Mouse unit's Blog -780ページ目

2009 J2 第19節 ヴァンフォーレ甲府 対 愛媛FC

甲府 3-0 愛媛 
【得点】 
1-0 マラニョン(前半5分)PK 
2-0 池端 陽介(前半19分) 
3-0 マラニョン(後半28分) 

3得点と多くのゴールが見られた今節ですが 
やはり決定力不足は依然として存在していることも同時に見られる試合となりました 

池端のヘッドやマラニョンの相手のミスを見逃さずボールを奪い 
ゴールを決めたことは今後のFW陣の好材料となりましたが 
井澤やキムのプレーを始めとして数多くの決めきれない場面もあり 
これからも決定機に決める、1対1で確実に決めるなど 
テクニックのみならずそのような場面で落ち着けるフィジカル面もやはり必要であるように思われます 

さて、試合内容ですが 
試合開始から甲府にボールが収まり、それに伴って選手も非常に良く動いていたという印象がありました 
試合の支配を象徴するように相手がPA内でファウルを犯し甲府がPKを獲得 
それをマラニョンが確実に決め先制 

そして前半19分、石原のクロスをこの日CFとして先発していた池端が 
お手本と言えるような鮮やかなヘッドで2点目を決め、愛媛を突き放す 
 
後半はやや愛媛の運動量が上がって攻め込まれる場面もありましたが
ダニエルと荻を中心に安定した守備を見せ 
シュート数から見られるように甲府のペースは変わらず 
愛媛ゴールを目指して甲府は攻め込んでいました 

後半中盤の28分、田森(元甲府)のバックパスのボールをマラニョンが奪い 
そのまま欲しかった3点目を決める 
この3点目はこのような試合においては内容に活きたゴールでした 

その後も攻める意識を持ち、攻め込んでいきましたが得点することができず 
そのままのスコアで試合終了 

早い時間帯での先制点、そして追加点も良い時間で決まり良い内容かと思われますが 
やはり上記した通り決定的な場面での攻撃は残念です 

今後も厳しい試合が続きますので 
決めるべき時に確実に決める能力とその意識は今後本当に欲しいものです 

キリンカップサッカー2009 日本 対 ベルギー

日本 4-0 ベルギー 
【得点】 
1-0 長友 佑都(前半21分) 
2-0 中村 憲剛(前半23分) 
3-0 岡崎 慎司(後半15分) 
4-0 矢野 貴章(後半32分) 

前半の日本は60%以上というボール支配率にも表されている通り 
圧倒的なポゼッションから猛攻が見られるものとなりました 

序盤はシュートを打つものの
相手GKに阻まれるなど決めきれない場面が多く見られましたが 
長谷部や遠藤のミドルを中心に分かるように
殆どのシュートが枠内へととんでいたため得点の気配を強く感じるものとなりました 

そして前半21分、岡崎から中村憲へ繋がったボールを最後は長友が左足でシュート
これが決まり日本が先制 
さらに2分後の前半23分中村憲は強烈なゴールを決めベルギーを引き離し 
得点面からもベルギーを圧倒しました 

その後も長谷部のクロスバーに阻まれるシュートなど惜しい場面がありましたが 
前半は2-0というスコアで終了 

後半はベルギーがプレスを早めに強く掛けてきたものの 
前半の勢いはあまり変わらず、日本がゲームを支配し 
攻め込む場面が多く見られ 
その流れから後半15分、大久保のクロスを岡崎がニアへ飛び込み 
頭で合わせたボールはそのままベルギーゴール内へ 
後半32分にも抜け出した長友からのクロスを矢野が綺麗に合わせ4点目 

大久保の負傷退場となった後も日本の攻め込む場面が見られ 
数的不利になりながらも徹底した攻撃の意識、追加点を取りに行く意識がみられたことは 
最終予選に繋がるように思います 

試合はこのまま4-0とベルギーを圧倒して終了 
今回も守備陣は無失点となりました 
試合全体での危ない場面と言えば闘莉王のトラップミスからの1対1の場面のみでしょうか 

今回の試合は攻撃・中盤支配と最終ラインの守備の徹底したプレーが見られ 
ややケガ人は気になりますが良い状態で最終予選へ挑めるように感じた試合内容でした 

2009 J2 第18節 コンサドーレ札幌 対 ヴァンフォーレ甲府

札幌 0-0 甲府  

前半は風上の札幌が攻め込み 
それを甲府のディフェンス陣がはね返すといったシーンが多く見られました 

必ずしも札幌に決定機を作らせていなかっため札幌ペースで試合が進んだとは言えませんが 
多くのCKとほぼ正面からのFKがあったため、そのような印象がありました 
しかし、荻の好セーブやDF陣では特にダニエル及び池端の守備が徹底しており 
守備に関しては安心して見ていられました 

一方の攻撃陣ですがあまりチャンスを作れなかったように感じました 
新(杉山)や池端のオーバーラップは多く見られましたがここからシュートまでに至りませんでした 

後半に入り甲府がボールをもつ時間が増え 
それに伴い攻め込む機会が多くなってきました 

しかし、両チームとも決定機を作れずほぼ互角の時間が経過していきました 
それでも甲府の守備陣は集中を切らさず2度の危ない位置からのFKを守り切りました 

やや試合終了直前に攻め込まれる場面がありましたが 
ここでも守り切り試合終了 

この試合は徹底した非常に良い守備が見られたましたが 
攻撃陣に課題が残る結果となりました 
特にキムが交代した以降は得点を感じさせる気配が全くありませんでした 

守り切るにしても最低1点は奪わなければならず 
ここを次節以降どのように修正していくかが課題となるでしょう