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MovingPlanet(惑星ブログ)~時をかける物語旅行~

本、漫画、映画、音楽などの感想。
心が動いたポイント、物語の時と場所、作品同士のつながりを記録。

渡辺 千賀
ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)

ブログ「On Off and Beyond」 の渡辺さんが、

そのブログの中から「シリコンバレーの働き方」と「仕事のあり方」についてまとめられた本書。


前から読もうと思っていたが、やっと購入し一気に読んだ。


ズバズバいいたいことが書かれているけどもロジカルなので

個人的には読みやすかった。


前半はシリコンバレーの働き方の紹介。誰かに直接話を聞くよりも

おそらく多面的かつ効率的に知ることが出来る。


シリコンバレーという地域に限った話だけでなく、

一般的なライフスタイル、ワークスタイルのいくつかの類型が

いい意味で、働き方を考えるきっかけになってよかった。



以下、興味をもったり共感したポイントをメモ。


・ポートフォリオワーカー

 株の分散投資の考え方を仕事に活用。

メイン以外にサブの仕事をフリーランスで請け負ったり、

有給でなくても知り合いと企業のアイデアをねってみるとか、など。


会社になんらか影響をうけるサラリーマンなら

シリコンバレーでなくても意味のある手段だ。


Where the Hell is Matt?(マットはどこだ?)  Youtube投稿ビデオ。

世界中をダンスで踊るプロモ動画。イースター島や南極もある。

元の動画を見たチューインガムの企業がもう一度頼んでスポンサーをしている。


この本で知ってはじめて見てみたがこれは面白い。旅好きにもいいかも。

マットの踊りはうまくないけど(笑)


・多くを期待する場に自分をおく。

あえてそういう場にもっていくことが大事なんだろうなー。


・ストレッチゴール

 「その人の現状の能力を凌駕する目標」。

これは確かに!!ドラゴンボールやナルトの修行みたいなもの。

これを設定しないと成長がない。高すぎても低すぎても×。


・無駄なパワーを極力惜しむ

 宇宙戦艦ヤマトの波動砲のたとえがわかりやすく面白かった。


・グチを言うかわりに本質的な変革を起こそう。

 グチをいうということでなんとなく気が済む・・・・確かに!!!(汗)



・・・という感じで、非常に刺激を受けた。
















鉄コン筋クリート


・・・・ついに観た。

良かった。ほんとに。

思わず劇場で見終わった後に普段買わないパンフレットを購入。



(以下ネタに触れますのでまだ観てない方はご注意)



マイケルアリアス監督の10年ごしの熱い想いが伝わってきた。

声は
蒼井優によるシロの声は賛否両論あるみたいだが、
僕は相当良かったと思う。
シロの無邪気さ、純粋さがストレートに伝わってきた。

もちろん、クロ、イタチ役の二ノ宮君も。

ヤクザのネズミ、木村、刑事の沢田、チーマーのチョコラ等も
それぞれのキャラクターがかなり魅力的。

個人的にはネズミ、沢田がよかった。

原作が大好きなスタッフ達が
とてつもないエネルギーと時間を注ぎ込んだゆえに
漫画の雰囲気を損なわずかつ映像独自のオリジナリティも出ている

だからキャラクターが発する原作同様ののセリフも
よりリアルに響いてくる。

宝町の風情と色合いは、懐かしい感じだ。


クライマックスでイタチが登場してからの
映像描写は本当にすごく
シロの叫び声、クロの葛藤が心に突き刺さるようだった。

正直、観ながら涙がでた。


家路に帰るときに下車駅近くの本屋で
原作(1巻で3巻分がセットのお得版)も購入。




久しぶりに読んだが、改めてこの原作をよく
あのレベルまで映画化できたと思う。

ベタボメだけどほんと見て良かった。

2月15日に「レイトン教授と不思議な町 」というゲームが発売される。


このゲーム、ツタヤのメルマガで知ったが、

すごく、気になる。


・頭の体操の多湖先生監修ということ!

 昔、やったな~、なつかしい。。。

多湖 輝
頭の体操 四谷大塚ベストセレクション

特に、DSのヒットの流れをくむ、知的創造系でありながら

推理小説的に謎がストーリーでつながっている構成がいい。


キャラが子供むけな感じもするが、やってみたいゲームだ。


ドラクエⅧのレベルファイブ だけにゲームとしてもしっかりしてそう。


・声が大泉洋 ・・・それは別にどっちでもいいか。


いずれやりたい!!



この間、新国立美術館に行った際に

トークセッション「時代を映し続ける映像の魅力」を聞いてきた。


イベントレポート はこちら。


モデレータが中島信也、

パネラーとしてピエール瀧、田中秀幸、樋口真嗣の4人。


堅苦しくないトークをされていて、

おもしろい映像はこういう雰囲気から生れるんだよ、

といっているよう。


その中で、田中秀幸さんのBOND TVの映像が紹介された。

http://www.youtube.com/watch?v=3afrlIHampE


昔見たような気がするが、これは面白い!!


