【 モヤトリアムな毎日 】

【 モヤトリアムな毎日 】

モヤモヤで、モラトリアムな日常。


ファミリーマートを目印に向かうから看板もファミマ色?


yh馬
『フラクチャード』
2019年、米。
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:サム・ワーシントン、リリー・レーブ、スティーヴン・トボロウスキー

 怪我をした娘を連れ救急外来を訪れた男。だがその院内で妻と娘が忽然と姿を消してしまう。必死で2人を捜すうち、病院が何か隠しているのではないかと疑い始めるが…。(Netflixより)

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 Netflixオリジナル作品。
 こういう映画は大好きすぎる!

 工事現場で転落して骨折(fractured)してしまった愛娘ペリと、助けようとした瞬間に共に転落して頭部を打ち付けた父親レイ。妻ジョアンと一緒に慌てて娘を搬送した病院で巻き起こる奇妙な出来事。
 ちょっと前半たるいながらも、中盤からクライマックスにかけてはテンポも上がって目が離せない展開に。

 病院の待ち時間の長さや手続きの煩雑さ、無愛想で機械的な受付などは万国共通のものなのだろうか。
 そんな怪しげな救急病院のスタッフ達と、院内で行方不明になった妻と娘を探し回るレイのどちらが信憑性を有しているか。
 レイの奮闘ぶりを中心に描かれる物語ながら、そのレイ自身が信用できる語り手なのか否かが中盤以降の鍵となる。

 そして最終盤に待ち受ける裏切りに次ぐ裏切り。
 序盤の転落事故のシーンでほのかに感じた編集の違和感がラストでしっかり活きてくる絶妙なつくりが面白い!

 鑑賞後に【fractured】という英語の意味を調べるとよりグッとくる。


yh馬
錦糸町の家系ラーメン[麺屋旭]で晩御飯。


1000円でおなかいっぱいにしてくれるお店!


ラーメン(並) 900円
ライス食べ放題 100円
オニオンフライド 無料
麺 柔らかめ

茶濁スープは濃い味だけど醤油ダレに変なクセがないおかげで飲みやすい濃厚豚骨醤油味。


レンゲで飲むスープが体の隅まで沁み渡る!


オニオンフライド(フライドオニオンじゃなく?笑)はSNSのフォロワーサービスで無料。


大輝家の麺箱が積み上げられている店内。
柔らかめ発注をしたけどそこまで麺は柔らかくなりすぎず、ノーマルと言われても不思議じゃない茹で加減。
テボざるで茹でるとこういう傾向になるのかな?

ライスは100円で食べ放題。
甘辛な味付けのキュウリの漬物・裏ガッパも盛り放題で嬉しい!

ライスには卓上の極ニンニクや酸味の強いマヨネーズなんかも駆使して2杯食べて満腹に。
御馳走様でした!!


◆大輝家直系横浜家系ラーメン麺屋旭 錦糸町店
 東京都墨田区江東橋2-17-2[地図]
 OPEN/10:00-23:00
 定休日:無休


yh馬
5年ぶり33回目とかいう謎のインターバルを経て[中山二郎]へ。


前回と比べて看板が色褪せてる…


小ラーメンぶた2枚 980円
そのまま

休日夜の部2ndロット。
やっぱりキャベツの彩りが美しすぎる!!

標高↓

キャベツ含有量は恐らく直系ナンバーワン!!

空撮↓

そしてこのキャベツ多めのヤサイが美味しいんだからまたありがたい。


さすが緑区。
存分にヤサイを味わったら…

麺と豚はこんなカンジ↓

麺は結構柔らかめ。
ヤサイの量に負けず劣らず麺量もスゴいボリューム!

