昔の事だけではない、今の政治家なんかでもこの邪教を信ずる者が多いですね。
これは、政治家というのは権力闘争で常に自分が不安なんですね。
「いつ自分が地位から干されるか分からん」という事でいろんな邪教を信ずるわけでありまする。
度々新聞にも出ておりましたけれども「小沢一郎は高野山でもって祈祷をした」などと出ておりました。
あるいは野田前首相は夫婦そろって念仏の熱心な信者ですよね。
でことに今の総理大臣安倍晋三は怪しげな真言宗の邪僧とちょっと深い関係を持っておる。
この真言の邪僧は真言密教の本山の高野山真言宗、そこでもって大僧正・大阿闍利などという最高位の位をもらっていてそれを自称しております。
でこの男が最近有名になったのは、北朝鮮の朝鮮総連の本部というのがあるでしょう。
あれが都民税を納めないでもって東京都でもって競売にかけられた。
それを何と北朝鮮のためにこの池口恵観が45億の大金を出して落札したんですね。
早速それを「北朝鮮に使わせる」なんていうような事を言われておりまするが、この落札価格が何と45億円。
実は、東京都で出したのは21億ですよ。
その倍以上のお金を出して「何としても落とそう」というんで45億円でもって落札した。
しかし、これにはいろんな裏があって、北朝鮮のために便宜を図った。
彼は北朝鮮に5回も渡った。
そして、初代総書記の金日成の誕生日の時には「金日成観音菩薩像」なんていう大きな像を作って送ってやった。そのために北朝鮮でもって勲章をもらっているんです。
まことに怪しげな男で、この男は鹿児島県の市の外れに最福寺という寺を持っているんですね。
そこでもって年中護摩行というのをやって、年中日本中に宣伝しているんです。
護摩行というのは本堂でもって火を焚くんですね。
護摩木という木に願い事を書かせて、そしてそれを炎の中にくべて、炎の前でもって怪しげな真言の呪文を唱える。そうすれば願いが叶うという。
これがスポーツ界でもってスランプに陥った者達がみんな行った。
その中で、ジャイアンツの清原、それから阪神の金本、こういうような者は袈裟衣を着て一緒に修行までやって護摩を焚いたというんですね。
で池口恵観というこの者は政界にも非常に強いつながりを持っていて、安倍晋三を始めとして小泉純一郎・森喜朗・小渕恵三、それから官房長官を務めた野中広務、自民党で幹事長を務めた中川秀直、これらの者と深い関係を持っている。
特に安倍晋三とは彼が若い時からずーっとつながりがあって、これを総理大臣にするというような祈祷をしておったというんですよ。
そして前回総理大臣になって安倍晋三がお腹が痛くなって辞めた事があったでしょう。
あの時に辞めるかどうかという事を相談にあずかって「辞任した方がいいです。5年後には必ずもういっぺん潮が満ちてきて再登板する機会があるから」というような事まで言ってその通りになった。
ますます安倍晋三はそれに入れ込んで去年の9月に総裁選挙に出た。
その後、今度は総選挙があって、そして大勝して総理大臣になる間、池口恵観がずーっと祈念をしておったという事なんです。
これは、半端な関係じゃないですね。
一国の総理大臣が自分の一番大事な事である方針を決定するのに池口恵観という真言師がそれに関わっておる。
平成25年 4月7日 浅井先生指導