ブルースでモツ焼き -5ページ目

辛っ

先日、亀有アリオでとんでもないものを食べた・「日本一辛い坦々麺」というものだ。辛いというより舌とクチビルが痺れる。これは美味しいとはいわないな。。。(-_-;)
ブルースでモツ焼き

師匠現る


ブルースでモツ焼き
土曜日にブルース仲間(エルモア命の伝説の東武線ギタリストN氏、四つ木でブルースを伝授しているS氏、柴又の痛風ギタリストM氏、山梨のジェームスコットン命の怪しきハーピストE氏、そして葛飾で最も賢いと謂われたヴォーカリスト
mudywolf,。。。役者は揃った。。(^_^;))5人で六本木のビルボード東京へ。え?誰のライヴかって?ヒヒヒ。。。。。ジェームスコットン師匠だ!!ここでのライブは今回で2回目。我々の席のすぐ後にはななななななな、なんと、あの元ウェストロードの永井隆ことホトケがいた。しかもグラサンを外している生顔だぁぁぁl!!!さらに斜め前にはどういうわけか水森亜土が騒いでいた。前回と同じ布陣。サウスポーのやや不安な白人ギタリスト以外は全員黒人だ。スタートは先生抜きで渋いブルースを展開。特にメインギタリストの演奏は素晴らしく。その巨漢から繰り出されるBBキングばりの鋭いビブラートが会場を沸かせる。数曲の演奏のあと。そのときは来た。そして師匠はステージに上がる前から既にハープを吹き始めた。会場は興奮の坩堝!!しかもあの得意の超高音フレーズだ。そして登場!!付き添いの白人女性に手をとられ、やや足を引きずりながらもしっかりとした足取りでステージへ。「How blue can you get」「You don’t have to go」「 That’s all right」そして定番中の定番。Got my mojo working 観客は総立ちだ。時折みせた2コーラスに迫る息継ぎ無しの地獄のノンストップ4連譜攻撃。素晴らしい。前回よりずっと調子が良い。アンコールにも応えてくれた師匠。脱帽だ。興奮醒めやらぬまま一同は酒とモツ焼きを求めて、嫌いな六本木の町から大好きな上野御徒町へ。仲間の山梨県民のブルースハーピストE氏が「ブルースだけが延々と流れいる凄いモツ焼き屋がある」というので、そこへ向かう。するともう音が聞こえてくるではないか。。ススス凄い!!「手前みそ」という店だ。おーーーっと!!マディだ。ロバジョンだ。マジックサムだ。ビッグビルだ!!なんというモツ焼き屋だ。しかもでてくる料理は美味い。やや右足親指に不安を抱えつつモツ焼きを食いまくるmudywolfは妙にはにかんでやがる。。。。



R&B

ベスト・オブ・サム&デイヴ/サム&デイブ
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トムジョーンズショウには多くのアーティストが登場した。そして、その日はやってきた。ソウルマンという曲だ。トムのLPで既に何度も聴いていたほどの大好きな曲。このオリジナルという紹介で登場したのがダブルダイナマイトこと、サム&ディヴだ。絶好調な時代。トムとシャウトの応酬をぶちかますがトムに勝ち目なし。惨敗!!なんなんだ??この二人は?初めて受けた衝撃だった。これがR&Bというものなのか?トムのインタビューの中で影響を受けた歌手で何度もでてきていて「一体どんな人達なんだろう?」とは思っていたが歌い方、シャウト、声量、フィーリング全てにおいて次元が違う。比較するのが無理だ。そのあまりの格好よさに感動し。シングルレコードを買った。曲名は

Don’t pull your love!!!なんという名曲だ!!後半での二人の壮絶なるシャウトの応酬。鳥肌がたつ。そしてmudywolfは彼等の輸入LPレコードを求めて上野、新宿、御茶ノ水を徘徊するのであった。

出会い1

想い出のグリーン・グラス~トム・ジョーンズ・ベスト・セレクション/トム・ジョーンズ
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一生つきあうことになるミュージシャンとの出会いは人様々だろう。自分の場合をシリー

ズでいくつかあげてみる。なんといっても音楽そのものに興味を持ち始めたのはこの人、

トムジョーンズだ。中学1年くらいの頃、姉がTVでよく「ジス イズ トムジョーンズ」

という番組を観ていたのだ。スポンサーは確か「Jun & Rope」(今でもあるのだろうか?)

