穀物とナッツは同じものだ。
穀物は草のタネであり、ナッツは樹木のタネ。
タネとは植物族が子孫を残す為の手段であり、動物族では卵生動物の卵、胎生動物の子供にあたる。
どちらも、草木の幼苗、動物の幼児が大人になるまで必要な情報が詰まっている。 どちらもその生長エネルギーは凄まじい。
植物は昆虫から哺乳類まで動物族の貴重な食料でもあり、主に食べられる部位は葉と果実。
鹿のように飢えると木の皮を食べ、猪やタヌキのように掘って根を食べる動物もいるが多くは葉と果実だ。
しかし、動物は草食動物も含めて植物を消化吸収出来ない。
動物の消化機能は胃と胃酸であり、動物性蛋白質しか溶かすことが出来ない。
草食動物も例外ではなく、胃袋を巨大倉庫にして草を溜めて微生物を増殖、草はそのエサに過ぎず、最後の胃袋の胃酸で微生物の動物性エネルギーを吸収、草食ではあるが主に動物性エネルギーで生を繋いでいる。
海の食物連鎖は最初のプランクトン以外はすべて肉食であり、海から陸へ進出した動物もまた同じだ。
つまり動物の消化機能は植物に対してまるで歯が立たない。
穀物とナッツなど草木のタネも同じであり、葉同様に消化吸収は困難。
葉はどうやっても溶かせないが、穀物やナッツは酵素を出すことで溶かせるが、大半は吸収が困難で排泄される。
ジャガイモやサツマイモなどのイモ類も同じ。
唯一消化吸収出来るのは果肉しかなく、植物族がタネを運ぶ動物族の為に「是非食べてください」と用意したもの。
動物の始祖である動物性プランクトンは植物性プランクトンから誕生、動物の親なのだから動物に何が必要かを植物は知り尽くしている。
野人理論でも必要十分条件を満たす食べ物は肉と果肉しかなく、他はその他雑食。
その雑食の代表がタネである穀物であり主食となっている。
さらに消化困難な野菜根菜類がそれに続くが、これでは消化器官はたまったものではなく、本来なら余計な酵素分泌にせよ耐用年数が縮むだけだろう。
人類全体が穀物に魅せられた理由はタネが強烈なエネルギーを有するからであり、栗などのナッツ類は古代から備蓄食料として重宝された。
葉野菜が多食されるのは交配・改良による人知の産物であり、自然界にはキャベツや白菜、レタスなどのように柔らかく生でも食べられる大きな葉は存在しない。
タネのエネルギーに魅せられた人類は今さら穀物を捨てることは出来ない。 むしろ穀物類がなければ生きては行けないだろう。
それなら、穀物のエネルギー、その特性を理解、知り尽くして上手く付き合えばよく、その方法はいくらでもある。
美味しく寿司や天丼やお茶漬けを食べる為にも。
便秘の9割は穀物が原因だが、これも簡単に解消出来る。
お野人、野菜はほとんど食べないが穀物類は毎日食べている。
しかし便秘になったことなどなく体型も変わらない。
今月17日の講習会は「エネルギー論について・山水米の試食他」
賄いランチは、汚染された川の水ではなく山水だけで育った米の旨さを味わいながら、多くのトッピングを用意、お茶漬けやおにぎりにして、さらに猪汁や猪焼肉も少々。 ご飯はちびちび食べればよい。
簡単な野人講習の後は昼食までそれらの調理実習。
午後は再びエネルギー論・実用編だな。
これからの人生、お役に立てると思っている。
楽しいから関心ある人は是非参加を・・
お野人イベント・講習会スケジュール 10月
講習会イベント 10時集合 まかないランチ付 6500円
2(土) 植物活用および農法講習 定員 6名
9(土) お出かけ木の実講習 定員 12名
17(日) エネルギー論について
山水米の試食・他 定員 12名
18(月)平日 協生農法講習会 定員 12名
31(日) お出かけ木の実講習会 定員 12名
下記よりお申込みください
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