅子奮迅の努力をされている
素晴らしい医師たちの物語でした。
それは、正に英雄の物語でした。
今も思い返すと、胸が熱くなります。
なんて素晴らしい人たちなんだろう! と。
また、もう一册繰り返し読んだ本がありました。
アーサーヘイリーの「最後の診断」です。
この本は、50年以上も前の本ですが、今も基本的には何一つ変わっていません。
素晴らしい本です。
この本は、いわゆる手放しの「英雄物語」ではまったくありません。
ここには、病院のさまざまな実情が描かれ、
そして、苦悩する医師の姿が描かれます。
その中で非常に印象的だったのは、
悪性の腫瘍と良性の腫瘍とは、非常に見分けが難しい場合が多く、
病理医によって真っ二つに意見が分かれる場合が多い、
ということでした。
これについては、また別の機会に譲りますが、
最近出版された立花隆さんの本の中でも、
まったく同じことが書かれていたのでびっくりしました。
立花さんは、ご自身がガンになり、
持ち前の超絶的勤勉さで、ガンについてNHKと一緒にものすごい取材をしました。
その冒頭に出てくるのが正に今のことでした。
「良性と悪性の腫瘍を見分けるのは、きわめて難しい。
良性も悪性も、姿はほとんど同じである。」
という第一級の医師の話を聞いて、
立花さんは非常に驚いていました。
一般的なイメージでは、
「私はガンでございます。」というように、
良性と悪性は、はっきりと見分けられるように思っていますが、
実際にはまったくそうではない、ということを、
第一級の医師は言います。
そして、世界中の名医師、名高い研究者に取材すればするほど、
ガンの不可解さ、そして根深さが浮かび上がってくる・・・・・
この話はまたにしますが、
1959年に書かれた小説に描かれている状態と、
未だに全く変わっていない、ということにも衝撃を受けました。
また、アーサーヘイリーには「ストロング・メディスン」という本もあります。
これは、製薬業界の内情を書いた本ですが、
非常に衝撃を受けました。
27年も経っていますが、今も製薬業界の状況は全く変わりません。
おそらく、私の製薬業界に対するイメージは、
この小説から作られたところが大きいと思います。
つづく
現代医療 (4)
その後数年してロンドンに住んでいた頃です。
たまたま私の症状の話になった時、
知人の中国人の方から、
中国鍼の名人という医師を紹介されました。
Dr. Lo という60歳代の医師でした。
ロンドンの鍼灸を教える大学院で20年間教鞭を取っていた後、
開業されたとのことでした。
症状について話すと、
ドクターは大きくうなずきました。
「私は、この症状については十分に経験があります。
15回くらい通ってこられたら、完全に治ります。」
と言われました。
治る? ホント?
しかし、その後に中国医学のことについて、
また一般に医療について、いろいろと話をすると、
とても話が合い、信頼することができました。
治療は、全身に数十カ所に鍼を刺して、
その後、鍼に電気を通す治療でした。
1時間くらい横になっていました。
かなりビリビリしましたが、電気が強すぎると調整してくれました。
そうするうちに、無事に治療が終わりました。
その後、どうなったのか・・・
実は、その後日本に帰国したので、
治療は2回しか受けられませんでした。
しかし、その後5~6年間、まったく症状は出ませんでした。
まったくです。
必ず定期的に来た症状が、まったくありません。
そして、5~6年経った後、
1年か2年に一回くらいは目の症状は出てきました。
しかし、痛みはまったく出ません。
それが私が中医学で経験したことです。
つづく