熟練コスメ職人トミーです。
25年以上、スキンケアコスメの商品開発をやってます。
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また、お肌の悩みやスキンケアに関する相談、コスメ(化粧品)業界に就職・転職を考えている方のご相談にも応じています。
前回のブログでは、炭酸浴による血流促進がお肌によいことをご紹介しました。
今回は、「血流を調整している自律神経の働きとお肌との関係」についてご紹介したいと思います。
自律神経には人体の様々な臓器の働きを調整する働きがあり、交感神経と副交感神経の2つに分かれていることが知られています。
交感神経は日中や活動的な時、ストレス時に優位に働く神経であり、血圧を上げたり、心拍数を増加させて身体を活動的にします。
一方、副交感神経は夜間やリラックス時に優位に働く神経であり、血圧を下げ、筋肉を弛緩して睡眠や疲労回復を促し、身体を休息させます。
この交感神経と副交感神経は互いに相反する役割があり、健康維持にはそのバランスを整えることが大切です。
特に現代人は様々なストレスから自律神経が交感神経優位に傾いてしまいがちです。
前回のブログの最後の方でも触れましたが、皮膚の細胞に栄養を供給する毛細血管の流れをよくするためには、副交感神経を高めることが大切だとお伝えしました。
その理由は、血管の拡張・収縮は自律神経系の支配を受けており、交感神経が優位な場合は血管が収縮して血流が悪くなり、副交感神経が優位な場合は血管が拡張して血流がよくなるためです。
そのため、お肌にとっても副交感神経を高める生活習慣が大切なのです。
副交感神経を高める生活習慣については、またの機会にご紹介したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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