初め観たときは「変なオッサンやな、奇妙な踊りしやがって」という例の腰クネクネを見ていた。毎週観ているうちに歌そのもののド迫力と壮絶なる歌唱力を感じ始めた。姉から

の一言も効いた。「こんな歌手は日本からは絶対でないよね」。当時ラジオ番組が全盛時でセイヤングやらオールナイトニッポンが若者の合言葉のような時代でラジオ黄金時代の幕明けであった。そして前日の番組についての話題が学校で盛り上がっていたのだ。アメリカとイギリスのポップスでラジオのヒットチャートは賑わっていた。その中で彼はプレスリーと並びヒットを連発させた。「思い出のグリーングラース」「ラヴミー トゥナイト」

「アイ」「デライラ」「007サンダーボール」などなど。ラジオとTVにのめりこむうちに

やがて近所にある「新星堂」というレコード屋でキングレコードからでていたベスト盤の2枚組を買った。このLPをきっかけに全てのトムのLPを買い求め。来日時は親から借金して日本武道館公演を2日間レンチャンでみたのだ。そして彼のレパートリーからR&Bやらロックやらのオリジナルを聴くように。。。


蓄光堂と大山


ブルースでモツ焼き

ブルースでモツ焼き

At Newport/Muddy Waters
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高校時代によく御徒町近辺をよく徘徊したこと前回書いた。所謂アメヨコという呼び方で有名なこの繁華街はあらゆる商品が個人商店レベルで密集していて、どちらかというと台湾、香港の町並に近い。つまり鮮魚、干物、焼き鳥、フルーツ、モツ焼きなどなど、ありとあらゆる匂いがストリートを支配する。匂いに敏感な人にはお勧めできない。刺身を売っているその反対側ではアクセサリーが売られ、化粧品店の反対側ではアメ横名物「1000円のチョコ福袋」だ。これでもかという程の量を袋の中に店員が勢いよく「えーーーーーーい、これも入れちゃえーーい」圧巻ヴォリューム袋に見物人はド肝を抜かれる!食品から始まりCDまであらゆる物が安く手に入る。上野駅側に近いアメヨコストリートの最後にその店はあった。「蓄光堂」!!当時輸入品のLPを安く売っていたのだ。自分にはお気に入りのレコードショップ。特にブルースやらR&Bは充実していて金を貯めては買いにきた。当時ディスクユニオンもあったのだがお茶の水までいくのが面倒臭いし、この個人商店的なこの店が大好きだった。(今でも健在なり!)。5坪ほどの狭い店ではLPを視聴することができた中古盤は必ずそこで音質を確認してから買うことができるのだ。小さなBOSEのスピーカーから小気味良い音が店内に響く。よくハウリンウルフやらマディのLPを視聴した1000円くらいでLPが入手できたのだ。そしてそこで買ったLPを片手に抱え近くにある肉屋兼飲み屋の「大山」という店で立ち飲みで焼き鳥を食べ、生ビールを飲むのだ。嫌な高校生だ。LPの解説を読んだりしながら至福の時を堪能。当時はまだカセットテープの時代だったがまだあの「SONYのウォークマン」はでていない。今ならアイポッドを聴きながらの立ち飲み。大山は内装を綺麗な居酒屋風レストランにして今でも大盛況だ!こうしてmudywolfはブルースと酒とモツ焼きという素晴らしいエリートコースを歩み始めたのだ。そうマディも歌っているように。。まるで転がる石のように!Like a rolling stone


最近思う


ブルースでモツ焼き
最近の高校受験のニュースを聞くにつけ感じるが都立高校も様変わりしたものだと思う。自分の時代は都立への滑り止めが私立だった。今は逆だ。当時自分は尊敬する担任の強い推薦で「内申書が普通なら越境をして千代田区や文京区の高校へ行け」と言われた。ところが音楽と美術の成績がともに「1」という最低レベル!これでは数学英語国語がいくら5でもあかん。。やむなく担任としては「お前やめとけ」ということになり浅草橋にある忍ヶ丘高校へ。本当はその間のグレードの江北高校へ葛飾から越境して「合格」のはずだった。。がしかし、この内申書で突破するのは相当困難と。。。挫折した
Mudywolfはこの頃からグレ始めたのだ。元は女子高校だった為、柔道部がない!!くそーーー!!ならば帰りにアメヨコ(御徒町)でグレてやる!!(どんなグレ方だ??)母親の心配をよそに学生服でモツ焼き屋を俳諧するmudywolf 妙に嬉しそうだ。しかもはにかんでやがる。。これが本当のcrawlerなーーんちて。さすがにビールを飲むときは私服で。もともと老けた顔をしているので全てクリア!!喫茶店ではタバコを同級生がプカプカ吸っていたが全く興味がなく、もっぱらモツ焼きとビールのパラダイスを堪能したのだ。やがてモツ焼きとビールに最適の音楽に出会うのだ。ブルース!!!!次回へ。。。。