豚は大きなブロック状のものが2つ。
お肉の食感とかが以前と全く変わってなくて懐かしい。

スープ↓

醤油のキレとみりん風の甘みでグイグイ飲ませる非乳化スープも良いカンジ!
卓上のホワイトペッパーがよくマッチする。

ヤサイの下にほぐし豚みたいなのが大量に入ってたけどデフォでこうなったのかなぁ。


◆ラーメン二郎 中山駅前店
 神奈川県横浜市緑区台村町309-1 土井ビル1F[地図]
 OPEN/11:00-14:00,18:00-21:30
 定休日:木曜


yh馬

スゴく浮き足立っていそうなカンジが伝わってくるのは何故だろう...


yh馬
ちょうど1年ぶりの[ごんろく]で、深夜の両国つけ麺タイム。


並盛~中盛~大盛で麺の増量無料。
さすが両国、お相撲の街!


みそつけ麺 中盛 1,080円

これで1000円ちょっとなのはだいぶコスパ良い!


みそつけ麺のつけ汁は甘口な味噌ベースのスープに野菜や挽肉入り。


卓上の刻み玉ねぎを入れても美味しい味噌つけ汁。


太麺中盛330gはかなりのボリューム!

最後はスープ割りで〆。
深夜に満腹になりました。御馳走様でした!


◆つけ麺屋 ごんろく 両国店
 東京都墨田区緑1-28-11[地図]
 TEL:03-3846-4311
 OPEN/11:00-翌4:00(日-22:00)
 定休日:無休


yh馬
久々関内の[たかさご家]でサクッと家系ランチ。


ラーメン(並) 800円

前回から6年弱でラーメン1杯100円の値上がりはかなり耐えてる方じゃないかなぁ。


こちらは最近よくあるクセの強い醤油を際立てたお店とは一線を画すライトな家系スープなので、鶏油の芳醇な味わいをしっかりと感じられて良いカンジ!

丁寧に湯切りされた酒井製麺の中太ストレート麺は柔らかめな茹で加減。

ほうれん草もたっぷり摂れて健康志向な気分。


◆たかさご家 関内店
 神奈川県横浜市中区常盤町2-14[地図]
 TEL:045-212-3506
 OPEN/11:00-22:00
 定休日:日曜


yh馬

関内寄席 柳家喬太郎・桃月庵白酒 二人会
令和8年6月6日(土)
関内ホール 大ホール

柳家小太郎「家見舞」
柳家喬太郎「粗忽長屋」
桃月庵白酒「お化け長屋」
桃月庵白酒「桃太郎」
柳家喬太郎「鶏もつ煮込み」


 週末は関内ホールの落語会。
 喬太郎さんと白酒さんで2席ずつ。
 
 喬太郎さんの1席目は「粗忽長屋」。マクラで粗忽者の小咄もたくさんあったし、本編も面白い。
 久々にじっくり「粗忽長屋」を聴いたけど、そそっかしい人が2人いると改めて大変なことになる。「まんじゅう大帝国」の漫才もそんな節があるなぁとか、聴きながら思ったり。
 それから「抱かれてるのは確かに俺だが、抱いてる俺は誰だろう」―、ここ、改めて秀逸だなぁと感じました。
 「抱いているのは確かに俺だが―」だとそれまでのやりとりの延長線上に過ぎないけれど、「抱かれてるのは確かに俺だが―」と転じるだけで次元がガラッと異なる面白さがある。

 白酒さんの1席目は「お化け長屋」。
 長屋への引っ越し希望者が住人の繰り出す怪談話に潜む幾つもの矛盾点を軽快に突いてくるのが可笑しくて、声を出して笑いました。

 白酒さんの2席目は「桃太郎」。
 寄席でもよく聴く「桃太郎」だけど白酒さんのはひと味違った!

