葉野菜、実野菜、根菜、茎野菜・・
それぞれの野菜の違いは誰にでもわかるが食性で分類してみよう。
野人の分類は単純で、容易に消化吸収出来るか出来ないかであり、食性が合うか合わないかだ。
本など面倒で読まないから細かいことはわからない。
酵素を考えながら食べる動物などいない。
酵素の歴史は浅く、この半世、健康に関して栄養、ビタミン、ミネラル、繊維質、酵素・・と注目が移り変わって来た。
他にも、多種健康食品・成分、野菜の必要量、胚芽、クロレラ、コレラ、コレラーゲン、青汁、豚汁などわけわからんものがどっさり・・
完全な結果が出ないから前向き思考、プラス思考であれも必要、これが大事と次から次へと新手が登場した。
何をするにしても生命活動に酵素はあるだろうがどうでもよいことだな。
理に合わないもの食うから、体がやむなく余計なエネルギーを使って多彩な消化酵素を作り出さざるを得ない、そう考えたことはないのかな。
唾液のアミラーゼなどその典型であり、肉食には必要なく人間には本来ないものだ。
お野人が猪と魚ばかり食べて穀物食べなければそんなもんいらん。
カツ丼と寿司とカレー食べる時に必要なだけ
石器、縄文時代にはさほど必要なかっただろうな、クリやクルミなどのナッツ食う時しか。
草のタネの穀物などはない時代だ。
酵素へのこだわりは、腸内細菌が、善玉飴玉が、む~さん菌がどうのと人間が腸の中にまで首を突っ込むのと同じだな。
何で・・うんこの通り道にまで介入しなければ元に戻れないのか考えれば良い。
そこまでの知性と技術と道具があるなら・・
その前に学ばなければならないことが山ほどあるではないか。
生命・バリヤーの仕組み、食べ物である動植物の基本的な仕組みすらわかっていないのだ。
だから毎年風邪もひき、花粉症でハナタレ、脱毛ニキビ水虫に悩まされ、毎日どっさりうんこするハメになる。
人生半ばから満身創痍で不調のスパーマーケット。
同属の猿に比べて体調は間違いなく劣っている。
知能ははるかに優れているのに結果は情けない。
栄養、ビタミン、ミネラル、酵素、善玉菌でこれらの問題を解決出来るのかな。
出来ないのだから思考の起点をもっと生命の本質・食の本質に向けるべきだろう。
植物の仕組みは、消化の仕組みは、人は本来何を食べて生きて来たのか・・と。
それがわかれば野菜をどっさり食べようなどと思わなくなるだろう。
農法講師としてはあまり言いたくない言葉だが・・
キャベツなどの葉野菜、イモなどの根菜、アスパラなどの茎野菜は人間の食性に合わないが、トマト、カボチャ、キウリなど熟した実野菜の果肉は合う。
カボチャと食感がよく似たサツマイモは合わないから、カボチャと違ってオナラと臭いうん子の元になる。
植物から見れば
根と茎は死活問題だから絶対に食うなよ・・
葉はどっさり作るから少々は仕方ないが全部食うなよ・・
果肉の中身のタネは子孫だから出来るだけ食うな
未熟果実は、種の準備が出来てないから食うな、食っても旨くない。
完熟果実は動物の為の完全食品、是非食え
お礼にタネを遠くまで運ぶんだよ~
これらの理由から、葉も茎も根もタネも、動物に消化吸収出来ないようになっている。果実も完熟果肉以外は。
胃液で溶かせず、仕方なく酵素を出しても溶かせず、まして吸収出来ないのなら、葉茎や根はあまり食べ過ぎないほうがよい。 人間が品種改良しなければ本来ならアクや毒で武装された部位なのだ。
新芽や若葉ならともかく、成長した葉で容易に食べられる植物は野山にはない。
文明社会が崩壊した時、周囲に豊かな森があっても肉が得られなければ人は生きられない消化構造になっている。
世界は成分栄養カロリーエネルギー論、野人は生命エネルギー論。
しかし、吸収出来ないのなら栄養どころでもないな。
だからサプリや健康補助食品がよく売れる。
いかにして吸収しやすくしたかとか・・
通常では摂れない量とか・・
吸収出来ず通常では摂れないなら本来は不要。
真面目に考える前に頭が変になりそうだ。
続く・・・
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