自分の口から出た言葉で、良くも悪くも予想外の展開になることがある。
今日、私がなんも意識せずに発した言葉で、「あんたは本当にデリカシーのないことをいう!」と、お母さんを怒らせて(傷つけて)しまった。そう言われてから、あ、ごめん、と思うんだけど、逆に、だったら一体どんな言葉を期待していたのだろうか。お母さんは、私の一言でいっきに機嫌をそこねてしまったのだった。
自分の母親だけではない。自分と関わる人すべてに値する。
どうやら私には、思いやりというものが欠陥してるらしい。攻撃的ではないけれど、本当の事を直接いいすぎるみたい。オブラートに包むような言い方って、練習しても、私にはうまくできない。よく人からも、クールだよね、と言われたし、もっと笑いたい時に笑って、泣きたい時に泣きなよ、損してるよ、と言われたりしたけれど、そう言う(言ってくださる)方々の前で感情的になることは、まずない。そう言われると、かえってどんな顔してその人としゃべったらいいのか、意識しすぎて訳がわからなくなるのだ。なかなかかわいくない奴だ。鋭角30°だ。
言葉ってむずかしい。
思ってることが、ちゃんと伝わらなくて、もどかしいことが度々あるが、それよりも、あきらかに相手にとって期待はずれの言葉を自分が言うときは、(なんて表現したらいいかわからんのだけれど)体の芯から熱気がでるくらい勇気がいるというか、緊張感みたいなのが背筋をピリッと走る。(この後の気まずさを想定してさしさわりのないことを言うのがあきらかに楽ではないか・・・)
私も含め、人は会話の中で、いつの間にか相手に、きっとこう言ってくれるだろうと、期待してしまってるのだろう。そして、期待どおりのことを言う。人間関係が円滑に進むためには、必要なことだ。でも、そこで予想外の事を言う人(言ってくれる人)を、私は大切にしたいのだ。
言葉と人間関係って、むずかしい。
むずかしいって言い出したら、すべてのことがむずかしくなっていくなあ。