 トリは喬太郎さんで「鶏もつ煮込み」。
 今回もまた初めて聴く噺。喬太郎さんの持つバリエーションの豊富さは本当にすごい!
 序盤にウルトラ怪獣も登場したし、随所で可笑しかったし、そのうえ最後はほっこり感動するしで大満足。



yh馬
2025年、日本。
監督/脚本/企画:深田晃司
出演:齊藤京子、倉悠貴、仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの、唐田えりか、津田健次郎

 人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。アイドルとして背負う「恋愛禁止ルール」と、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する真衣。しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。
 その8カ月後、事態は一変。所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。(早稲田松竹の「note」より)



 全国公開されていた時はタイミングを逸して観られなかった本作を早稲田松竹レイトショーにて鑑賞。

 何だろう、この終わった後の無感情は。
 決してつまらなかったわけではなく、むしろ退屈するところが一つもなく、もっともっと主人公・真衣の人生を見ていたかった。それなのに感想らしき感想が残らない。
 それでも観た後にしばらく頭から離れない作品になっているという不思議な体験。

 これはもしかしたらアイドルに沼ったことがないから抱く感情なのかもしれない。
 アイドルが裏で彼氏彼女を作ってこっそり恋愛していても特に嫌悪感や怒りの感情を持たないから、この映画があんまり心に響かなかったのかなぁ。

 もしかしたらアイドルにガチ恋してしまうファンの人たちの感想は真反対のものになっているのかも。

 そしてもう一つ、心をあまり動かされなかった理由として大きいのは、登場人物の誰にも共感できないことだと思う。
 チェキ会でファンに「大好きだよー」と言っておきながら裏では別のファンと付き合っていてデートのカモフラージュを他のメンバーに悪びれもせず頼んでくる意識の低い菜々香にも、そんな菜々香に常に寄り添いつつも結果的には自身も恋愛に走ってファンや事務所やメンバーを裏切ってしまう真衣にも共感できないし、その真衣と駆け落ち状態になる敬も大道芸人の割にパントマイムが上手くなくて将来性がないし稼ぎもないのに1人のアイドルの人生を棒に振らせてしまうという罪深さがあって共感に値しない。

 真衣はスターダムへの階段を駆け上がっていって、アイドルとして夢を叶える1歩2歩手前まで来たところで大きく踏み外す。この軽率な行動を本人は確かに後悔していたのに、それでもどうしてめげずに闘い続ける道を選んだんだろう。

 それにしてもアイドルとしての成功を目の前に、それを全て捨てて甲斐性のない大道芸人の元へ走ってしまう選択に真衣が固執したのはどうにも腑に落ちない。

 腑に落ちないといえば敬が真衣のためだけにとっておきのイリュージョンを見せるシーンもそう。
 あんなどう考えてもあり得ない空中浮遊を目の当たりにしたら、真衣はもっと声を上げたりして驚いてもおかしくないはずなのに、全く冷静に見ているというのはどうなんだろう。
 あれが恋愛特有の相手が素敵に見えてしまったという"盛った"演出なんだとしたら、それはそれで説明不足で伝わりきっていない気がする。

 作品的には、アイドルの裏側を描きたかったのか、真衣と敬との恋愛模様を見せたかったのか、それとも裁判を通じてアイドルの人権を考えさせたかったのか、ちょっと中途半端だったかな。
 特にキービジュアルにもなっている裁判については法廷闘争のような描写はほとんど登場せず、民事訴訟の行方もすぐに原告の事務所側から和解が提案されるなど、物足りなさが際立つ。
 この点は明確に恋愛"裁判"なるものを観たいという観客のニーズとは乖離してしまっていた。

 だけど、つい最近まで現役トップアイドルだった齊藤京子さんの地下アイドル役は当然ハマっていたし観られて良かった。
 そしてハピファン(劇中に登場する「ハッピー☆ファンファーレ」というアイドルグループ)の楽曲はレベルが高かった。
 後で調べたらSpotifyに劇中歌3曲がフルバージョンでアップされていて、そうしたところも芸が細かい。

 この作品はそうした細部の描き方がとても丁寧で、アイドルの舞台裏やマネージメント業などディテールがしっかりと作り込まれている印象。
 それゆえストレスなく自然に鑑賞することができたんだと思う。
 しかしこうした"虫の目"に強いこだわりが感じられる一方で、"鳥の目"になって大枠で見た時にはどこか中途半端さや物足りなさが残ってしまう点が惜しく思えた。


yh馬