時計台の下で
茜射すアスファルトに
粘り付く
切なげな重苦しさを
接続して捨てて行く
点滅する信号を
渡る人の残像
意味無く振り返り
ぽつん と鳴る
ただ 忽然とした
胸を湿らせる
佇みに
何とは無しに
掌が温度を上げる
去る日の思い出に
また来る日は在ると
自嘲気味に
問い掛けてみて
ふとして漏れた
含み笑いに
戸惑いながらも
独り 黄昏れを
擦り抜けながら歩く
肌に迫る ひやりと
睫毛に迫る じわりが
余りにも
似合い過ぎるから
自転する速度よりも
ほんの少し早足で
雑踏を掻き分け
腕 を伸ばしてみたい
何する訳でも無く
約束も 宛も無く…
さりとて
自ら望んで
希望の無い
夢を描く
秋の夕暮れ時
家路を辿る
道すがらに…
粘り付く
切なげな重苦しさを
接続して捨てて行く
点滅する信号を
渡る人の残像
意味無く振り返り
ぽつん と鳴る
ただ 忽然とした
胸を湿らせる
佇みに
何とは無しに
掌が温度を上げる
去る日の思い出に
また来る日は在ると
自嘲気味に
問い掛けてみて
ふとして漏れた
含み笑いに
戸惑いながらも
独り 黄昏れを
擦り抜けながら歩く
肌に迫る ひやりと
睫毛に迫る じわりが
余りにも
似合い過ぎるから
自転する速度よりも
ほんの少し早足で
雑踏を掻き分け
腕 を伸ばしてみたい
何する訳でも無く
約束も 宛も無く…
さりとて
自ら望んで
希望の無い
夢を描く
秋の夕暮れ時
家路を辿る
道すがらに…