声迷線の彷彿線 どこ行き? -46ページ目

2息蛇行

キミと逢うって
只 逸れだけの事柄なのに
何故だろうね
こんなにも
息が苦しくなる
まるで酸欠起こしたみたいに嬉しくて

けれどもね
やっぱり我慢が
出来ないから
君の温もりに
誘われて
断り切れない
僕が居るのは
承知の事実

だから
キミの吐き出す
息を吸っては
そのたびに
好きと言って
接吻をする

君もおんなじ様に
居てくれるみたく
顔を背けて
頬を赤らめる

紫陽花だって照れちゃって
蕾のままで
華を咲かせ無いけど

このまま
手を繋いで行こう
何処までも

この指を離さないで
行こう
ずっと
茜射す彼方まで

錆び付いてしまって
動け無くなったとしても

キミの傍らで
見守っているからね
吐息に
耳を傾けて

逸れまでは
ずっと歩いて行こう
道が果てるまで
ずっとふたりで

たまには道草でも
嗜みながら
のんびりとね

ヨリドリミドリ

彩り実り
選り取り見取り
その中から
淡い桃色を
選択して
君と居る刻を過ごす
その空間の中では
まるで静止画の様
二人きり蜜の香り

脳内麻薬が
多量分泌して
心も躯も急速に
弛緩してくのが解る
無防備な程
自己をさらけ出して居るから
無駄な矜持は捨てて甘んじて
君の軍門に入ろう

君無しの日常は
考えられ無いであろうから

そして
終焉の頃には
悲しささも喜びも
苦しみが襲い掛かる刻も
嬉しさに噎せかえる日も

あの空架かる虹の様に
淡い輝きを携えて
幸せの音色を奏でましょう

愛おしい君へ

雨音聞きながら


嗚呼、静かに
深く佇んで居るよ
二人
柔らかな日差しに
見守られて

ずっと、
こうして居たい
穏やかな君の寝顔
盗み見しながら
想うよ

そらに託してた
祈りは叶い
見初められた
雨が祝福を万感の
想いをもってして
降り注ぐ

それでも
雲の切れ間からは
一筋の光が止む事は無く

濡れながら
揺れながら
二人寄り添って
肩抱きしめ
ゆったりとした
速度で歩いて行こう

逸れでもって
健やかで大らかな
日々を書き描いて
花火が咲く頃も
枯れ葉舞う時も
雪の舞う日々も
桜散る季節も
微笑みながら
謳歌して行こう

二人が袂を分かつ
その日まで