同じコンセプトで色々つくれそう。


田中さんは、ウゴウゴルーガの映像をつくっていた人だが

最近ではCM制作もされていて

ダチョウのJALスキーとか、

ソフトバンクのキャメロンディアスのCMもつくっている。


あと、ピエール瀧の電気グルーブの新曲のPVも相当いい感じだった。


二人がPSP用に出した「バイトヘル2000」 はくだらなさを追求したゲーム。

ほんとくだらなくて、そこが面白い。


ガメラ、ローレライの樋口真嗣さんが学生時代につくった

映像は、ミニチュアの精密さや爆弾の迫力が

素人とは思えない出来だった。
















年末に知って記事 に書いていたが、

1月21日にオープンした国立新美術館に

「日本の表現力」展を、見にいってきた。


(最近ブログに見たい、と書いたことは
ほぼ実行している。やはり思いが強まるのだろう。)


戦後からの流れが10年ごとに
アート、漫画、アニメ、エンタメという分類で展示されていて
時代の移り変わりがわかる。


(もちろん、この作品がはいってないというのはあるが
そこはスペースに限りがあるのでしょうがない。)


76年生まれとしては、
やはりそれより前の作品は見ていないものが多いので
参考になった。


それ以外に最近のアート作品の展示もあり、
触って体験するものは非常に興味深かった。


・地図上をペンでたどるとその場所の音が聞こえる作品
・生年月日と死亡予定年数をいれると
 今までに生きてきた秒数とこれから死ぬまでに生きる秒数がリアルタイムにカウントされる作品


それ以外にも、国立新美術館を建築した黒川紀章の展示会もあり
これも面白かった。


一風堂の店主がプロデュースするラーメン屋 五行


一風堂とはコンセプトも違い、おしゃれな飲み屋という感じ。


味は焦がし味噌が有名だが、これは相当インパクトのある一品だ。


純連やすみれの味噌ラーメンにも似て中が熱い。


2,3年前にいったぶりだったので、かなり久しぶりだった。






プロフェッショナル 仕事の流儀を見た。


明日から使える仕事術スペシャルpart2ということで
いろいろな方の仕事術の紹介。


気になったことをメモ。
(というか後から見たら番組のHP に詳細に書いてあった。一部引用)


危機管理術 新浪剛史さん
 ・おかしいな、をメモする 


会議術 横井昭裕さん
 ・意見アイデアのいいところを評価
 ・あえて外した意見をいって参加者がいいやすくする
 ・3W(誰が 何を いつまでに)


手紙術 石原正康さん
 ・資料を集めて相手をよく知る
 ・自分の言葉で
 ・会いたいという希望は最後にさらっと


時間管理術 飯塚哲哉さん
 ・1R-2E-3S
  1人の人間-2つの実行-3つのテーマ
  同時に2つのことをしながらも次の仕事のテーマを頭で考えておくことで
  終わった後に無駄なく行動できる、というもの。  


以下の言葉はずしりときた。
「人生のベストの時間帯を仕事と称して使うわけです。
その時間帯の過ごし方は、生きることそのものといっても過言ではないですよね」  


運動術 高野進さん
 ・階段はかかとから着地し、つま先はあとから。(体の後ろ側を鍛える)
 ・背筋をのばして重心を前へ


時間活用術 脳科学者、茂木さん

・朝、仕事をこなす
 起きた瞬間PCをたちあげメールチェック。すごい。

・気分の切り替えの決まりごとをもつ(音楽の活用)
 これは経験的にもすごく共感できる。
 「音楽ほどインスタントに気分転換できるものはない。
  経験的にも知っているし、脳科学的にもわかっているので、もう使いまくっていますね」

・身支度を「句読点」にする
 最初意味がわからなかったが、
 やろうと思った仕事の前にシャワーや着替えをすることでその間に
 アイデアが固まる。


見てほんとなるほどと思うことばかりだが、
自分が実行しないと意味はない。


早速まずは会社の階段をかかとからあがった(笑)
この1歩から始まる(はず)

大塚 英志, ササキバラ ゴウ
教養としての〈まんが・アニメ〉 講談社現代新書

教養の・・・と、いっているがけして堅苦しい内容ではない。


よく、音楽などでは、ビートルズを聴いてローリングストーンズのあと

レッド・ツェッペリン・・・というように最初は歌謡曲、ハードロックなどから

徐々にルーツをたどっていく、

というように古典というものはどんなジャンルにもあるが

漫画も例外ではなく、読みつがれるべき名作を

伝えるという趣旨の内容だ。


僕自身も読んでみて、

本内で、触れている作品について題名は知っていても

実際読んだことがない作品が多く、今後読んでみたいと思うきっかけになり

非常によかった。


参考に一部を紹介する。


高森 朝雄, ちば てつや
あしたのジョー (7)
石ノ森 章太郎
竜神沼
吾妻 ひでお
夜の魚
岡崎 京子
Pink
東映
太陽の王子 ホルスの大冒険