地球上の他の動物同様に人類は誕生から何百万年もの間自然界の仕組みの中で進化、命を繋いで来た。
治癒力、免疫力も万全だったが、それに狂いが生じたのは文明と共に集落・都市が生まれ産業が構築されてからだ。
文明は自然破壊から始まり、居住区、産業施設を築き、農地を開墾することで発展を遂げた。
均衡を保っていた表土の仕組みは崩れ、人類は対応を迫られたがその度に克服。
その対応は正しかったのか、人間目線ではなかったのか。
利が先行すれば理を誤る。
何故人類を脅かすペスト、チフス、コレラなどの伝染病が世界に蔓延したのか。
半世紀前まではなかった牛や鶏や豚にまで伝染病が及び大量殺処分しなければならなくなったのか。
消毒で解決するものなのか、基本的なことを間違えたからではないのか、表土と生命の関係が理解されていなかったからではないのか、それが本来の肉なのか、考えていただきたい。
肉類だけでなく、人が関与した野菜果物類も魚類も同じではないのか。
生命とは、動物は、植物はどのような仕組みで育つのか、それらの物理的理解が欠ければ悲惨な現状を招く。
膨大なごみの処理も深刻だが、地下水や河川、海を汚染させ生態系を狂わせるのはそのゴミではない。
地球上に単体では存在し得ない成分を大量に含む農業用水、生活排水、工場排水がそれらを招き、そちらのほうがはるかに深刻なのだ。
地球の理に適った農業であればそうはならず、暮らしに洗剤を多用しなければそうはならない。
工場生産においても本来なら必要ないものが多く、正常に戻れば汚水は激減する。
肥料、農薬は絶対必要なのか、石鹸・シャンプー・歯磨き粉、洗濯洗剤は毎日必要なのか、日々それらを生産する工場の排水・・水生動物はひとたまりもない。
産業廃棄物は大地深く埋め、他は大量の石油で処理、その方法は破綻しないのか。
未来へ負の遺産を残さないのか、残すのは失望と絶望ではないのか。
野人の頭の中にはそれらの解決法が構築されつつある。
世に出し、表に出てすべて実践して結果を見せることが野人の使命、やりたくない病などと言っていられないな・・・
表土の復元は大勢の協力なしでは成し遂げられない。
原人と野人が世界の農業を変え山林の在り方を変えるには消費者の認識が不可欠。
農産物の認識、生態系、表土の認識が変わらなければ協生農産物も流通出来ない。
科学の分野で世界へ浸透、国家レベルで広げようとする原人グループ。
紙芝居や多様なツールで各地を回り子供達に説いているシネコの熊五郎一派。 しかし最も大きなカギを握るのは消費者の認識だ。
生態系豊かな野山や海や川は都市からは遠い。
代々木公園や日比谷公園をモデルには出来ない。
都心のど真ん中に豊かな森を再現して見せるのが一番。
都市と人と文化と動植物が調和した最高の森。
誰もが作って見たくなる楽しい森・・の石松。
原人の言う自然界を超える「拡張型生態系」モデルだな。
まだ始まったばかり、野人原人の想像を超えるアートの森
そのうち公開するから待っていなさいね。
3人で収穫 ビレッジのスモモ・メスレー
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