SIFFON | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

SIFFON

だらしなく
無駄に手間暇と
時間を持て余してる
昼下がり

グレイのテーブルに
書き掛けで
放置気味
忘れていた落書きの
汚れた紙と色鉛筆が
恨めしそうに
転がっている

ソファーに
首筋と退屈を
預けながら
さて 今日は
これから どうしよう
かと
現在進行形で思案中

取りあえずは
火照った頭を
冷蔵庫に突っ込んで

100㎞程先にある
部屋まで辿り着く
最善策を
導き出さなければ
ならないな

しごく 面倒な事
この上無い限り
だけども

まぁ 先ずは
務めて冷静になる為に
冷製した
オレンジピールの
シフォンでも
口に運びながら

口直しにミントの
効いたハーブティー
片手に ゆらゆらして

丸めて皺苦茶に
変わり果てて
屑籠に落っことした
色でも奇麗に
塗るとでもするか…

そこから先は
先走る程
成り行き任せに
放り投げて

隔てられた風景を
覗き見出来るか
何故だか二度も
遭遇した

赤ん坊を抱いた
知らない あの人に
尋ねてみよう