おい つる太郎・・ そこは 邪魔なんだが・・
忘れていた天然のジネンジョから つる太郎が・・
庭のサンショのポットを台所に持ち込む
丸木と サンショの木 ご注文は どっち
すぐ近く 目の前の丸木を嫌がり・・
離れた後方のサンショの木 を 選択
つる性植物は植物の中でも特に謎に満ちているようだが、そう難しいものでもなく、今はまだ野人にとってもやや謎で探求中だが、一般植物同様につる性植物の謎も解明する。
つる性植物の謎とは・・
研究者の声は次のようなものだ
さまざまな方法を使って、楽をして上に伸びるつる植物についての一番の謎は、なぜ地上がつる植物だらけにならないかということです。
つる植物に囲まれた中でひとり出て立ち上がってみても、すぐに寄りかかられて損をするだけのような気がしますが、それでも多くの植物が自立しているのはなぜなのか。
おそらくつる植物にはつる植物のデメリットがあるはずで、研究者はいろいろな仮説を考えていますが、決定的な答えは出ていません。
つる植物の巻き付き運動は、ダーウィンの時代から研究されており、わずかな接触刺激に反応し、短時間で巻き付きを開始することが知られています。
一方で、巻きつかれた植物は成長を抑制されます。
そのため、われわれは、つる植物は自分への巻き付きを避けるために、自他識別能力を進化させているのではないかと予想しました。
つる性植物には他の植物と異なる謎がある。
肥料で植物を栽培する限り気付くことはないが、自然界の植物の仕組み上は竹と並ぶ最大の謎となる。
世界中で野人しか気づいていない謎だろう。
謎とされている「つるが相手を感知して巻き付く仕組み」の解明などは簡単で、幾らでも理論を証明出来る。
「樹木の普遍の道理」
樹木の地上部の枝葉に集まる微生物・昆虫、鳥類などのエネルギー水は枝と幹を伝い根元に集まり、あるいは直接ヒゲ根に滴るようになっている。
海から陸へ、立体からほぼ平面になった表土に「海を再現」したのが森。 森を、生命の領域であるその空間を支え続けているのは植物の幹と茎。
これに当てはまらないのがつる性植物であり、野人独自の分類では樹木にも草にも入らない。
樹木の道理は小さいながら茎を持つ草類も持っているが、つる性植物は樹木も草も持っていない。
つる性植物は、根の上に本体がなく重心が極端にズレている。
本体のコロニーで得た動物性エネルギーを根元に戻すことが出来ない。
日が当たらない暗い場所に根を張る幹は細く、主目的は水分の補給。
他の樹木は自力でエネルギーを得る仕組みを持つが、それを持たないつる性植物は巻き付いた樹木や草から得る。
葉を茂らせるのだから当然多くの生き物・微生物も集まる。
雨が降ればそのエネルギーは寄生種の根元に集まる。
つる性植物は他の種からエネルギーは頂くがその代償を払っている。
他の草木のように自ら「海域」に当たる森は築けないが、一緒になって「生命のコロニー」は築ける。
海藻時代の植物の根は固定が目的で海水からエネルギーを得ていたが、最も海に近い生き方を選んだのはつる性植物だろう。
根は固定と水分補給に徹し、太く丈夫な幹を作らず、海水に当たる森の木々を渡り歩きながら広がってエネルギーを得ている。
肥料で早期肥大、細胞が異常になればツルはネットでも支柱でも巻き付くが、正常なら相手を選ぶ。
生命エネルギーを得るために巻き付くのだから命あるものにしか巻き付かない。
生命の電気反応によってツルが進む方向が決まる。
協生農法のキウりが、ネットや支柱を嫌がり、巻き付かせようとしても巻き付かず、生命のある草を選んで地を這うのを多くの読者は体験している。
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