種子島のシマサルナシ 甘くて美味しい 野生キウイ
腹さえ減らなければ食べる必要も食欲もなく、食べ物に関心も湧かない。 腹が減るから食欲が湧き、そこから食は始まる。
何故腹が減るのか、何の為に食べるのか、これが動物の食の基本であり、この単純で当たり前の理由を間違えればすべての理論はピントがズレてしまう。
野人理論はこの仕組みを既に解明したが、あらためて理由を考えて見るとよい。
5年前に「腹が減る‥理由」4編を書いたが、今回は異なった視点から話を進める。
腹が減る理由は・・食べたいから腹が減る。
食べる理由は・・腹が減るから食べる。
これでは堂々巡りで目的に近づけない。
動物は食に何を求めているのか。
本来なら考える必要などなく、昆虫から哺乳類まで本能で食べ、間違えることなどない。
人間は本能で食べているのだろうか。
親から、人から教わり、頭で考えて食べているのが実情だ。
健康の為、出来るだけ体に悪いものは避け良いものを、栄養バランス、カロリーも考えながら・・
それでも大半の人が思うようにいかないのだからおかしな話だ。
体の横幅は伸びたままで、他の動物のように標準体型まで縮まない。
これではくたびれたパンツのゴムと大差なく、ダイエットにお金と時間をかけて涙ぐましい努力をする。
こうなればもう、どこかで間違えたと考えるしかないのだが、半世紀以上あれこれやり続け、栄養ビタミンからミネラル何とかまで新説が出続け、最後は・・「生活習慣をあらためましょう」ではあまりにも滑稽ではないか。 単位も道理も具体性もなく実践者に丸投げだ。
実践者も学者に習ったことを基盤にして考えるのだから他力本願。
どちらも、食の始まり・基本から考え直すしかないだろうな。
よ~く考えると、人間も野生動物も同じようなものを食べている。
食べる有機物は動物性と植物性のものしかなく、食性により肉や魚か、葉っぱや果実だ。
野生動物と人間、同じものを食べながらこれだけ体調に差が出るのは何かが違うからだ。
何も考えず野山で出来たものをそのまま食べる野生動物と、考えて育てたものを食べる人間。
つまり育てる為に何をやったかを洗い出せば違いは分かるし、何もしないものと食べ比べてみれば味の違いも結果の違いも分かる。
体調が戻れば、人間がやったことはすべて間違いと言うことになる。
機械など動くものにエネルギーが必要なように生物にも必要。
植物は動物のように歩かないが伸びて枝を出し、実を付け活動しているのだから動物同様にエネルギーは必要。
どのようなエネルギーを必要とするのか、それを特定すればよい。
機械が動くには、燃料・電機などの動力エネルギーと、オイルや部品交換などに要するメンテナンス・維持制御エネルギーが必要になる。
燃料とそれら維持にかかるエネルギーはまったく別個のものだ。
では、生物はどうなのか。
機械と同じであり、2種のエネルギーは不可欠だが、もう一つ肝心なものが加わる。
機械を操作するのは人間であり、2種のエネルギーとは別に人間のエネルギーが必要になる。
生物を動かすのは生物自らであり3種のエネルギーが必要になる。
これが機械と生命体の最大の違いだな。
人は機械の動力に当たる燃料・電機を「カロリー」と断定、メンテナンス維持に当たるエネルギーを「栄養・ミネラル・成分」と断定して現状に至り、食べる理由はこの2種のエネルギー補給の為としている。
世界で誰も異議を唱えて覆す人もいないが、この基本が間違っていたらどうなるのか、当然だがまったく結果が出ないだろう。
燃料に当たるカロリーと維持の為の栄養ミネラルを求めて「腹が減る」と言うことになるが、果たしてそうだろうか。
そうであるなら、カロリーと栄養ミネラルを十分補給すれば問題ないはずで、サプリで十分間に合う。
食べたのに数時間後にはまた食べたくなる理由は?
3食間食、終日何か食べたくなる理由は?
過食症、拒食症が出て来る理由は?
深夜どっさり食べて寝て、頭も体も使わないのに朝に腹が減る理由は?
燃料と維持制御エネルギーの備蓄は十分なはずだが・・・
続く・・・ 全2編
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