(中編)リーガル・ハイ スペシャル第一弾2時間ドラマ感想理想を捨て現実に飼いならされちまった者達 | 夢想ゴン太のイマジンブログ

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(1〜6話までの感想)リーガル・ハイ(ファースト・シーズン 第1期)




(11話感想) リーガル・ハイ(ファースト・シーズン 第1期最終話)


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前回までの記事


藤井みなみ先生を裁判所で

証人尋問する古美門研介。


古美門

『成長ですか確かにかつての

あなたは未熟な教師だった』


『ですが今のあなたは

それ以下の最低ごみくず教師だと

思うのは私だけでしょうか!?』


『あなたは当時このように語っていますよ

《生徒におもねらず

徹底的に勉強を教え》

《鍛え上げることが

自分の理想の教育である》とー』


『この理想は

お捨てになったんですか?』



藤井みなみ先生

『生徒に愛情を示すことが

大事だと気付いたんです』


古美門

『あなたの言う愛情とは

目立つ生徒の

ご機嫌を取って

目立たない生徒を

黙殺することですか?』


藤井みなみ先生

『何ですって?』


古美門

『大多数の生徒に

好かれるために

いじめに遭っている子を

犠牲にすることかと

聞いてるんです』


藤井みなみ

『あなたこそ子供の味方みたいな

口をきかないでください』


『裁判に勝って

お金を儲けたいだけじゃないですか』


古美門

『その通りですあなたが

人気者の先生でいたいだけなのと

同じようにね』


『私は初めあなたが

指揮棒を振って生徒たちを

操っているものだとばかり思ってました』


『しかし違ったんですね

まさに買いかぶり過ぎだったんです!』


『あなたにそんな能力はなかったんだ』


『いじめはなかったとしているのは

あなたではなく生徒自身』


『指揮をしているのは

おそらく青山瞬でしょう』


『あなたは彼らの方針に

従ってるだけだー』


『彼らの顔色をうかがいー』


『嫌われないよう必死で

笑顔をつくっているだけ!』


『合唱隊の前で指揮棒を

振っているように見えて

実は1番後ろでうつむいて

口ぱくをしているのがあなただったんだ!』


『今のあなたは

成長した姿

なんかじゃありません!』


『失敗によって

理想を捨て生徒に

こびへつらうことを

選択したー』


『ひきょう者です!』


『いいですねその目ですよ』


『その目のあなたと話したかったー』


『分かりますよ生徒に

厳しく当たって嫌われるのは

つらいですものね』


『保護者や学校と

戦うのは疲れますものね』


藤井みなみ先生

『うるさい


古美門

『理想なんて捨ててしまった方が

よっぽどいい

生徒に好かれる先生やって笑顔で

歌を歌っていればそれでいい』


藤井みなみ先生

『黙れ


古美門

『みんなの言いなりになっていれば

楽ちんだし学校一の人気者!』


『気持ちいいったら

ありゃしない!

目立たない

がきが1人いじめに

遭ってることなんて

気にしない気にしない!』


『私のクラスは

最高のクラスなんだもの!!』


藤井みなみ先生

『やめろ!!』


『あんたに

何がわかるんだよ!!』


『教師って仕事はあんたが

思ってるほど単純じゃないんだよ!』


『教師にはね

やらなきゃならない仕事が山ほどあるの!』


『無意味な会議!

バカ親どものクレーム処理!』


『マナーも

知らないがきのしつけ!』


『教育委員会の

じじいどものご機嫌取り!』


『クラスで問題が起きようものなら

授業どころの騒ぎじゃない!』


『なのに教師は

体罰の一つも許されない!』


『こんなんでどうやって

理想なんて

追えばいいんだよ!?』


『クラス

運営を

守らなきゃ

ならないの!』


『それで

精一杯

なんだよ!!』


古美門

『小暮和彦も

あんたが守らなきゃならない

生徒の1人だろ』


4年前あなたは確かに失敗したー』


『しかし目立たない生徒の中には

あなたのやり方を支持しー』


『ひそかに慕っていた

生徒だっていたはずですー』


『小暮和彦は

おそらくそういう生徒の1人でしょう』


『私が聞きたいことはただ一つー』


『小暮和彦がいじめに

遭っていたかどうかです』


学校側の弁護士

三木長一郎『それはすでに証言した!』


古美門『証言したのは先ほどのあなただ!ー』


『私が質問したい相手は違います』


『それは

羊飼いであることを

放棄しー』


『思考停止の

羊の群れの一匹に

成り下がった

あなたじゃない!』


『生徒や

学校と

ぶつかり

ながらも

必死で戦い

もがき

苦しんで

いたー』


4年前のあなたです!』


『あのころのあなたならどう答えますか?』


『もう一度聞きます』


『藤井先生』


『小暮和彦はいじめに遭っていましたか?』


『羊飼いに戻るなら今です』


藤井みなみ先生

『小暮君は


『いじめに遭っていましたー』


『職員会議で報告しましたが

うやむやにされました』


場面変わって、

藤井みなみ先生の自宅を訪問して、

家の前に張り紙が貼ってあった後に

藤井みなみ先生宅で話す黛真知子先生。


黛真知子『職場で何かされましたか?』


藤井みなみ先生

『当然でしょ

仲間を裏切った羊が

群れから追い出されるのはー』


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広末涼子演じる別府裁判長から、

監置させられて勾留させられた

古美門先生に面会に来た黛先生との

ワンシーン。


黛真知子

『本当のリーダーが誰なのかは

藤井先生にも分かりません』


『だけどそれが誰であろうが

自分の意思で立ち上がる』


『一人一人が正しいと思うことをする』


『そうはならないものでしょ…(うか?)


食い気味に古美門先生

『ならないね』


『たとえその先に

崖があろうと

みんなが進む方向へ進む』


『それが

群れという

ものだ』


死に向かってしまう

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(その4)新型コロナと八甲田山(八甲田山遭難事故と新耳袋と映画八甲田山の感想その1)



藤井先生が自殺(した)として

黛先生が学校に乗り込んで、

生徒達に怒りをあらわにするシーン。


止めようとする先生達が

吹っ飛ばされる

黛先生の怪力キャラクター。



黛真知子先生

『人間は醜い生き物です』


『気に入らない相手を

たたきのめして

楽しむ残酷な生き物ー』


『だから無意識のうちに

嫌われないように振る舞いー』


『集団の中で

生きぬくすべを身に付けるー』


『それも大事なことでしょうねー』


『だけど忘れないでほしいー』


『人間は正しくあろうと

努力する

美しい生き物でも

あるということを!』


後編へ続く

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