凄い

昨日、インターネットの勉強会の打合せがあり、その後7人で食事をした。駒込の「げんき村」というホルモン屋だ。久しぶりに牛モツということで気合が。。業界の先輩であるM氏はここの常連で妙にはにかんでやがる。ここの「マルチョウ」というモツが凄い!なんたってまるまる1本のながーーーーーーーーーい腸だ。いやはや絶品であった。
ブルースでモツ焼き

整理のはずが

スターダスト/ライオネル・ハンプトン
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昨日の夜、久しぶりに「一人(隣には犬がいる)」になれたのでLPレコードを聴きながら

LPの整理をしてみた。もちろん、飲みながら。。ジャズ・ビヴラフォンの名手ライオネ

ルハンプトンのスターダストを聴きながらだ。あの「シャボン玉ホリデー」のエンディン

グでハナ肇がザ・ピーナッツに腕で一撃されるという。。そこで歌われていたあの曲だ。

久しぶりにスピーカーを通して音楽を聴いた。やはりいいなあ。空間を伝わってくる音感はイヤホンやヘッドフォンの生活に慣れた耳にはあまりにも心地よい。。しかもスターダストだ。お酒が進む。そのうちにLP整理が面倒臭くなりレコード鑑賞に集中。このLPはライブで、ハンプトンの「珠玉の鳥肌のソロ」は曲の最後にまわってくる。ギターやら、ベースやらが素晴らしいインプロビゼーションを展開するなか、そいつは突如嵐のような、尚且つ良く歌うフレーズを高速で叩きだしていく。楽器だけではもの足らず唸りながらのソロ。そうあのオスカーピーターソンのように。ある時はディープパープルのハイウェイスターの如き、はたまたアルディメオラのスパニッシュギターの如き高速で突き抜け、そして突如の静寂でのタメ、タメ、タメ。まるでアルバートキングのようなスケールだ。そして全体の素晴らしいアンサンブルでストーリーを締めくくる。目を閉じて聴いていたのだが知らないうちに涙がでていた。金宮焼酎がまた音楽にあう。ご機嫌になったmudywolfは妙にはにかんでやがる。。。つまみの蒲鉾を愛犬に小さくちぎって与える。至福の時だ。なんと安上がりな幸せなんだろう。音楽万歳!!有難うハンプトン!!

やはりええなあLZ

レッド・ツェッペリンIV/レッド・ツェッペリン
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レッド・ツェッペリンIII/レッド・ツェッペリン
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ヘヴーアコースティックとでもいうのだろうか?いまだかつて経験したことのない最初にして最後のサウンドだ。高校のとき初めて聴いたツェッペリンの4枚目のアルバムの

Battle for Evermore (限りなき戦い)だ。まずは出だしのマンドリンのようなアルペジオから始まりツェッペリンの18番「静からの怒涛」を強く感じさせるスタート。そして期待を裏切らないプラントは暴れまわる、ペイジもバンジョーのような音色でのコードカッティングで煽る煽る!!!ボンハムはこのとき何をやっているのだろう?まあいいか。アコースティックでありながらこんなにブ厚い音の嵐!!これはまさにヘビーメタリックアコースティックや!!!この予感は3枚目のギャロウズボール(ブルースマンのレッドベリーからの100%パクり)で既に実験をしている。ここではボンハムはドラムを民族楽器的な鳴らし方をしている。今さらながら恐るべしペイジ&プラント!!まさに革命児だ!!

くるねい

ボブディランが来る。キャロルキング、ジェイムステイラーが来る。大物の来日が続く。嬉しい反面少し寂しい感じもする。彼等の年齢を考えるとあと何回来日できるんだろうか?ロックではストーンズ、クラプトン、ピンクフロイド。。。そしてブルース。BBキング、バディガイ、ジョニーウインター。。。。。。後継者はみあたらない感じもする。スティーヴィーレイボーンのような腕力のある後継者が。