朱と黒
ゆったりと廻る
時計にアイマスクを
被せて
少しだけ刻を
忘れてみた
水槽のなかで泳ぐ
蘭寿とせせらぎだけが
忙しなく動き続ける
目を瞑り
呼吸を整えて
身体を横たえると
浮游して行く意識
ほんの束の間
指先にくるまる
テントウ虫の寝息
朝が訪れて
由々しき難題が迫り
山積する実像に
忙殺されたとて
クルクルと
羽音も発てず
翔んで見失って
しまえそうな
そんな気がした
妄想空間
脳が勤務超過のせいで
思考停止寸前
寝墜ちの3秒前…
朱と黒の景色
時計にアイマスクを
被せて
少しだけ刻を
忘れてみた
水槽のなかで泳ぐ
蘭寿とせせらぎだけが
忙しなく動き続ける
目を瞑り
呼吸を整えて
身体を横たえると
浮游して行く意識
ほんの束の間
指先にくるまる
テントウ虫の寝息
朝が訪れて
由々しき難題が迫り
山積する実像に
忙殺されたとて
クルクルと
羽音も発てず
翔んで見失って
しまえそうな
そんな気がした
妄想空間
脳が勤務超過のせいで
思考停止寸前
寝墜ちの3秒前…
朱と黒の景色
SIFFON
だらしなく
無駄に手間暇と
時間を持て余してる
昼下がり
グレイのテーブルに
書き掛けで
放置気味
忘れていた落書きの
汚れた紙と色鉛筆が
恨めしそうに
転がっている
ソファーに
首筋と退屈を
預けながら
さて 今日は
これから どうしよう
かと
現在進行形で思案中
取りあえずは
火照った頭を
冷蔵庫に突っ込んで
100㎞程先にある
部屋まで辿り着く
最善策を
導き出さなければ
ならないな
しごく 面倒な事
この上無い限り
だけども
まぁ 先ずは
務めて冷静になる為に
冷製した
オレンジピールの
シフォンでも
口に運びながら
口直しにミントの
効いたハーブティー
片手に ゆらゆらして
丸めて皺苦茶に
変わり果てて
屑籠に落っことした
色でも奇麗に
塗るとでもするか…
そこから先は
先走る程
成り行き任せに
放り投げて
隔てられた風景を
覗き見出来るか
何故だか二度も
遭遇した
赤ん坊を抱いた
知らない あの人に
尋ねてみよう
無駄に手間暇と
時間を持て余してる
昼下がり
グレイのテーブルに
書き掛けで
放置気味
忘れていた落書きの
汚れた紙と色鉛筆が
恨めしそうに
転がっている
ソファーに
首筋と退屈を
預けながら
さて 今日は
これから どうしよう
かと
現在進行形で思案中
取りあえずは
火照った頭を
冷蔵庫に突っ込んで
100㎞程先にある
部屋まで辿り着く
最善策を
導き出さなければ
ならないな
しごく 面倒な事
この上無い限り
だけども
まぁ 先ずは
務めて冷静になる為に
冷製した
オレンジピールの
シフォンでも
口に運びながら
口直しにミントの
効いたハーブティー
片手に ゆらゆらして
丸めて皺苦茶に
変わり果てて
屑籠に落っことした
色でも奇麗に
塗るとでもするか…
そこから先は
先走る程
成り行き任せに
放り投げて
隔てられた風景を
覗き見出来るか
何故だか二度も
遭遇した
赤ん坊を抱いた
知らない あの人に
尋ねてみよう
時計台の下で
茜射すアスファルトに
粘り付く
切なげな重苦しさを
接続して捨てて行く
点滅する信号を
渡る人の残像
意味無く振り返り
ぽつん と鳴る
ただ 忽然とした
胸を湿らせる
佇みに
何とは無しに
掌が温度を上げる
去る日の思い出に
また来る日は在ると
自嘲気味に
問い掛けてみて
ふとして漏れた
含み笑いに
戸惑い ながらも
独り 黄昏れを
擦り抜けながら歩く
肌に迫る ひやりと
睫毛に迫る じわりが
余りにも
似合い過ぎるから
自転する速度よりも
ほんの少し早足で
雑踏を掻き分け
腕を伸ばしてみたい
何する訳でも無く
約束も 宛も無く…
さりとて
自ら望んで
希望の無い
夢を描く
秋の夕暮れ時
家路を辿る
道すがらに…
粘り付く
切なげな重苦しさを
接続して捨てて行く
点滅する信号を
渡る人の残像
意味無く振り返り
ぽつん と鳴る
ただ 忽然とした
胸を湿らせる
佇みに
何とは無しに
掌が温度を上げる
去る日の思い出に
また来る日は在ると
自嘲気味に
問い掛けてみて
ふとして漏れた
含み笑いに
戸惑い ながらも
独り 黄昏れを
擦り抜けながら歩く
肌に迫る ひやりと
睫毛に迫る じわりが
余りにも
似合い過ぎるから
自転する速度よりも
ほんの少し早足で
雑踏を掻き分け
腕を伸ばしてみたい
何する訳でも無く
約束も 宛も無く…
さりとて
自ら望んで
希望の無い
夢を描く
秋の夕暮れ時
家路を辿る
道すがらに…