当然、DDR2のメモリスロットが4つある訳で。
(今まで使っていた変態M/Bは、スロットは4つあるものの、DDR2x2とDDR1x2排他使用する事になっていました)

Elixir W2U800CQ-2GL5J(DDR2 PC6400 5-5-5 1.8V 2048MBx2)
現在コレを使って4GB搭載。
ふと、余ってるメモリがオークション出品予定箱(過去の産物)に眠ってる事を思い出しました。

FIRESTIX FSX800D2B-K2G(DDR2 PC6400 4-4-4 1.8V 1024MBx2)
容量以外はこちらの方が性能は上なんですが(^^;
暗黙の了解というか常識的には、デュアルチャネルで動作させるには、まったく同一のメモリを2枚または4枚で使用する事になっていますが、ブログネタの為にこの際無視して突っ込んでみました。
まあ、デュアル動作にならなかったら抜けば良いだけでw
【取り付けビフォアーアフター画像は省略(撮り忘れとも言う)】
スロット1:Elixir W2U800CQ-2GL5J (2GB)
スロット2:FIRESTIX FSX800D2B-K2G (1GB)
スロット3:Elixir W2U800CQ-2GL5J (2GB)
スロット4:FIRESTIX FSX800D2B-K2G (1GB)
という取り付けをしました。
さて、電源ON。
POST画面

ちゃんと「Dual Channel」と表示されました。ラッキーΣd(゚ω゚*)
CPU-Zで確認

6GB認識、DualChannel動作している事も再確認できました。
さすがに、タイミングは遅い方(5-5-5)に合わせる形で動作していますが、これは仕方ないところです。
CrystalMark 2004R3 ベンチマークの、Memoryのスコアは
20500 ⇒ 19800 ちょっと下がりましたが、まあ誤差程度とみて良いと思います。
さて、ここで問題が。
WindowsXP(32bit)の場合、OS上で認識できるメモリは最大「3.25GB」までとなっています。
認識できない残りの「2.75GB」は普通ならどうしようもない訳なんですが、
「Gavotte RAMDisk」を使うと、OS上で認識できないその部分をRAMディスクとして活用できます。
Gavotte RAMDisk(ダウンロード)
http://www.chweng.idv.tw/swintro/ramdisk.php
Gavotte RAMDisk 具体的な使い方まとめ(wiki)
http://www10.atwiki.jp/gavotterd/
インストール、設定方法は上記HPを参照してください。(自己責任)
インストールが完了すると、OS管理外のメモリがRAMディスクとして利用可能になります。
特に指定しなければ、「ドライブ R:」としてマイコンピュータに登録されます。
CrystalDiskMarkで速度の比較をしてみました。
HDD(SATA2、7200rpm、32MBキャッシュ)

RAMディスク(2.75GB)

うむ。半導体パネェっすΣd(゚ω゚*)
さてこのRAMディスク、どう活用するかは悩ましい所ですが、主に下記候補が挙げられると思います。
●TEMP(作業)ドライブに割り当てる。
・長所:圧縮・解凍作業や、各種アプリの作業ドライブとして超高速動作が期待できる。
・短所:アプリが再起動を伴う作業を行った場合、再起動時にRAMドライブが初期化されてしまう為、その際には誤動作を起こす可能性が高い。
※具体例:GeForceドライバのインストール時に失敗する。
●インターネットブラウザのキャッシュに割り当てる。
・長所:高速ブラウジングが可能になる。HP行ったり来たりした時、HDDがカリカリ言わなくなる。
・短所:大きなファイルをダウンロードする時、RAMドライブの容量がパンクすると、ダウンロードしたファイルが壊れてしまう。(ダウンロード失敗の旨のメッセージすら出てこないので気づきにくく危険。)
※具体例:ネットゲーム等、数ギガバイトの実行ファイルをダウンロードするとファイルが壊れている可能性がある。
●Windowsのページングファイルに割り当てる。
・長所:HDDの延命化、デフラグメント防止、オンメモリでWindowsを実行出来ているという自己満足。
ページングファイルが2.75GBを超えた事を見たこと無いため、安全と思われる。
・短所:パフォーマンスアップがあまり体感出来ない。
私はWindowsのページングファイルに割り当てました。
可もなく不可もなく。安全にという事で(^^;
今回、メモリ混在でもデュアルチャネル動作してくれるとは意外でした。
(むしろ常識?? 覚え違いしていたのかも)
しかし、やってみるモンですねΣd(゚ω゚*)